DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.10) 結果

7位キア4連勝

 

SK 2-0 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)サンチェス 15勝3敗  (セーブ)ハ・ジェフン 5勝3敗28S  (敗)ケリー 10勝11敗

 SKは1回表にLGの先発ケリーから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を先制し、先発サンチェスは6回裏まで無失点に抑えた。SKの2番手ソ・ジニョンも7回裏を無失点に抑えた。SKは8回表にLGの2番手キム・デヒョンからチャンスを作ると、代わった3番手ソン・ウンボムから途中出場の5番キム・ガンミンの犠牲フライで1点を追加した。

 SKの3番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。LGの4番手の大卒新人カン・ジョンヒョンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、首位SKが完封リレーで勝利した。サンチェスは15勝目。4位LGでは先発ケリーが6回を1失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

トゥサン 2-10 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)イ・スンホ 6勝4敗  (敗)イ・ヨンハ 10勝4敗

  キウムは2回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから7番イム・ビョンウクの犠牲フライなどで2点を先制し、3回裏に5番ソ・ゴンチャンの犠牲フライと6番パク・トンウォンのタイムリーで2点、4回裏に1番イ・ジョンフのタイムリーで1点を追加しイ・ヨンハをノックアウトした。さらにこの回代わったトゥサンの2番手チェ・ウォンジュンから3番サンズのタイムリー、4番パク・ピョンホの犠牲フライでさらに2点を追加した。トゥサンは6回表にキウムの先発イ・スンホから5番キム・ジェファンの犠牲フライ、7番パク・セヒョクのタイムリーで2点を返した。

  キウムは7回裏にトゥサンの3番手ユン・ミョンジュンから6番パク・トンウォンのタイムリー、代わった4番手クォン・ヒョクからイ・ジョンフのタイムリーで計2点を追加し、2番手ユン・ヨンサムは8回表まで無失点に抑えた。2位キウムは8回裏にトゥサンの5番手ペ・ヨンスから代打キム・ギュミンのタイムリーで1点を追加し、3番手ヤン・ヒョンは9回表に相手の反撃を断ち勝利した。6回を2失点に抑えたイ・スンホは6勝目。キウム打線ではイ・ジョンフが4安打2打点と活躍。3位トゥサンでは先発イ・ヨンハが4回途中7失点で降板した。

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4安打2打点と活躍したキウムのイ・ジョンフ(http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=201908102121271424&ext=na より)。

 

  

ロッテ 4-7 NC  (昌原

(勝)ク・チャンモ 8勝5敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗25S  (敗)ラリー 5勝9敗

本塁打)ロッテ : ウィルソン 6号

  NCは2回裏にロッテの先発ラリーから7番キム・チャンヒョンの内野ゴロの間に1点を先制し、8番チ・ソックンと1番イ・サンホのタイムリーで3点を追加した。NCは3回裏に4番パク・ソンミンと5番モ・チャンミンのタイムリーで3点を追加した。ロッテは5回表にNCの先発ク・チャンモから5番ウィルソンの本塁打で1点を返し、2番手チョ・ムグンは8回裏まで追加点を与えなかった。

 ロッテは9回表にNCの2番手キム・ヨンギュからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チヌから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)とウィルソンのタイムリーで3点を返した。だが4番手ウォン・ジョンヒョンは相手の反撃を断ち5位NCが勝利した。8回を1失点に抑えたク・チャンモは8勝目。9位ロッテでは先発ラリーが6回7失点で降板した。

  

 

ハンファ 4-5 KT  (水原

(勝)チョン・ソンゴン 3勝3敗8S  (セーブ)イ・デウン 3勝2敗12S  (敗)アン・ヨンミョン 4勝6敗

本塁打)KT : カン・ベッコ 9,10号  ハンファ : イ・ソンヨル 21号

 ハンファは3回表にKTの先発キム・ミンスから1番チョン・ウヌォンと3番ホイングのタイムリーで3点を先制した。KTは4回裏にハンファの先発サーポルドから3番カン・ベッコの本塁打で1点、5回裏に1番キム・ミンヒョクのタイムリーで1点を返した。ハンファは6回表に5番イ・ソンヨルの2試合連続本塁打で1点を追加した。KTの2番手チョン・ソンゴンは7回表に追加点を与えなかった。

 KTは7回裏にハンファの2番手イ・テヤンからチャンスを作ると、代わった3番手アン・ヨンミョンからカン・ベッコのこの試合2本目となる本塁打で5-4と逆転した。KTは8回表から3番手チュ・グォン、4番手キム・ジェユンと継投策をとった。ハンファの4番手シン・ジョンナクは追加点を与えなかった。5番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は相手の反撃を断ち、6位KTが勝利し3連敗から脱出した。KT打線ではカン・ベッコが3安打2本塁打4打点と活躍。先発サーポルドが6回を2失点に抑えるも最下位ハンファは3連敗。

