ロッテジャイアンツは、2020年シーズンの新外国人選手としてダン・ストレイリー投手(31)と契約金30万ドル、年俸50万ドルの総額80万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右腕ダン・ストレイリーは2009年にMLB(メジャーリーグベースボール)・オークランドアスレチックスと契約、2012年にアスレチックスで初めてメジャーリーグに昇格した。2013年には10勝を記録するも、2014年シーズン途中の7月にトレードでシカゴカブスに移籍した。2015年はヒューストンアストロズと契約するも未勝利に終わり、2016年はシンシナティレッズで自己最多のシーズン14勝を記録した。2017年よりトレードでマイアミマーリンズに移籍し、10勝を記録した。
2019年シーズンはボルティモアオリオールズと契約し14試合に登板、2勝4敗、防御率9.82の成績だった。その後オリオールズ、フィラデルフィアフィリーズ傘下のAAA級マイナーリーグで合計12試合に登板、5勝4敗、防御率3.76の成績だった。メジャーリーグ8年間の通算成績は156試合に登板、44勝40敗、防御率4.56。マイナーリーグ9年間の通算成績は159試合に登板、62勝49敗、防御率3.91。
なお、これにより2015年から5年間ロッテと契約していた外国人選手ブルックス・ラリー投手(31)とは外国人選手枠の関係で再契約しないことになった。2019年シーズンの成績は30試合に登板、5勝14敗、防御率3.88で、チームが最下位に低迷した影響でリーグ最多敗戦を記録した。韓国での通算5年間の成績は152試合に登板、48勝53敗、防御率4.13。これでロッテはすでに契約を終えたエイドリアン・サンプソン投手、ディクソン・マチャド内野手、今回契約したダン・ストレイリー投手と2020年シーズン当初の外国人選手3名の枠はすべて新外国人選手となった。
(12月14日時点の為替レート:10万ドルが1093万6000円。)
(文責:ふるりん)