DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

サットン監督、健康上の理由で辞任  イ・ジョンウン監督代行が指揮

 ロッテジャイアンツは8月27日のKTウィズ戦終了後、ラリー・サットン監督(53)が健康上の理由で辞意を表明したと発表した。2023年シーズンの残り36試合、8月29日のハンファイーグルス戦からはイ・ジョンウン首席コーチ(57)が監督代行として指揮を執る。

 アメリカ合衆国出身のラリー・サットン監督はMLBで野手として252試合に出場し、2005年に外国人選手として現代ユニコーンス(2007年解散)と契約、同年に本塁打、打点の二冠王となった。2007年からキアタイガーズと契約するがシーズン途中の5月で自由契約となり現役を引退した。引退後は指導者に転身、MLB傘下のマイナーリーグのコーチなどを務め、2020年よりロッテの二軍監督となった。2021年5月、ホ・ムンフェ監督が成績不振で解任され、後任として一軍監督に就任した。2021年、2022年と2年連続8位で、2023年シーズンは8月27日まで7連敗、10チーム中7位と下位に低迷している。

 イ・ジョンウン監督代行は現役時代ロッテなどで外野手として活躍、引退後は指導者に転身し2015年にロッテの監督を1年間務めた。その後SKワイバーンス(現SSGランダース)のコーチなどを務め、2023年シーズンはロッテに首席コーチとして復帰していた。

 

(文責 : ふるりん