 

 

キア 7-2 サムソン  (大邱

(勝)ヤン・ヒョンジョン 13勝8敗   (敗)ユン・ソンファン 7勝7敗

本塁打)キア : イ・チャンジン 4号  サムソン : キム・ホンゴン 5号、パク・ケェボム 1号

 サムソンは1回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから2番キム・ホンゴンの本塁打で1点を先制した。キアは2回表にサムソンの先発ユン・ソンファンから6番アン・チホンの犠牲フライで1-1の同点に追いつき、3回表に3番タッカーのタイムリーで2-1と逆転した。キアは4回表には8番ハン・スンテクのタイムリーで1点、6回表にもハン・スンテクのタイムリーで1点を追加し、ユン・ソンファンをノックアウトした。さらにこの回代わったサムソンの2番手チョン・イヌクから2番キム・ソンビンのタイムリーでもう1点を追加した。

 キアの2番手パク・チュンピョは7回裏を無失点に抑えた。キアは8回表にサムソンの3番手クォン・オジュンから9番イ・チャンジンの本塁打で2点を追加した。サムソンは8回裏にキアの3番手ハ・ジュニョンから9番パク・ケェボムの本塁打で1点を返し、4番手キム・デウは9回表に追加点を与えなかった。4番手チョン・サンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、7位キアが勝利し4連勝となった。6回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは13勝目。先発ユン・ソンファンが6回途中5失点で降板した8位サムソンは4連敗。

 
【レギュラーシーズン 順位表】
(8月10日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    109  72  36  1  .667

2.キウム   110  66  44  0  .600

3.トゥサン  108  63  45  0  .583

4.LG    107  58  48  1  .547

5.NC    106  52  53  1  .495

6.KT       109    52  56     1    .481

7.キア    106  47  58  1  .448

8.サムソン  106  44  61  1  .419    

9.ロッテ   106  40  64  2  .385

10.ハンファ  107  39  68  0     .364

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(8.9) 結果

7位キア3連勝

 

SK 4-5 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)オ・ジュウォン 2勝2敗14S  (敗)ハ・ジェフン 5勝3敗27S

 キウムは4回裏にSKの先発ソーサから8番イム・ビョンウクのタイムリー、1番ソ・ゴンチャンの犠牲フライで3点を先制した。SKは5回表にキウムの先発チェ・ウォンテから3番チェ・ジョンのタイムリーなどで2点を返すと、6回表にキウムの2番手チョ・サンウから代打キム・ガンミンの2点タイムリーで4-3と逆転した。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回裏を無失点に抑えた。

 SKの3番手ソ・ジニョンは7回裏から登板した。キウムの3番手ハン・ヒョンヒィは8回表まで追加点を与えなかった。キウムは8回裏にSKの4番手キム・テフンから4番パク・ピョンホのタイムリーで4-4の同点に追いつき、4番手オ・ジュウォンは9回表を無失点に抑えた。2位キウムは9回裏にSKの5番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)から9番キム・ヘェソンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。首位SKは同点の場面で抑えのハ・ジェフンを登板させるも流れは変わらなかった。

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キウムは9回裏のキム・ヘェソンのタイムリーでサヨナラ勝ち(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=311&aid=0001030779 より)。

 

 

KT 1-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ユ・ヒィグァン 7勝7敗  (セーブ)イ・ヒョンボム 6勝2敗12S  (敗)クエバス 9勝7敗

 KTは5回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから4番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは5回裏にKTの先発クエバスから1番パク・コヌの2点タイムリーで2-1と逆転し、7回表途中から2番手キム・スンフェが登板した。トゥサンは7回裏にパク・コヌの犠牲フライで1点を追加した。

 KTの2番手チョン・ユスは8回裏に追加点を与えなかった。3番手イ・ヒョンボムは9回表に相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたユ・ヒィグァンは7勝目。トゥサン打線ではパク・コヌが3打点と活躍。先発クエバスが7回を3失点に抑えるも6位KTは3連敗。

 

  

LG 5-2 NC  (昌原

(勝)コ・ウソク 7勝2敗21S  (セーブ)ムン・グァンウン 1勝1S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗24S

本塁打)NC : キム・ソンウク 3号

 LGは1回表にNCの先発チェ・ソンヨンから4番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番イ・チョヌンのタイムリーで1点を追加した。NCは6回裏にLGの先発イム・チャンギュから8番キム・ソンウクの本塁打で1点を返したが、代わった2番手チン・ヘスは無失点に抑えた。NCは2番手ペ・ジェファン、3番手カン・ユングと継投策をとった。LGの3番手キム・デヒョンは7回裏を無失点に抑えた。NCの4番手キム・ゴンテは8回表に追加点を与えず、LGの4番手ソン・ウンボムは8回裏を無失点に抑えた。

