台湾 1−2 韓国 (ゲロラ・ブン・カルノ)
(勝)呉昇峰 (敗)ヤン・ヒョンジョン
(本塁打) 台湾 : 林加佑 韓国 : キム・ジェファン
大会3連覇を狙い、選手全員24名がプロ選手から構成された野球韓国代表は26日、ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会の予選ラウンド初戦で台湾と対戦した。
韓国の先発はヤン・ヒョンジョン(キア)であったが、1回表に台湾の3番姜建銘が3塁打で先制点のチャンスを作られると、4番林加佑に本塁打を打たれ2点を先制された。韓国は1回裏に台湾の先発呉昇峰から先頭の1番イ・ジョンフ(ネクセン)が四球で出塁したが後続が断たれた。2回裏にも6番ヤン・ウィジ(トゥサン)、8番ファン・ジェギュン(KT)が四死球で出塁したが無得点に終わった。ヤン・ヒョンジョンは2回表以降は追加点を与えず、韓国は4回裏に5番キム・ジェファン(トゥサン)の本塁打で1点を返した。
韓国は5回裏にイ・ジョンフが2塁打で同点のチャンスを作ったが、ここも無得点に終わった。韓国は6回裏に先頭の4番パク・ピョンホ(ネクセン)がヒットで出塁すると、台湾は2番手王政浩を登板させた。するとキム・ジェファンがライナーで併殺に終わりチャンスがついえてしまった。韓国は7回表から2番手チェ・チュンヨン(サムソン)を登板させた。台湾は8回表に7番陳瑞慕がヒットで出塁すると、韓国は3番手チョン・ウラム(ハンファ)、4番手パク・チグクの継投で追加点を防いだ。
韓国の5番手ハム・トクチュ(トゥサン)も9回表に追加点を与えなかった。韓国は9回裏にキム・ジェファンがヒットで出塁すると、ここで台湾は3番手王宗豪を登板させた。韓国は代打イ・ジェウォン(SK)が三振したが代走パク・ヘミンが盗塁へ2塁まで進んだ。しかし後続が断たれ、韓国はあと1点が遠く予選リーグ初戦で敗れてしまった。韓国代表は先発ヤン・ヒョンジョンが6回2失点と先発の役割を果たし、リリーフ陣も無失点だったが、打線が3番キム・ヒョンス、6番以下が無安打と打線につながりを欠いた。
韓国代表は現地時間27日18時半(韓国時間20時半)より予選ラウンドの2試合目として開催国インドネシアとゲロラ・ブン・カルノ野球場で対戦する。
(文責 : ふるりん)