ロッテジャイアンツは8月27日のKTウィズ戦終了後、ラリー・サットン監督(53)が健康上の理由で辞意を表明したと発表した。2023年シーズンの残り36試合、8月29日のハンファイーグルス戦からはイ・ジョンウン首席コーチ(57)が監督代行として指揮を執る。
アメリカ合衆国出身のラリー・サットン監督はMLBで野手として252試合に出場し、2005年に外国人選手として現代ユニコーンス(2007年解散)と契約、同年に本塁打、打点の二冠王となった。2007年からキアタイガーズと契約するがシーズン途中の5月で自由契約となり現役を引退した。引退後は指導者に転身、MLB傘下のマイナーリーグのコーチなどを務め、2020年よりロッテの二軍監督となった。2021年5月、ホ・ムンフェ監督が成績不振で解任され、後任として一軍監督に就任した。2021年、2022年と2年連続8位で、2023年シーズンは8月27日まで7連敗、10チーム中7位と下位に低迷している。
イ・ジョンウン監督代行は現役時代ロッテなどで外野手として活躍、引退後は指導者に転身し2015年にロッテの監督を1年間務めた。その後SKワイバーンス(現SSGランダース)のコーチなどを務め、2023年シーズンはロッテに首席コーチとして復帰していた。
(文責 : ふるりん)