 5番手イム・チャンミンは9回表に追加点を与えず、NCは9回裏にLGの5番手コ・ウソクから3番パク・ミヌのタイムリーで2-2の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。4位LGは10回表にNCの6番手ウォン・ジョンヒョンから5番ユ・ガンナム、6番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)のタイムリー、相手のエラーで3点を勝ち越し、6番手ムン・グァンウンが10回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ムン・グァンウンはSK在籍時の2017年6月以来のセーブ。5位NCは9回裏に同点とする粘りを見せつけるも延長戦に余力を残せなかった。

  

  

ロッテ 6-3 サムソン  (大邱

(勝)パク・セウン 2勝2敗  (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗6S  (敗)ウォン・テイン 4勝6敗

本塁打)ロッテ : チョン・ジュヌ 19号

 ロッテは2回表にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから5番ウィルソンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは2回裏にロッテの先発パク・セウンから2番パク・ヘミンの内野ゴロの間に1点を返した。ロッテは5回表に3番チョン・ジュヌの本塁打で1点、6回表に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の走者一掃となるタイムリーで3点を追加し、ウォン・テインをノックアウトした。

 サムソンは6回裏にロッテの2番手パク・チンヒョンから相手の暴投、4番イ・ウォンソクの犠牲フライで2点を返し、2番手チェ・チュンヨンは7回表まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手イム・ヒョンジュンも8回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手パク・シヨンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手チェ・ジグァンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ソン・スンナクは9回裏に相手の反撃を断ち、9位ロッテが勝利した。5回を1失点に抑えたパク・セウンは2勝目。先発ウォン・テインが6回途中6失点で降板した8位サムソンは3連敗。

 

 

ハンファ 4-10 キア  (光州

(勝)ハ・ジュニョン 6勝2敗   (敗)チャン・ミンジェ 6勝6敗

本塁打)ハンファ : イ・ソンヨル 20号、チ・ソンジュン 2号

 ハンファは4回表にキアの先発イム・ギヨンから4番イ・ソンヨルの本塁打で1点を先制した。キアは5回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから1番パク・チャンホと2番キム・ソンビンのタイムリーで2-1と逆転し、2番手ハ・ジュニョンは6回表途中まで無失点に抑えた。キアは6回裏にハンファの2番手パク・サンウォンから相手のエラー、8番キム・ミンシクへの押し出しの死球、9番イ・チャンジンへの押し出しの四球、パク・チャンホのタイムリー、代わった3番手キム・ボムスから3番タッカーのタイムリーで計6点を追加した。

 キアの3番手パク・チュンピョは7回表まで無失点に抑えた。ハンファは8回表にキアの4番手イム・ギジュンから代打ユ・ジャンヒョクのタイムリー、代わった5番手ホン・ゴンヒィから5番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2点を返した。キアは8回裏にハンファの4番手ユン・ホスルからタッカーのタイムリー、代わった5番手パク・チュホンから5番ユン・ミンサンのタイムリーで計2点を追加した。

 ハンファは9回表に8番チ・ソンジュンの本塁打で1点を返したが、7位キアが勝利し3連勝となった。キア打線ではタッカーが3安打3打点、4番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。最下位ハンファでは先発チャン・ミンジェが6回途中5失点で降板した。


【レギュラーシーズン 順位表】
(8月9日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    108  71  36  1  .664

2.キウム   109  65  44  0  .596

3.トゥサン  107  63  44  0  .589

4.LG    106  58  47  1  .552

5.NC    105  51  53  1  .490

6.KT       108    51  56     1    .477

7.キア    105  46  58  1  .442

8.サムソン  105  44  60  1  .423

9.ロッテ   105  40  63  2  .388

10.ハンファ  106  39  67  0     .368

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(8.8) 結果

キア単独7位浮上

 

SK 6-1 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)キム・グァンヒョン 14勝3敗  (敗)ブリガム 8勝4敗

 SKは1回表にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から2番ハン・ドンミンのタイムリーで1点を先制した。キウムは5回裏にSKの先発キム・グァンヒョンから相手のエラーで1-1の同点に追いついた。SKは6回表に相手の暴投、7番チョン・ウィユンのタイムリーで3点を勝ち越し、8回表にキウムの2番手キム・ドンジュンからチョン・ウィユンのタイムリーで1点を勝ち越した。

 SKは9回表にキウムの3番手ユン・ヨンサムから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を追加した。2番手チョン・ヨンイルは9回裏に相手の反撃を断ち、首位SKが勝利した。8回を1失点に抑えたキム・グァンヒョンは14勝目。SK打線ではチョン・ウィユンが3打点、チェ・ジョンが3安打1打点と活躍。2位キウムでは先発ブリガムが6回4失点で降板した。

