DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.1) 結果

7位ロッテ4連勝

 

LG 7-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ジガン 2勝3敗  (セーブ)ペク・スンヒョン 1勝3S  (敗)アルカンタラ 13勝7敗

本塁打) LG : オースティン 22号、オ・ジファン 8号  トゥサン : ヤン・ウィジ 15号

 LGは2回表にトゥサンの先発アルカンタラ(元阪神)から6番パク・トンウォンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回裏にLGの先発イ・ジガンから相手の守備の隙を突いた走塁で1-1の同点に追いついた。LGは4回表に7番ムン・ソンジュのタイムリーで2-1と勝ち越した。トゥサンは5回裏に相手のエラーなどで3-2と逆転した。LGは6回表に7番ムン・ソンジュ、代打キム・ミンソンのタイムリー、1番ホン・チャンギの犠牲フライで5-3と逆転した。LGは7回表に4番オースティン、5番オ・ジファンの2者連続本塁打で2点を追加しアルカンタラをノックアウトした。

 トゥサンの2番手イ・ヨンハは追加点を与えなかった。LGの2番手ユ・ヨンチャンは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンの3番手イ・ビョンホンは8回表途中で4番手パク・シンジに交代した。トゥサンは8回裏にLGの3番手キム・ジンソンから4番ヤン・ウィジの本塁打で1点を返した。LGの4番手ペク・スンヒョンは9回裏を無失点に抑え、首位LGが勝利し3連敗から脱出した。6回を3失点に抑えたイ・ジガンは2勝目。LG打線ではムン・ソンジュが3安打2打点、オ・ジファンが3安打1本塁打1打点と活躍。4位トゥサンでは先発アルカンタラが7回途中7失点で降板した。

ムン・ソンジュ(LG)は3安打2打点 https://sports.chosun.com/baseball/2023-10-01/202310010100004670000478?t=n1

 

 

キウム 3-6 KT  (水原)

(勝)クエバス 11勝  (セーブ)キム・ジェユン 4勝4敗30S  (敗)イ・ミョンジョン 5勝5敗

本塁打) キウム : イェ・ジヌォン 1号  KT : パク・ピョンホ 17号

 KTは2回裏にキウムの先発イ・ミョンジョンから8番キム・サンスのタイムリーで1点を先制し、3回裏に4番パク・ピョンホの本塁打で3点を追加した。KTは4回裏にキウムの2番手チョ・ヨンゴンから3番アルフォードのタイムリーで1点を追加した。キウムは5回表にKTの先発クエバスから6番イェ・ジヌォンの本塁打、1番パク・ソジョンのタイムリーで2点を返した。KTは6回裏にキウムの3番手ムン・ソンヒョンからアルフォードのタイムリーで1点を追加した。

 キウムの4番手ハ・ヨンミンは7回裏に追加点を与えなかった。キウムは8回表にKTの2番手キム・ジェユンから4番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を返した。キウムの5番手の高卒新人オ・サンウォンは8回裏に追加点を与えなかった。キム・ジェユンは9回表を無失点に抑え、2位KTが勝利した。8回途中まで3失点に抑えたクエバスは11勝目。最下位キウムでは先発イ・ミョンジョンが4回途中5失点で降板した。

 

 

NC 3-4 ハンファ  (大田)

(勝)イ・ミヌ 2勝  (セーブ)パク・サンウォン 5勝3敗16S  (敗)イム・ジョンホ 4勝3敗

本塁打) NC : パク・ミヌ 2号

 ハンファは1回裏にNCの先発フェディから2番の高卒新人ムン・ヒョンビンのタイムリー、4番ウィリアムスの犠牲フライで2点を先制し、2回裏に相手のエラーで1点を追加した。NCは3回表にハンファの先発イ・テヤンから3番パク・コヌの犠牲フライ、相手の暴投で2点を返した。NCは5回表に2番パク・ミヌの本塁打で3-3の同点に追いついた。ハンファの2番手イ・ミヌは7回表を無失点に抑えた。

