DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.9) 結果

7位キア3連勝

 

SK 4-5 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)オ・ジュウォン 2勝2敗14S  (敗)ハ・ジェフン 5勝3敗27S

 キウムは4回裏にSKの先発ソーサから8番イム・ビョンウクのタイムリー、1番ソ・ゴンチャンの犠牲フライで3点を先制した。SKは5回表にキウムの先発チェ・ウォンテから3番チェ・ジョンのタイムリーなどで2点を返すと、6回表にキウムの2番手チョ・サンウから代打キム・ガンミンの2点タイムリーで4-3と逆転した。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回裏を無失点に抑えた。

 SKの3番手ソ・ジニョンは7回裏から登板した。キウムの3番手ハン・ヒョンヒィは8回表まで追加点を与えなかった。キウムは8回裏にSKの4番手キム・テフンから4番パク・ピョンホのタイムリーで4-4の同点に追いつき、4番手オ・ジュウォンは9回表を無失点に抑えた。2位キウムは9回裏にSKの5番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)から9番キム・ヘェソンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。首位SKは同点の場面で抑えのハ・ジェフンを登板させるも流れは変わらなかった。

f:id:takefumif:20190810013615j:plain

キウムは9回裏のキム・ヘェソンのタイムリーでサヨナラ勝ち(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=311&aid=0001030779 より)。

 

 

KT 1-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ユ・ヒィグァン 7勝7敗  (セーブ)イ・ヒョンボム 6勝2敗12S  (敗)クエバス 9勝7敗

 KTは5回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから4番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは5回裏にKTの先発クエバスから1番パク・コヌの2点タイムリーで2-1と逆転し、7回表途中から2番手キム・スンフェが登板した。トゥサンは7回裏にパク・コヌの犠牲フライで1点を追加した。

 KTの2番手チョン・ユスは8回裏に追加点を与えなかった。3番手イ・ヒョンボムは9回表に相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたユ・ヒィグァンは7勝目。トゥサン打線ではパク・コヌが3打点と活躍。先発クエバスが7回を3失点に抑えるも6位KTは3連敗。

 

  

LG 5-2 NC  (昌原

(勝)コ・ウソク 7勝2敗21S  (セーブ)ムン・グァンウン 1勝1S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗24S

本塁打)NC : キム・ソンウク 3号

 LGは1回表にNCの先発チェ・ソンヨンから4番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番イ・チョヌンのタイムリーで1点を追加した。NCは6回裏にLGの先発イム・チャンギュから8番キム・ソンウクの本塁打で1点を返したが、代わった2番手チン・ヘスは無失点に抑えた。NCは2番手ペ・ジェファン、3番手カン・ユングと継投策をとった。LGの3番手キム・デヒョンは7回裏を無失点に抑えた。NCの4番手キム・ゴンテは8回表に追加点を与えず、LGの4番手ソン・ウンボムは8回裏を無失点に抑えた。

 5番手イム・チャンミンは9回表に追加点を与えず、NCは9回裏にLGの5番手コ・ウソクから3番パク・ミヌのタイムリーで2-2の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。4位LGは10回表にNCの6番手ウォン・ジョンヒョンから5番ユ・ガンナム、6番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)のタイムリー、相手のエラーで3点を勝ち越し、6番手ムン・グァンウンが10回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ムン・グァンウンはSK在籍時の2017年6月以来のセーブ。5位NCは9回裏に同点とする粘りを見せつけるも延長戦に余力を残せなかった。

  

  

ロッテ 6-3 サムソン  (大邱

(勝)パク・セウン 2勝2敗  (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗6S  (敗)ウォン・テイン 4勝6敗

本塁打)ロッテ : チョン・ジュヌ 19号

 ロッテは2回表にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから5番ウィルソンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは2回裏にロッテの先発パク・セウンから2番パク・ヘミンの内野ゴロの間に1点を返した。ロッテは5回表に3番チョン・ジュヌの本塁打で1点、6回表に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の走者一掃となるタイムリーで3点を追加し、ウォン・テインをノックアウトした。

 サムソンは6回裏にロッテの2番手パク・チンヒョンから相手の暴投、4番イ・ウォンソクの犠牲フライで2点を返し、2番手チェ・チュンヨンは7回表まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手イム・ヒョンジュンも8回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手パク・シヨンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手チェ・ジグァンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ソン・スンナクは9回裏に相手の反撃を断ち、9位ロッテが勝利した。5回を1失点に抑えたパク・セウンは2勝目。先発ウォン・テインが6回途中6失点で降板した8位サムソンは3連敗。

 

 

ハンファ 4-10 キア  (光州

(勝)ハ・ジュニョン 6勝2敗   (敗)チャン・ミンジェ 6勝6敗

本塁打)ハンファ : イ・ソンヨル 20号、チ・ソンジュン 2号

 ハンファは4回表にキアの先発イム・ギヨンから4番イ・ソンヨルの本塁打で1点を先制した。キアは5回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから1番パク・チャンホと2番キム・ソンビンのタイムリーで2-1と逆転し、2番手ハ・ジュニョンは6回表途中まで無失点に抑えた。キアは6回裏にハンファの2番手パク・サンウォンから相手のエラー、8番キム・ミンシクへの押し出しの死球、9番イ・チャンジンへの押し出しの四球、パク・チャンホのタイムリー、代わった3番手キム・ボムスから3番タッカーのタイムリーで計6点を追加した。

 キアの3番手パク・チュンピョは7回表まで無失点に抑えた。ハンファは8回表にキアの4番手イム・ギジュンから代打ユ・ジャンヒョクのタイムリー、代わった5番手ホン・ゴンヒィから5番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2点を返した。キアは8回裏にハンファの4番手ユン・ホスルからタッカーのタイムリー、代わった5番手パク・チュホンから5番ユン・ミンサンのタイムリーで計2点を追加した。

 ハンファは9回表に8番チ・ソンジュンの本塁打で1点を返したが、7位キアが勝利し3連勝となった。キア打線ではタッカーが3安打3打点、4番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。最下位ハンファでは先発チャン・ミンジェが6回途中5失点で降板した。


【レギュラーシーズン 順位表】
(8月9日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    108  71  36  1  .664

2.キウム   109  65  44  0  .596

3.トゥサン  107  63  44  0  .589

4.LG    106  58  47  1  .552

5.NC    105  51  53  1  .490

6.KT       108    51  56     1    .477

7.キア    105  46  58  1  .442

8.サムソン  105  44  60  1  .423

9.ロッテ   105  40  63  2  .388

10.ハンファ  106  39  67  0     .368

 

(文責 : ふるりん