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14勝目をあげたSKのキム・グァンヒョン(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=311&aid=0001030282 より)。 

 

 

KT 2-7 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)フランコフ 5勝6敗  (敗)ペ・ジェソン 4勝9敗

本塁打)トゥサン : オ・ジェイル 14号、パク・コヌ 8号

 トゥサンは1回裏にKTの先発ペ・ジェソンから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制した。KTは4回表にトゥサンの先発フランコフから5番ロハスのタイムリーで1-1の同点に追いついた。トゥサンは4回裏に3番オ・ジェイルの2試合連続本塁打で1点を勝ち越すと、5回裏にパク・コヌとオ・ジェイルのタイムリーで4点を追加し、2番手ハム・トクチュは7回表まで無失点に抑えた。トゥサンは7回裏にKTの2番手イ・ジョンヒョンからパク・コヌの本塁打で1点を追加した。

 KTは8回表にトゥサンの3番手チェ・ウォンジュンから途中出場のKTの2番手カン・ミングクのタイムリーで1点を返した。トゥサンの4番手クォン・ヒョクは無失点に抑えた。KTの3番手キム・デユは8回裏に追加点を与えなかった。5番手ユン・ミョンジュンが相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。5回を1失点に抑えたフランコフは5勝目。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打1本塁打3打点、オ・ジェイルが1本塁打3打点と活躍。6位KTでは先発ペ・ジェソンが6回6失点で降板した。KT打線では9番シム・ウジュンが3安打と活躍。

 

 

LG 2-13 NC  (昌原

(勝)ルチンスキー 6勝7敗  (敗)イ・ウチャン 5勝2敗

本塁打)LG : オ・ジファン 7号  NC : スモリンスキー 2号

 NCは1回裏にLGの先発イ・ウチャンから3番の新外国人スモリンスキーの内野ゴロの間に1点を先制し、2回裏に5番モ・チャンミンのタイムリーなどで3点、3回裏に1番パク・ミヌへの押し出しの四球、相手のエラーなどで3点を追加した。LGは5回表にNCの先発ルチンスキーから2番オ・ジファンの本塁打で2点を返した。NCは7回裏にLGの2番手ヨ・ゴヌクからモ・チャンミンのタイムリー、代わった3番手の高卒新人イ・ソンヨンから6番クォン・ヒィドンのタイムリーで計3点を追加した。

 2番手キム・ヨンギュは8回表を無失点に抑え、NCは8回裏にスモリンスキーの本塁打で3点を追加した。3番手ホン・ソンムは相手の反撃を断ち、5位NCが勝利した。7回を2失点に抑えたルチンスキーは6勝目。NC打線ではスモリンスキーが1本塁打4打点、モ・チャンミンが4打点と活躍。4位LGでは先発イ・ウチャンが3回途中7失点で降板した。LG打線では1番イ・チョヌンが3安打と活躍。

 

  

ロッテ 8-0 サムソン  (大邱

(勝)ソ・ジュヌォン 3勝6敗  (敗)チェ・チェフン 4勝3敗

本塁打)ロッテ : チョン・フン 2号

 ロッテは1回表にサムソンの先発チェ・チェフンから1番チョン・フンの先頭打者本塁打で1点を先制し、4回表に6番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を追加した。さらに5回表に2番ソン・アソプ、3番チョン・ジュヌ、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで3点を追加しチェ・チェフンをノックアウトすると、代わったサムソンの2番手キム・スンヒョンから7番キム・ドンフンのタイムリーや相手のエラーでさらに3点を追加した。ロッテの先発の高卒新人ソ・ジュヌォンは6回裏まで無失点に抑えた。

 サムソンの3番手キム・デウは7回表まで追加点を与えなかった。サムソンの4番手チョン・イヌクも8回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手キム・ゴングクは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンの5番手クォン・オジュンは9回表を無失点に抑えた。3番手チン・ミョンホは9回裏に相手の反撃を断ち、9位ロッテが完封リレーで勝利した。ソ・ジュヌォンは3勝目。ロッテ打線ではソン・アソプが3安打1打点と活躍。先発チェ・チェフンが5回途中6失点で降板し、打線も沈黙したサムソンは8位に後退。

 

 

ハンファ 2-5 キア  (光州

(勝)コ・ヨンチャン 1勝3敗1S  (セーブ)ムン・ギョンチャン 1勝1敗15S  (敗)イ・テヤン 1勝5敗

 キアは2回裏にハンファの先発の高卒新人キム・イファンから7番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回表にキアの先発ターナーから1番チョン・ジュヌォン、2番チャン・ジンヒョクのタイムリーで2-1と逆転した。キアの2番手イム・ギジュンは6回表、ハンファの2番手アン・ヨンミョンは6回裏から登板した。キアの3番手コ・ヨンチャンは8回表まで追加点を与えなかった。

