DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  予選ラウンド初戦、台湾に1点差で敗れる

台湾 1−2 韓国  (ゲロラ・ブン・カルノ)

(勝)呉昇峰  (敗)ヤン・ヒョンジョン
本塁打) 台湾 : 林加佑  韓国 : キム・ジェファン


 大会3連覇を狙い、選手全員24名がプロ選手から構成された野球韓国代表は26日、ジャカルタパレンバンアジア競技大会の予選ラウンド初戦で台湾と対戦した。


 韓国の先発はヤン・ヒョンジョン(キア)であったが、1回表に台湾の3番姜建銘が3塁打で先制点のチャンスを作られると、4番林加佑に本塁打を打たれ2点を先制された。韓国は1回裏に台湾の先発呉昇峰から先頭の1番イ・ジョンフ(ネクセン)が四球で出塁したが後続が断たれた。2回裏にも6番ヤン・ウィジ(トゥサン)、8番ファン・ジェギュン(KT)が四死球で出塁したが無得点に終わった。ヤン・ヒョンジョンは2回表以降は追加点を与えず、韓国は4回裏に5番キム・ジェファン(トゥサン)の本塁打で1点を返した。
 韓国は5回裏にイ・ジョンフが2塁打で同点のチャンスを作ったが、ここも無得点に終わった。韓国は6回裏に先頭の4番パク・ピョンホ(ネクセン)がヒットで出塁すると、台湾は2番手王政浩を登板させた。するとキム・ジェファンがライナーで併殺に終わりチャンスがついえてしまった。韓国は7回表から2番手チェ・チュンヨン(サムソン)を登板させた。台湾は8回表に7番陳瑞慕がヒットで出塁すると、韓国は3番手チョン・ウラム(ハンファ)、4番手パク・チグクの継投で追加点を防いだ。
 韓国の5番手ハム・トクチュ(トゥサン)も9回表に追加点を与えなかった。韓国は9回裏にキム・ジェファンがヒットで出塁すると、ここで台湾は3番手王宗豪を登板させた。韓国は代打イ・ジェウォン(SK)が三振したが代走パク・ヘミンが盗塁へ2塁まで進んだ。しかし後続が断たれ、韓国はあと1点が遠く予選リーグ初戦で敗れてしまった。韓国代表は先発ヤン・ヒョンジョンが6回2失点と先発の役割を果たし、リリーフ陣も無失点だったが、打線が3番キム・ヒョンス、6番以下が無安打と打線につながりを欠いた。


 韓国代表は現地時間27日18時半(韓国時間20時半)より予選ラウンドの2試合目として開催国インドネシアとゲロラ・ブン・カルノ野球場で対戦する。
 

(文責 : ふるりん