キアタイガーズは2022年シーズンからのキム・ジョングク新監督(48)の就任を発表した。契約期間は3年、契約金は3億ウォン、年俸2億5000万ウォンで契約した。
キム・ジョングク新監督は1994年広島アジア競技大会の韓国代表に選ばれ、大学卒業後の1996年にキアの前身に当たるヘテタイガーズへ入団、新人の年から2年連続の韓国シリーズ優勝に貢献した。2002年には50盗塁で盗塁王の個人タイトルを受賞、釜山アジア競技大会の韓国代表に選ばれ優勝に貢献した。2006 WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表にも選ばれるなど二塁手として高い評価を受けていた。2009年、キアの韓国シリーズ優勝に貢献するも2010年は一軍出場がなく、現役を引退し指導者に転身した。10年以上キアでコーチを務め、2021年は首席コーチだった。
2020年から初の外国人監督のマット・ウィリアムス監督が率いるも2021年は球団史上最低の9位(8球団制の時代は2度の最下位あり)に終わったキアタイガーズは、25年以上チームに関わり続けたキム・ジョングク監督のもと、4年ぶりのポストシーズン進出を目標に巻き返しを図ると思われる。
(文責 : ふるりん)