 ハンファは7回裏にNCの2番手イム・ジョンホからムン・ヒョンビンのタイムリーで1点を勝ち越した。ハンファの3番手チュ・ヒョンサンは8回表を無失点に抑えた。NCの4番手ハン・ジェスンと5番手ハ・ジュニョンは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの4番手パク・サンウォンは9回表を無失点に抑え、8位ハンファが勝利した。3位NCでは打線がつながらなかった。 

 

 

キア 5-6 SSG  (仁川)

(勝)イ・ロウン 6勝1敗  (敗)チョン・サンヒョン 3勝3敗1S

 キアは1回表にSSGの先発の高卒新人ソン・ヨンジンから4番ソクラテスのタイムリーで2点を先制した。SSGは1回裏にキアの先発の高卒新人ユン・ヨンチョルから3番ハン・ユソムのタイムリーで1点を返し、5番チェ・ジュファンと6番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)の内野ゴロの間に3-2と逆転した。キアは6回表にSSGの2番手コ・ヒョジュンからチャンスを作ると、代わったSSGの3番手チェ・ミンジュンから6番イ・ウソンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。SSGは6回裏にキアの2番手キム・デユからチャンスを作ると、代わったキアの3番手イム・ギヨンから9番キム・ミンシクの2点タイムリーで5-3と勝ち越した。

 キアの4番手ユン・ジュンヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。SSGの4番手ノ・ギョンウンは8回表を無失点に抑えた。キアの5番手イ・ジュニョンは8回裏途中で6番手チョン・ヘヨンに交代した。キアは9回表にSSGの5番手ソ・ジニョンから途中出場の8番キム・ギュソンのタイムリー、1番パク・チャンホの犠牲フライで5-5の同点に追いつき、試合はこのまま延長戦に突入した。SSGの6番手の高卒新人イ・ロウンは10回表を無失点に抑えた。5位SSGは10回裏にキアの7番手チョン・サンヒョンから4番エレディアのタイムリーでサヨナラ勝ちした。SSG打線ではハン・ユソムが3安打1打点と活躍。6位キアは9回表に追いつくも勝ち越せなかった。

 

 

サムソン 5-8 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ウィルカーソン 6勝2敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 5勝5敗29S  (敗)イ・ジェイク 1勝3敗

本塁打) サムソン : ピレラ 14号  ロッテ : ノ・シファン 4号

 ロッテは1回裏にサムソンの先発の高卒新人イ・ホソンから3番イ・ジョンフンの内野ゴロの間に1点を先制し、2回裏に8番ソン・ソンビンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは4回表にロッテの先発ウィルカーソン(元阪神)から相手の暴投、6番キム・ヒョンジュンのタイムリーで2-2の同点に追いつき、5回表に2番イ・ジェヒョンのタイムリーで3-2と逆転した。ロッテは6回裏にサムソンの2番手ホン・ジョンウから7番ノ・ジンヒョクの本塁打で3-3の同点に追いついた。ロッテは7回裏にサムソンの3番手イ・ジェイクからチャンスを作ると、代わったサムソンの4番手チェ・ジグァンから相手のエラー、5番チョン・フンの犠牲フライ、6番グッドラムのタイムリーで4点を勝ち越した。

 サムソンは8回表にロッテの2番手ク・スンミンから5番ピレラ(元広島)の本塁打で2点を返した。ロッテの3番手チェ・ジュニョンは無失点に抑えた。ロッテは8回裏にサムソンの5番手キム・テフンから2番ファン・ソンビンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの4番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、7位ロッテが勝利し4連勝となった。7回を3失点に抑えたウィルカーソンは6勝目。ロッテ打線ではファン・ソンビンが3安打1打点と活躍。9位サムソンではリリーフが機能しなかった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月1日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

.LG    134  81    51  2  .614

2.KT    135  74    58  3  .561

3.NC       131  70    59  2     .543

4.トゥサン  132  69  61  2  .531

.SSG   133  67  63  3  .515

6.キア    131  64  65  2  .496

.ロッテ   130  63  67  0  .485

8.ハンファ  133     54     73  6    .425

9.サムソン  133  56     76     1    .424

10.キウム   138    55   80    3  .407

 

(文責 : ふるりん