 キアは8回裏にハンファの3番手イ・テヤンから2番キム・ソンビンの犠牲フライで2-2の同点に追いつくと、代わった4番手キム・ギョンテから3番タッカーのタイムリーで3-2と逆転し、5番手シン・ジョンナクから6番アン・チホンとキム・ジュチャンのタイムリーで2点を追加した。4番手ムン・ギョンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、キアが勝利し単独7位に浮上した。コ・ヨンチャンはプロ7年目にして初勝利。キア打線ではキム・ジュチャンが3安打2打点と活躍。最下位ハンファでは5回を1失点に抑えたキム・イファンを打線が十分に援護できなかった。

【レギュラーシーズン 順位表】
(8月8日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    107  71  35  1  .670

2.キウム   108  64  44  0  .593

3.トゥサン  106  62  44  0  .585

4.LG    105  57  47  1  .548

5.NC    104  51  52  1  .495

6.KT       107    51  55     1    .481

7.キア    104  45  58  1  .437

8.サムソン  104  44  59  1  .427

9.ロッテ   104  39  63  2  .382

10.ハンファ  105  39  66  0     .371

 

(文責 : ふるりん

新外国人選手ベン・ライブリー投手と契約 デック・マクガイヤをウェーバー公示

 サムソンは8月8日、2019年シーズンの新外国人選手としてベン・ライブリー投手(27)と移籍料含めて総額32万5000ドルで契約した。

 アメリカ合衆国出身の右腕ベン・ライブリーは2013年にMLB(メジャーリーグベースボール)・シンシナティレッズと契約し、その後フィラデルフィアフィリーズへ移籍し2017年にフィリーズで初めてメジャーリーグに昇格し4勝を記録した。2018年シーズン途中にカンザスシティロイヤルズに移籍した。2019年シーズンはロイヤルズで1試合のみ登板し、ほかにはロイヤルズ傘下、アリゾナダイヤモンドバックス傘下のAAA級マイナーリーグで合計24試合に登板、6勝2敗、防御率4.48の成績だった。メジャーリーグでの通算3年間の成績は26試合に登板、4勝10敗、防御率4.80。マイナーリーグでの通算7年間の成績は146試合に登板、55勝32敗3セーブ、防御率3.15。

 なお、ベン・ライブリー投手との契約により、2019年シーズンの外国時選手として契約していたデック・マクガイヤ投手(30)はウェーバー公示された。韓国1年目のマクガイヤは4月21日のハンファ戦で韓国初勝利をノーヒットノーランで飾ったものの、思うように勝ち星を積み重ねられず、7月後半からは調子を落としてしまい、8月1日のロッテ戦で3回途中7失点で降板したのが韓国最後の登板となった。2019年シーズンの成績は21試合に登板、4勝8敗、防御率5.05。

 8月7日時点で7位と下位に低迷するサムソンにとっては、2015年以来となるポストシーズン進出(レギュラーシーズン5位以上)に向けてベン・ライブリーとの契約が大きな補強となる。

 

(8月8日時点での為替レート:10万ドルが1059万2000円。)

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(8.7) 結果

NC5位浮上

 

KT 2-5 SK  (仁川)

(勝)ムン・スンウォン 7勝5敗  (セーブ)ハ・ジェフン 5勝2敗27S  (敗)キム・ミン 6勝9敗

本塁打)KT : ロハス 18号 

 KTは2回表にSKの先発ムン・スンウォンから5番ロハスのタイムリーで1点を先制した。SKは2回裏にKTの先発キム・ミンから9番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、1番ノ・スグァン、2番ハン・ドンミンのタイムリーで4-1と逆転した。KTは4回表にロハスの2試合連続本塁打で1点を返した。SKは5回裏に7番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を追加した。

 SKの2番手ソ・ジニョンは7回表、3番手キム・テフンは8回表を無失点に抑えた。KTの2番手イ・ジョンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回表に相手の反撃を断ち、首位SKが勝利した。6回を2失点に抑えたムン・スンウォンは7勝目。先発キム・ミンは7回5失点で降板したKTは6位に後退。

 

 

キウム 15-4 ロッテ  (蔚山

(勝)キム・ソンギ 3勝  (敗)ダイクソーン 4勝7敗

本塁打)キウム : キム・ハソン 15号、パク・ピョンホ 20号  ロッテ : ソン・アソプ 8号

 キウムは1回表にロッテの先発ダイクソーンから2番キム・ハソンの本塁打で1点を先制し、3回表に1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点、5回表に3番イ・ジョンフの犠牲フライ、4番パク・ピョンホの本塁打で2点、6回表にキム・ハソンのタイムリーで2点を追加しダイクソーンをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手チョ・ムグンからイ・ジョンフのタイムリーで3点を追加した。ロッテは6回裏にキウムの先発キム・ソンギから2番ソン・アソプの本塁打で1点を返した。

