DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2024 WBSCプレミア12:オープニングラウンドB 初戦の台湾戦に敗れる

2024 WBSCプレミア12 オープニングラウンドB 

 

韓国 3-6 台湾 (台湾・台北ドーム

(勝) 張奕  (セーブ)呉俊偉  (敗)コ・ヨンピョ

本塁打) 韓国 : ナ・スンヨプ  台湾 : 陳晨威、陳傑憲

 

 3回目の開催となった野球の国際大会、WBSCプレミア12に出場する韓国代表は11月13日、オープニングラウンド初戦で開催地の台湾代表と対戦した。

 

 台湾代表は1回裏、韓国代表の先発コ・ヨンピョ(KT)から3番陳傑憲が四球で出るが無得点だった。韓国代表は2回表に台湾代表の先発林昱珉からユン・ドンヒィ(ロッテ)が相手のエラーで出るが、5番パク・トンウォンが併殺に倒れた。台湾代表は2回裏、内野安打や四球で満塁のチャンスを作ると、 1番陳晨威の満塁本塁打で4点を先制、さらに陳傑憲の本塁打で2点を追加した。韓国代表は4回表、1番ホン・チャンギ(LG)が四球で出ると、3番キム・ドヨン(キア)と5番パク・トンウォンのタイムリーで2点を勝ち越した。

 韓国代表は5回表に9番キム・ジュウォン(NC)が死球で出るが、代わった台湾代表の2番手 張奕から得点できなかった。台湾代表は5回裏にキアの2番手チェ・ジミン(キア)から4番林安可が死球を受けるも、代わった韓国代表の3番手クァク・トギュ(キア)は追加点を与えなかった。韓国代表は6回表にキム・ドヨンが四球で出るも、代わった台湾代表の3番手荘昕諺から得点できなかった。台湾代表は6回裏に韓国代表の4番手キム・ソヒョン(ハンファ)から6番潘傑楷がヒットで出るも7番林家正は併殺打に倒れるなど無得点だった。

 韓国代表は7回表に台湾代表の4番手陳冠偉から代打ナ・スンヨプ(ロッテ)の本塁打で1点を返した。台湾代表は7回裏に韓国代表の5番手ユ・ヨンチャンから陳傑憲がヒットで出るが無得点だった。台湾代表の5番手陳冠宇は8回表を無失点に抑えた。台湾代表は8回裏に韓国代表の6番手チョ・ビョンヒョン(SSG)から林家正がヒットで出るが無得点だった。台湾代表の6番手 呉俊偉は9回表を無失点に抑え、台湾代表が勝利した。

 韓国代表では先発コ・ヨンピョが2回6失点で降板、打線の反撃も及ばずオープニングラウンド初戦で開催地台湾の圧力に押し切られた。韓国代表は11月14日、オープニングラウンド2戦目としてキューバ代表と対戦する。

 

(文責 ; ふるりん