DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.25) 結果

最下位サムソン、5連敗から脱出   

 ハンファ-NC(昌原)は雨天ノーゲーム。KT-キア(光州)は雨天中止。

 

サムソン 5-2 SSG  (仁川)

(勝)ブキャナン 5勝5敗  (セーブ)イ・スンヒョン(背番号54) 1勝3敗5S  (敗)チョ・ソンフン 1敗

 サムソンは2回表にSSGの先発チョ・ソンフンから7番アン・ジュヒョン、8番の高卒新人リュ・スンミン、9番チョ・ミンソンのタイムリーで4点を先制し、3回表にリュ・スンミンのタイムリーで1点を追加した。SSGは5回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から8番チェ・ジュヌのタイムリーで1点を返した。SSGの2番手イ・ゴヌクは7回表まで追加点を与えなかった。SSGの3番手イム・ジュンソプは8回表に追加点を与えなかった。

 SSGは8回裏にサムソンの2番手キム・テフンからチャンスを作ると、代わったサムソンの3番手イ・スンヒョンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。SSGの4番手コ・ヒョジュンは9回表に追加点を与えなかったが、最下位サムソンが勝利し5連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたブキャナンは5勝目。先発チョ・ソンフンが3回5失点で降板した首位SSGは連勝が5で止まった。

ブキャナン(サムソン)は7回1失点で5勝目 https://www.sportsseoul.com/news/read/1324204?ref=naver 

 

 

ロッテ 3-7 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ジンソン 2勝1敗  (敗)ク・スンミン 3敗3S

 ロッテは3回表にLGの先発イ・ジョンヨンからチャンスを作ると、代わったLGの2番手チェ・ドンファンから5番アン・チホンへの押し出しの四球で1点を先制すると、さらに代わったLGの3番手チョン・ウヨンから7番パク・スンウクのタイムリーで2点を追加した。LGの4番手イ・ウチャンは4回表に追加点を与えなかった。LGは5回裏にロッテの先発ストレイリーから2番ムン・ソンジュの内野ゴロの間に1点を返した。LGの5番手ハム・トクチュは6回表まで追加点を与えなかった。ロッテの2番手シム・ジェミンは6回裏途中から登板した。LGの6番手の高卒新人パク・ミョングンは7回表に追加点を与えなかった。

 LGは7回裏にロッテの3番手キム・サンスからムン・ソンジュのタイムリーで1点を返すと、代わったロッテの4番手ク・スンミンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで3-3の同点に追いついた。LGの7番手キム・ジンソンは8回表に追加点を与えなかった。LGは8回裏に相手のエラーで4-3と逆転すると、代わったロッテの5番手キム・ウォンジュンからムン・ソンジュとキム・ヒョンスのタイムリーで3点を追加した。LGの8番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、2位LGが勝利した。LG打線ではムン・ソンジュが4打点、キム・ヒョンスが3安打2打点と活躍。終盤に逆転を許した4位ロッテは勝率が5割となった。

 

 

トゥサン 17-2 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)アルカンタラ 8勝5敗  (敗)マッキニー 1敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 9,10号  キウム : イ・ヒョンジョン 2号、ソン・ソンムン 1号

 トゥサンは1回表にキウムの先発の新外国人マッキニーから4番ヤン・ウィジと5番キム・ジェファンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは5回表にキウムの2番手イ・ミョンジョンから3番ヤン・ソックァンの本塁打で2点、6回表にキウムの3番手ヤン・ヒョンからヤン・ソックァンの2打席連続本塁打で2点を追加した。トゥサンは7回表にキウムの4番手キム・ソンジンから9番キム・デハンへの押し出しの四球、1番ホ・ギョンミン、2番チョン・スビン、ヤン・ウィジのタイムリーで5点を追加した。キウムは7回裏にトゥサンの先発アルカンタラ(元阪神)から4番イ・ヒョンジョンの本塁打、代わったトゥサンの2番手パク・シンジから6番ソン・ソンムンの本塁打で計2点を返した。

 トゥサンは8回表にキウムの5番手キム・ソンギからキム・デハン、途中出場の1番チョン・ミンジェの2021年9月以来の打点となるタイムリー、5番ロハスへの押し出しの四球などで5点を追加した。トゥサンは9回表にキウムの6番手ハ・ヨンミンから途中出場の2番チョ・スヘンの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンはこのまま勝利し5位に浮上した。7回途中まで1失点に抑えたアルカンタラは8勝目。トゥサン打線ではヤン・ソックァンが3安打2本塁打4打点、ヤン・ウィジが3安打3打点、チョン・スビンが3安打1打点と活躍。先発マッキニーが4回2失点で降板したキウムは6位に後退した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(6月25日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

.SSG   69  43  25  1  .632

.LG    71  43  26  2  .623

3.NC       66  35  30  1    .538

4.ロッテ   66  33  33  0  .500

5.トゥサン  67  32  34  1  .485

6.キウム   72  33  37  2  .471

7.KT    67  30    35  2   .462

8.キア    64  29  34  1  .460

9.ハンファ  68  27    37  4   .422

10.サムソン  68  27  41     0    .397

 

(文責 : ふるりん