 キウムは7回表に8番キム・ヘェソンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは7回裏に7番の高卒新人コ・スンミンの犠牲フライで1点を返した。キウムは8回表にロッテの3番手チャン・テスンからイ・ジョンフのタイムリー、相手の暴投などで3点を追加した。ロッテは8回裏にキウムの2番手キム・ソンミンから途中出場の5番チョン・フンのタイムリーで2点を返した。

 2位キウムは9回表にロッテの4番手チョン・ソンジョンから代打イ・ジヨンとキム・ハソンのタイムリーなどで4点を追加し、3番手ユン・ヨンサムは9回裏に相手の反撃を断ち勝利し3連敗から脱出した。7回を2失点に抑えたキム・ソンギは3勝目。キウム打線ではキム・ハソンが3安打1本塁打5打点、イ・ジョンフが3安打5打点、キム・ヘェソンが3安打1打点と活躍。9位ロッテでは先発ダイクソーンが6回途中8失点など投手陣が失点を重ねた。

 

 

ハンファ 7-5 トゥサン  (ソウル・蚕室

(勝)パク・サンウォン 1勝4敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝2敗14S   (敗)イ・ヒョンボム 1勝4敗16S

本塁打)ハンファ : イ・ソンヨル 19号  トゥサン : オ・ジェイル 13号

 トゥサンは3回裏にハンファの先発チャド・ベルから2番チョン・スビンのタイムリー、3番パク・コヌの犠牲フライ、4番オ・ジェイルの本塁打で3点を先制した。ハンファは5回表にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから2番カン・ギョンハクの内野ゴロの間に1点を返すと、3番ホイングのタイムリーで1点差とした。トゥサンは6回裏に9番オ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加しチャド・ベルをノックアウトした。ハンファの2番手イ・テヤンは追加点を与えなかった。

 2番手キム・スンフェは7回表に追加点を与えず、トゥサンは7回裏にハンファの3番手シン・ジョンナク、4番手キム・ボムスからチャンスを作ると、代わった5番手パク・サンウォンから7番パク・セヒョクのタイムリーで1点を追加した。ハンファは8回表にトゥサンの3番手イ・ヒョンボムから5番イ・ソンヨルの本塁打で5-5の同点に追いつき、代わった4番手パク・チグクから9番オ・ソンジンへの押し出しの死球、1番チョン・ウヌォンの犠牲フライで2点を勝ち越し逆転した。

 トゥサンの5番手ハム・トクチュは9回表に追加点を与えなかった。6番手チョン・ウラムは9回裏に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが逆転勝ちした。ハンファ打線ではホイングが3安打1打点、8番チェ・ジェフンが3安打と活躍。3位トゥサンでは先発イ・ヨンチャンが6回を2失点に抑えるもリリーフが崩れてしまった。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打1本塁打1打点と活躍。

 

 

LG 5-10 キア  (光州

(勝)キム・ギフン 2勝2敗  (敗)リュ・ジェグク 2敗

 LGは1回表にキアの先発の高卒新人キム・ギフンから4番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)のタイムリーや相手のエラーなどで4点を先制し、2回表に2番イ・ヒョンジョンの犠牲フライで1点を追加した。キアは2回裏にLGの先発リュ・ジェグクから6番アン・チホンのタイムリー、8番キム・ミンシクの犠牲フライで2点を返した。キアは5回裏に2番キム・ソンビン、3番タッカー、5番ユ・ミンサンのタイムリーで5点を奪い7-5と逆転し、リュ・ジェグクをノックアウトした。

 キアの2番手パク・チュンピョは6回表を無失点に抑えた。LGの2番手キム・デヒョンは6回裏まで追加点を与えなかった。3番手ハ・ジュニョンは7回表を無失点に抑え、キアは7回裏にLGの3番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった4番手ソン・ウンボムから7番キム・ジュチャンのタイムリーで2点を追加した。4番手チョン・サンヒョンは8回表を無失点に抑え、キアは8回裏にLGの5番手ヨ・ゴヌクからチャンスを作ると、代わった6番手の高卒新人イ・ソンヨンから途中出場の2番ファン・ユンホのタイムリーで1点を追加した。

 5番手ムン・ギョンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、キアが勝利しサムソンと同率7位に並んだ。5回を5失点に抑えたキム・ギフンは2勝目。4位LGでは先発リュ・ジェグクが5回途中7失点で降板した。 

 

 

