DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.27) 結果

LG3連勝で首位浮上  9位ハンファ5連勝

 

LG 14-0 SSG  (仁川)

(勝)イム・チャンギュ 6勝1敗  (敗)オ・ウォンソク 5勝5敗

本塁打) LG : オ・ジファン 1号、キム・ミンソン 3,4号

 LGは1回表に4番オースティンのタイムリー、5番オ・ジファンの本塁打で3点を先制し、3回表に3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点、5回表に9番キム・ミンソンの本塁打、オースティンと5番オ・ジファンのタイムリーで4点を追加した。LGは6回表にSSGの2番手イ・ギスンからキム・ミンソンの2打席連続本塁打で2点を追加した。LGの先発イム・チャンギュは6回裏まで無失点に抑えた。LGは7回表に途中出場の8番イ・ジェウォンの犠牲フライで1点を追加し、2番手キム・ジンソンは7回裏を無失点に抑えた。

 LGは8回表にSSGの3番手の高卒新人イ・ロウンから途中出場の5番ソン・ホヨンと途中出場の6番チョン・ジュヒョンのタイムリーで3点を追加した。LGの3番手ソン・ウンボムは8回裏、4番手オ・ソクチュは9回裏を無失点に抑え、LGが完封リレーで勝利し3連勝で首位に浮上した。イム・チャンギュは6勝目。LG打線ではオ・ジファンが3安打1本塁打4打点、キム・ミンソンが2本塁打3打点、1番ホン・チャンギと2番ムン・ソンジュが3安打と活躍。先発オ・ウォンソクが5回8失点で降板したSSGは打線が沈黙し2位に後退した。

 

 

NC 2-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)パク・チグク 3勝2S  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 2敗16S  (敗)リュ・ジヌク 2敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 11号

 トゥサンは2回裏にNCの先発シン・ミンヒョクから5番ヤン・ソックァンの2試合連続本塁打で1点を先制した。トゥサンの先発チェ・ウォンジュンは6回表まで無失点に抑えた。NCは7回表にトゥサンの2番手チョン・チョルォンから9番キム・ジュウォンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。トゥサンの3番手キム・ミョンシンと4番手パク・チグクは8回表を無失点に抑えた。

 トゥサンは8回裏にNCの2番手リュ・ジヌクから1番チョン・スビンと2番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を勝ち越した。NCの3番手イム・ジョンホは追加点を与えなかった。NCは9回表にトゥサンの4番手ホン・ゴンヒィからキム・ジュウォンのタイムリーで1点を返したが、5位トゥサンが勝利した。3位NCは5連敗。

トゥサンは8回裏にチョン・スビンのタイムリーなどで勝ち越し NCの2番手リュ・ジヌクは7回裏を無失点に抑えた。

 

 

サムソン 3-5 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ウォンジュン 4勝1敗13S  (敗)イ・スンヒョン(背番号54) 1勝4敗5S

本塁打) サムソン : イ・ジェヒョン 7号  ロッテ : レックス 3号、ユ・ガンナム 3号

 ロッテは1回裏にサムソンの先発ウォン・テインから4番レックスの本塁打で2点を先制した。ロッテの先発チョン・ソンジョンは4回表まで無失点に抑えた。ロッテの2番手シム・ジェミンは5回表を無失点に抑えた。サムソンは6回表にロッテの3番手チン・スンヒョン、代わったロッテの4番手ハン・ヒョンヒィからチャンスを作ると、さらに代わったロッテの5番手キム・ジヌクから5番オ・ジェイルのタイムリーで1点を返した。

 サムソンは7回表にロッテの6番手キム・サンスから9番イ・ジェヒョンの本塁打で3-2と逆転した。ロッテの7番手ク・スンミンは8回表、8番手キム・ウォンジュンは9回表に追加点を与えなかった。ロッテは9回裏にサムソンの2番手イ・スンヒョン(背番号54)から5番アン・チホンの内野ゴロの間に3-3の同点に追いつくと、6番ユ・ガンナムの本塁打で5-3とサヨナラ勝ちした。最下位サムソンでは先発ウォン・テインが8回を2失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。

 

 

キウム 8-1 キア  (光州)

(勝)チョン・チャンホン 2勝4敗  (敗)イ・ウィリ 6勝5敗

本塁打) キウム : キム・ヘェソン 5号

 キアは1回裏にキウムの先発チョン・チャンホンから3番イ・ウソンの内野ゴロの間に1点を先制した。キウムは3回表にキアの先発イ・ウィリから2番キム・ヘェソンの本塁打で3-1と逆転し、5回表にキアの2番手パク・チュンピョから5番イ・ヒョンジョン、6番ソン・ソンムン、7番イム・ジヨルのタイムリーで5点を追加した。

 キアの3番手キム・ギフンは7回表途中まで追加点を与えなかった。試合は7回表途中で雨により中断し、結局降雨コールドゲームとなり6位キウムが勝利した。6回を1失点に抑えたチョン・チャンホンは2勝目。8位キアでは先発イ・ウィリが5回途中6失点で降板した。

 

 

KT 1-4 ハンファ  (大田)

(勝)ペーニャ 6勝4敗  (セーブ)パク・サンウォン 3勝5S  (敗)コ・ヨンピョ 6勝4敗

 ハンファは2回裏にKTの先発コ・ヨンピョから7番キム・テヨンのタイムリーで1点を先制した。KTは3回表にハンファの先発ペーニャから2番キム・ミンヒョクの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。ハンファは5回裏に2番キム・インファンの2点タイムリーで3-1と勝ち越した。ハンファは7回裏にKTの2番手チュ・グォンから4番の新外国人ウィリアムスの韓国初打点となる押し出しの死球で1点を追加した。

 ハンファの2番手カン・ジェミンは8回表を無失点に抑えた。KTの3番手イ・サンドンは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの3番手パク・サンウォンは9回表を無失点に抑え、9位ハンファが勝利し2020年9月以来の5連勝となった。7回を1失点に抑えたペーニャは6勝目。7位KTでは先発コ・ヨンピョが6回3失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(6月27日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

.LG    72  44  26  2  .629

.SSG   70  43  26  1  .623

3.NC       67  35  31  1    .530

4.ロッテ   67  34  33  0  .507

5.トゥサン  68  33  34  1  .493

6.キウム   73  34  37  2  .479

7.KT    68  30    36  2   .455

8.キア    65  29  35  1  .453

9.ハンファ  69  28    37  4   .431

10.サムソン  69  27  42     0    .391

 

(文責 : ふるりん