DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

現代、4年ぶりに総年俸、1人当たりの平均年俸8球団最高に

韓国野球委員会(KBO)は、今年の各球団の年俸に関する統計を発表し、選手1人当たりの年俸が約9070万ウォン(約820万円)で現代が4年ぶりに8球団中最高となった。現代は年俸7億4000万ウォン(約6720万円)のプロスポーツ界史上最高年俸となったチョン・ミンテや、野手最高年俸となる6億ウォン(約5450万円)のシム・ジョンスなどを抱え、昨年の年俸が6億3000万ウォンだったイ・スンヨプや、同じく3億8000万ウォンだったマ・ヘヨンなどの高給取りが2人とも移籍したサムソンの約8372万ウォン(約760万円)を抜いた。
昨年3年ぶり3度目の韓国シリーズ制覇を成し遂げた現代は年俸総額43億5350万ウォン(約4億円)となり、年俸の昨年比引き上げ率は1人当たり32.3%(約2212万ウォン=約200万円)を記録し8球団最高を記録した。なお、年俸1億ウォン以上の選手は11人と8球団中4位であり、1位はサムソンの16人、2位はSKの13人、3位はキアの12人となった。
なお、8球団中総年俸が最も低いのはトゥサンの25億7300万ウォン(約2億3400万円)であり、1人当たりの年俸が最も低いのはロッテの5615万ウォン(約5100万円)となった。外国人選手を除く8球団全選手の平均年俸は7129万ウォン(約650万円)であり、昨年の6550万ウォンから8.8%の上昇を記録した。年俸1億ウォン(約910万円)以上の選手は昨年比17人増加の82人となり、年俸3億ウォン(約2720万円)以上の選手も3人増の14人となった。