サムソン 1-2 NC  (昌原

(勝)カン・ユング 2勝1敗  (敗)チェ・ジグァン 3勝7敗2S

本塁打)NC : パク・ソンミン 17号、チョン・ボムモ 2号 

  サムソンは4回表にNCの先発イ・ジェハクから1番キム・サンスの内野ゴロの間に1点を先制した。NCは4回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから4番パク・ソンミンの本塁打で1-1の同点に追いつき、2番手パク・チヌは6回表途中から7回表まで無失点に抑えた。NCの4番手キム・ゴンテも8回表を無失点に抑え、9回表から5番手イム・チャンミンが登板した。

 サムソンの2番手チャン・ピルジュンは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長に突入した。NCの5番手ウォン・ジョンヒョンは10回表まで無失点、6番手ペ・ジェファンは11回表を無失点に抑えた。サムソンの3番手ウ・ギュミンは11回裏まで無失点に抑えた。7番手カン・ユングは12回表を無失点に抑え、NCは12回裏にサムソンの4番手チェ・ジグァンから途中出場の9番チョン・ボムモの本塁打でサヨナラ勝ちし5位に浮上した。敗れたサムソンはキアと同率7位に並ばれた。

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延長12回裏、NCのチョン・ボムモの本塁打で決着(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=410&aid=0000612171 より)。



 

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(8月7日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    106  70  35  1  .667

2.キウム   107  64  43  0  .598

3.トゥサン  105  61  44  0  .581

4.LG    104  57  46  1  .553

5.NC    103  50  52  1  .490

6.KT       106    51  54     1    .486

7.キア    103  44  58  1  .431

7.サムソン  103  44  58  1  .431

9.ロッテ   103  38  63  2  .376

10.ハンファ  104  39  65  0     .375

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(8.6) 結果

5位KT3連勝

 

 キウム-ロッテ(蔚山)、サムソン-NC(昌原)は雨天中止。

 

KT 3-0 SK  (仁川)

(勝)アルカンタラ 10勝8敗  (セーブ)イ・デウン 3勝2敗11S  (敗)パク・チョンフン 7勝6敗

本塁打)KT : ロハス 17号  

 KTは4回表にSKの先発パク・チョンフンから8番チャン・ソンウのタイムリーで1点を先制した。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回表に追加点を与えなかった。KTの先発アルカンタラは6回裏途中まで無失点に抑えた。SKの3番手パク・ミンホは7回表に追加点を与えなかった。KTの2番手キム・ジェユンは7回裏まで無失点に抑えた。KTは8回表にSKの4番手キム・テフンから5番ロハス本塁打で2点を追加した。

 SKの5番手パク・ヒィスは追加点を与えなかった。KTの3番手チュ・グォンは8回裏を無失点に抑えた。SKの6番手キム・ジュハンは9回表に追加点を与えなかった。4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回裏に相手の反撃を断ち、5位KTが完封リレーで勝利し3連勝となった。アルカンタラは韓国1年目でシーズン10勝を達成。首位SKは先発パク・チョンフンが5回を1失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

ハンファ 3-8 トゥサン  (ソウル・蚕室

(勝)リンドブロム 17勝1敗   (敗)イム・ジュンソプ 1勝1敗

本塁打)トゥサン : パク・セヒョク 2号

 トゥサンは2回裏にハンファの先発イム・ジュンソプから相手のエラーで1点を先制し、5回裏に7番ホ・ギョンミンのタイムリーと8番パク・セヒョクの本塁打で3点を追加しイム・ジュンソプをノックアウトした。ハンファの2番手アン・ヨンミョンは追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にハンファの3番手キム・ボムスから3番オ・ジェイルの犠牲フライで1点を追加し、先発リンドブロムは7回表まで無失点に抑えた。トゥサンは7回裏にハンファの4番手キム・ジョンスから1番パク・コヌのタイムリー、代わった5番手パク・チュホンから2番チョン・スビンの内野ゴロの間に計2点を追加した。

 トゥサンの2番手キム・スンフェは8回表を無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは9回表にトゥサンの3番手クォン・ヒョクから途中出場の6番カン・ギョンハクのタイムリー、代わった4番手パク・チグクから途中出場の8番チ・ソックンのタイムリーで計3点を返したが、3位トゥサンが勝利した。リンドブロムは最多勝争いトップの17勝目。トゥサン打線ではホ・ギョンミンが4安打2打点、パク・セヒョクが3安打1本塁打2打点と活躍。最下位ハンファでは先発イム・ジュンソプが4回途中4失点で降板した。ハンファ打線では7番チャン・ジンヒョクが3安打と活躍。

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4回裏の本塁打など3安打を記録したトゥサンのパク・セヒョク(http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=201908062129249318&ext=na より)。

 

 

