DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.15) 結果

NC単独3位に浮上
 

トゥサン 2-5 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)イム・チャンギュ 14勝3敗  (セーブ)キム・ジンソン 5勝1敗4S  (敗)キム・ドンジュ 3勝6敗

本塁打) トゥサン : ロハス 19号

 トゥサンは1回表にLGの先発イム・チャンギュから7番パク・チュニョンのタイムリーで1点を先制した。LGは4回裏にトゥサンの先発キム・ドンジュから代打ムン・ソンジュの走者一掃となる3点タイムリーで逆転しキム・ドンジュをノックアウトし、代わったトゥサンの2番手パク・チグクから1番パク・ヘミンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの3番手イ・ビョンホンは6回裏途中で4番手パク・シンジに交代した。LGの2番手ペク・スンヒョンは7回表途中で3番手チョン・ウヨンに交代した。トゥサンは8回表にLGの4番手ユ・ヨンチャンから3番ロハス本塁打で1点を返した。

 LGの5番手キム・ジンソンは9回表を無失点に抑え、LGがレギュラーシーズン最終戦で勝利した。6回途中まで1失点に抑えたイム・チャンギュは14勝目。なお、試合終了後にはLGのレギュラーシーズン優勝のトロフィー授与式が行われた。LGは11月7日(予定)からの韓国シリーズに進出し、プレーオフ勝者(KT-準プレーオフ勝者)と対戦し1994年以来29年ぶり3度目の優勝を目指す。先発キム・ドンジュが4回途中4失点で降板したトゥサンは連勝が3で止まり5位に後退した。

LGにレギュラーシーズン優勝のトロフィーが授与される https://sports.news.naver.com/news?oid=108&aid=0003188177

 

 

サムソン 3-5 NC  (昌原)

(勝)イ・ジェハク 5勝5敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 4勝4敗29S  (敗)ウォン・テイン 7勝7敗

本塁打) サムソン : ピレラ 16号  NC : キム・ヒョンジュン 6号

 サムソンは2回表にNCの先発ソン・ミョンギから4番ピレラ(元広島)の本塁打で1点を先制した。NCは2回裏にサムソンの先発ウォン・テインから8番キム・ヒョンジュン本塁打で2-1と逆転した。サムソンは3回表に相手の暴投で2-2の同点に追いついた。NCは3回裏に5番クォン・ヒィドンのタイムリーで3-2と勝ち越した。NCの2番手イ・ジェハクは5回表途中で3番手キム・ヨンギュに交代した。NCは6回裏にサムソンの2番手イ・ジェイクから1番パク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。サムソンの3番手ホン・ジョンウは7回裏まで追加点を与えなかった。NCの3番手リュ・ジヌクは8回表途中で4番手イム・ジョンウに交代した。

 NCは8回裏にサムソンの4番手キム・テフンから途中出場の3番パク・セヒョクへの押し出しの四球で1点を追加した。サムソンの5番手チェ・ジグァンは追加点を与えなかった。サムソンは9回表にNCの5番手イ・ヨンチャンからピレラのタイムリーで1点を返したが、NCが勝利し単独3位に浮上した。NC打線では3番パク・ミヌが3安打と活躍。8位サムソンでは先発ウォン・テインが5回3失点で降板した。サムソンは一時期最下位に低迷、2年連続でポストシーズン進出に失敗し2023年シーズンを終え、パク・チンマン監督は就任1年目に結果を残すことができなかった。

 

 

ロッテ 4-7 ハンファ  (大田)

(勝)チュ・ヒョンサン 2勝2敗  (セーブ)キム・ボムス 5勝5敗1S  (敗)ナ・ギュナン 6勝8敗

本塁打) ロッテ : イ・ハクチュ 3号  ハンファ : ムン・ヒョンビン 5号

 ロッテは2回表にハンファの先発イ・テヤンから8番イ・ハクチュの本塁打で2点を先制した。ハンファは2回裏にロッテの先発ナ・ギュナンから7番の高卒新人ムン・ヒョンビン本塁打で2-2の同点に追いついた。ハンファの2番手チュ・ヒョンサンは6回表を無失点に抑えた。ハンファは6回裏に6番イ・ジニョンの内野ゴロの間に1点を勝ち越すと、ムン・ヒョンビンと8番パク・サンオンのタイムリーで3点を追加しナ・ギュナンをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手チェ・ジュニョンから1番チェ・インホのタイムリーで1点を追加した。ハンファの3番手チャン・シファンは7回表を無失点に抑えた。

 ロッテの3番手の大卒新人ソク・サンホは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファの4番手チョン・ウラムは8回表を無失点に抑えた。ロッテの4番手キム・ドギュは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテは9回表にハンファの5番手パク・サンウォンから5番イ・ジョンフンのタイムリーなどで2点を返したが、9位ハンファが勝利した。ハンファ打線ではムン・ヒョンビンが1本塁打3打点と活躍。先発ナ・ギュナンが6回途中7失点で降板した7位ロッテは3連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月15日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

.LG    144  86    56  2  .606

2.KT    144  79    62  3  .560

3.NC    142  75  65  2  .536

4.SSG   142  74  65  3  .532

5.トゥサン  142  74    66  2     .529

6.キア    142  71  69  2  .507

.ロッテ   143  67  76  0  .469

8.サムソン  144  61     82     1    .427

9.ハンファ  143    58     79  6     .423

10.キウム   144    58   83    3  .411

 

(文責 : ふるりん