DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 台湾代表に勝利し決勝進出

台湾 1−6 韓国  (日本・東京ドーム)

(勝)ウォン・テイン  (敗)王彦程

本塁打) 台湾 : 劉基

 

 これまで1勝1敗の成績だったアジアプロ野球チャンピオンシップ 2023に出場の韓国代表は11月18日、決勝進出をかけて台湾代表と対戦した。

 

 韓国代表は1回裏に台湾代表の先発王彦程から1番キム・ヘェソン(キウム)と2番キム・ドヨン(キア)が連続の四球でチャンスを作ると、4番ノ・シファン(ハンファ)のタイムリーで1点を先制した。台湾代表は2回表に韓国代表の先発ウォン・テイン(サムソン)から4番劉基鴻の二塁打でチャンスを作るが無得点だった。韓国代表は2回裏に7番キム・ジュウォン(NC)がヒットで出て相手のエラーで進塁すると、キム・ヘェソンとキム・ドヨンのタイムリーで2点を追加し王彦程をノックアウトした。そして代わった台湾代表の2番手江国豪から3番ユン・ドンヒィ(ロッテ)が四球で出ると、5番キム・ヒィジプ(キウム)のタイムリーで2点を追加し5-0とした。台湾代表は3回表に一塁手ノ・シファンのエラーでチャンスを作るが無得点に終わった。

韓国代表の先発ウォン・テイン(サムソン)

1回裏、ノ・シファン(ハンファ)のタイムリーで1点を先制

韓国代表の三塁手キム・ドヨン(キア)

韓国代表の1番打者キム・ヘェソン(キウム)

 韓国代表は3回裏にキム・ジュウォンの二塁打でチャンスを作るが無得点だった。台湾代表は4回表に劉基鴻の本塁打で1点を返し、5番岳政華の二塁打でチャンスを作るが生かせなかった。韓国代表は4回裏にノ・シファンが四球で出るが無得点だった。韓国代表は5回裏に6番キム・ヒョンジュン(NC)が二塁打でチャンスを作り、キム・ジュウォンのタイムリーで1点を追加した。ここで代わった台湾代表の3番手王志煊から8番パク・スンギュ(尚武・元サムソン)が四球で出るが追加点は奪えなかった。台湾代表は6回表に韓国代表の2番手キム・ヨンギュ(NC)から2番邱智呈がヒットで出るが無得点だった。

 韓国代表は6回裏に台湾代表の4番手李子強からユン・ドンヒィの二塁打、キム・ヒィジプへの死球でチャンスを作るが追加点を奪えなかった。台湾代表は7回表に韓国代表の3番手チェ・スンヨン(トゥサン)から7番林靖凱が四球で出るが、代打辛元旭が併殺打に倒れ無得点だった。台湾代表は8回表に韓国代表の4番手チェ・ジミン(キア)から1番郭天信のヒット、邱智呈への四球でチャンスを作るが無得点だった。韓国代表は8回裏に台湾代表の5番手曽峻岳からキム・ドヨンへの四球、ユン・ドンヒィのヒットでチャンスを作るが追加点を奪えなかった。

韓国代表の5番打者キム・ヒィジプ(キウム)

韓国代表の9番打者チェ・ジフン(SSG)

韓国代表の7番キム・ジュウォン(NC)は3安打1打点

韓国代表の4番手チェ・ジミン(キア)

韓国代表の5番手チョン・ヘヨン(キア)

 韓国代表の5番手チョン・ヘヨン(キア)は9回表を無失点に抑え、韓国代表が勝利し2勝目をあげ、11月19日18時から決勝で日本代表と対戦することになった。先発ウォン・テインは5回を1失点に抑え、打線ではキム・ジュウォンが3安打1打点と活躍。

 

 

(文責 : ふるりん