LG 17-4 キア  (光州

(勝)チャ・ウチャン 8勝7敗  (敗)ウィーランド 7勝7敗

本塁打)LG : チェ・ウンソン 7号

 LGは1回表にキアの先発ウィーランド(元横浜DeNA)から3番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を先制し、キアは1回裏にLGの先発チャ・ウチャンから3番タッカーのタイムリーで1点を返した。LGは2回表にキム・ヒョンス、4番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)のタイムリーで3点を追加した。キアは2回裏に1番パク・チャンホのタイムリーで1点を返した。LGは3回表に3番チョン・ジュヒョンへの押し出しの四球で1点を追加しウィーランドをノックアウトすると、代わったキアの2番手イ・ジュニョンから1番イ・チョヌンのタイムリー、2番オ・ジファンの犠牲フライ、キム・ヒョンスのタイムリーなどでさらに5点を追加した。

 LGは5回表に5番チェ・ウンソンの本塁打で3点を追加した。キアの3番手イム・ギジュンは7回表に追加点を与えなかった。LGの2番手ムン・グァンウンは7回裏まで無失点に抑えた。キアの4番手コ・ヨンチャンは8回表に追加点を与えなかった。3番手ヨ・ゴヌクは8回裏を無失点に抑え、LGは9回表にキアの5番手ホン・ゴンヒィから途中出場の7番ユン・ジンホのタイムリーで3点を追加した。

 キアは9回裏にLGの4番手の高卒新人イ・ソンヨンから途中出場の3番ユ・ジェシンのタイムリーなどで2点を返したが、4位LGが勝利した。5回を2失点に抑えたチャ・ウチャンは8勝目で、個人通算100勝を達成。LG打線ではキム・ヒョンスが3安打5打点、チェ・ウンソンが3安打1本塁打3打点、イ・チョヌンが3安打1打点と活躍。8位キアでは先発ウィーランドが3回途中9失点で降板した。

  

【レギュラーシーズン 順位表】
(8月6日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    105  69  35  1  .663

2.キウム   106  63  43  0  .594

3.トゥサン  104  61  43  0  .587

4.LG    103  57  45  1  .559

5.KT       105    51  53     1    .490

6.NC    102  49  52  1  .485

7.サムソン  102  44  57  1  .436

8.キア    102  43  58  1  .426

9.ロッテ   102  38  62  2  .380

10.ハンファ  103  38  65  0     .369

 

(文責 : ふるりん

オ・スンファン(元阪神)、2013年以来のサムソン復帰

 サムソンは8月6日、オ・スンファン投手(37)と年俸6億ウォンで2019年シーズンの残り試合での契約を結んだ。2013年以来のサムソン復帰となる。

 右腕オ・スンファンは大学卒業後、2005年にサムソンへ入団し新人の年からリリーフとして活躍、韓国シリーズ優勝に貢献した。翌2006年はプロ野球記録のシーズン47セーブで韓国シリーズ2連覇に貢献、2008年まで3年連続最多セーブの個人タイトルを受賞した。2009年以降はひじの故障で成績が悪化するも、2011年には再び47セーブで最多セーブを記録しサムソンの韓国シリーズ優勝に貢献した。2012年にも自身5回目の最多セーブを記録し、2013年までにプロ野球史上最多の個人通算277セーブを記録した。

 2013年シーズン終了後、球団との合意で国外へ進出することにし、2014年から2015年まで日本プロ野球阪神と契約し2年連続セントラルリーグ最多セーブを記録した。2016年からMLB(メジャーリーグベースボール)・セントルイスカーディナルスと契約し、中継ぎ、抑えともにこなせるリリーフとして同年は76試合に登板した。2018年からトロントブルージェイズに移籍し、シーズン途中の7月にコロラドロッキーズへ移籍した。2019年シーズンはロッキーズで21試合に登板するも3勝1敗、防御率9.33と成績は悪化し、7月26日にFA(フリーエージェント)となっていた。メジャーリーグでの4年間の通算成績は232試合に登板、16勝13敗42セー45ホールド、防御率3.31。韓国でのプロ9年間の通算成績は444試合に登板、28勝13敗277セーブ11ホールド、防御率1.69。

 野球韓国代表としては2006 WBCワールドベースボールクラシック)、2008年北京オリンピック、2009 WBC、2013 WBC、2017 WBCなどの国際大会に出場している。

 なおオ・スンファンはひじの手術を受けるため当分の間はリハビリに努めることになる。また2015年にほかのサムソンの選手たちとマカオでの不法賭博に関与した件で、韓国プロ野球に復帰する際はレギュラーシーズンの半分(2019年では72試合)の出場停止処分を受けているため、2019年シーズンの登板はなく、リハビリを終えて2020年シーズン開幕後の4月以降にサムソンでの復帰後初登板を果たすとみられる。背番号は2013年までつけていた21に決まった。

 

(8月6日時点での為替レート:1億ウォンが877万5700円。)

 

(文責:ふるりん