DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.22) 結果

首位SSG3連勝  キウム5連勝で5位浮上 

 

SSG 5-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)マッカーティ 7勝3敗  (セーブ)チェ・ミンジュン 4勝2敗1S  (敗)キム・ミョンシン 1勝2敗

本塁打) SSG : チェ・ジョン 16号、エレディア 8号  トゥサン : ヤン・ウィジ 7号

 SSGは1回表にトゥサンの先発チェ・スンヨンから3番チェ・ジョンと4番エレディアの2者連続本塁打で2点を先制した。トゥサンは1回裏にSSGの先発マッカーティから4番ヤン・ウィジの併殺打の間に1点を返すと、5番カン・スンホのタイムリーで2-2の同点に追いついた。SSGは5回表にトゥサンの2番手キム・ミョンシンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手パク・チグクから5番パク・ソンハンと6番カン・ジンソンのタイムリーで3点を勝ち越した。

 トゥサンの4番手パク・チョンスは8回表途中まで追加点を与えなかった。SSGの2番手の高卒新人イ・ロウンは8回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの5番手パク・シンジは9回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは9回裏にSSGの3番手チェ・ミンジュンから4番ヤン・ウィジの本塁打で1点を返したが、首位SSGが勝利し3連勝となった。6回を2失点に抑えたマッカーティは7勝目。SSG打線ではカン・ジンソンが4安打2打点と活躍。トゥサンは4連敗で6位に後退した。

カン・ジンソン(SSG)は4安打2打点 https://newsis.com/view/?id=NISX20230622_0002349505&cID=10502&pID=10500

 

 

LG 4-3 NC  (昌原)

(勝)パク・ミョングン 2勝5S  (敗)チョン・サミン 2敗1S

 NCは1回裏にLGの先発イ・ミンホから3番パク・コヌのタイムリーで1点を先制し、5番チョン・ジェファンへの押し出しの四球などで2点を追加した。LGは5回表にNCの先発イ・ジェハクから5番オ・ジファンのタイムリーで1点を返した。LGの2番手イ・ジガンは6回裏まで追加点を与えなかった。NCの2番手チョ・ミンソクは7回表途中まで無失点に抑え、3番手ハ・ジュニョンに交代した。LGの3番手チョン・ウヨンは7回裏を無失点に抑えた。NCの4番手リュ・ジヌクは8回表を無失点に抑えた。LGの4番手チェ・ドンファンは8回裏に追加点を与えなかった。

 LGは9回表にNCの5番手イ・ヨンチャンから8番ムン・ソンジュの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。LGの5番手チェ・ドンファンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。LGは12回表にNCの6番手チョン・サミンから途中出場の4番ホ・ドファンの犠打で1点を勝ち越した。LGの6番手の高卒新人パク・ミョングンは12回裏を無失点に抑え、2位LGが勝利した。LG打線では3番キム・ヒョンスが3安打と活躍。3位NC打線では1番パク・ミヌが3安打と活躍。

 

 

ロッテ 2-4 KT  (水原)

(勝)ベンジャミン 7勝3敗  (セーブ)キム・ジェユン 2勝2敗11S  (敗)イ・インボク 1敗

 KTは1回裏にロッテの先発イ・インボクから4番パク・ピョンホのタイムリー、相手のエラーで2点を先制した。ロッテは3回表にKTの先発ベンジャミンから5番アン・チホンのタイムリーで1点を返した。KTは4回裏に相手の暴投で1点、5回裏に5番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加しイ・インボクをノックアウトした。KTの2番手チュ・グォンは6回表を無失点に抑えた。ロッテの2番手シン・ジョンナクは6回裏途中で3番手シム・ジェミンに交代した。ロッテは7回表にKTの3番手ソン・ドンヒョンからチャンスを作り、代わったKTの4番手パク・ヨンヒョンから6番ユ・ガンナムの犠牲フライで1点を返した。

 ロッテの4番手キム・サンスは7回裏、5番手ク・スンミンは8回裏に追加点を与えなかった。KTの5番手キム・ジェユンは9回表まで無失点に抑え、KTが勝利し3連勝で7位に浮上した。5回を1失点に抑えたベンジャミンは7勝目。KT打線ではパク・ピョンホが3安打1打点と活躍。先発イ・インボクが5回途中4失点で降板した4位ロッテは3連敗。

 

 

キウム 2-1 サムソン  (大邱

(勝)アン・ウジン 5勝4敗  (セーブ)イム・チャンミン 1勝1敗10S  (敗)スアレス 2勝6敗

 キウムは1回表にサムソンの先発スアレス(元東京ヤクルト)から5番イム・ビョンウクの犠牲フライで1点を先制し、4回表に8番イム・ジヨルの犠牲フライで1点を追加した。サムソンの2番手ヤン・チャンソプは7回表、3番手イ・ジェイクと4番手チェ・ジグァンは8回表に追加点を与えなかった。キウムの先発アン・ウジンは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンの5番手イ・スンヒョンは9回表に追加点を与えなかった。

 サムソンは9回裏にキウムの2番手イム・チャンミンから1番キム・ジチャンのタイムリーで1点を返したが、キウムが勝利し5連勝で5位に浮上した。アン・ウジンは5勝目。キウム打線では2番キム・ヘェソンと7番ソン・ソンムンが3安打と活躍。先発スアレスが6回を2失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかったサムソンは3連敗で最下位に転落。サムソン打線では2番キム・ヒョンジュンが3安打と活躍。

 

 

キア 0-1 ハンファ  (大田)

(勝)イ・テヤン 1勝  (セーブ)パク・サンウォン 3勝4S  (敗)イ・ウィリ 6勝4敗

 ハンファは3回裏にキアの先発イ・ウィリから4番キム・テヨンの犠牲フライで1点を先制した。ハンファの先発ハン・スンテクは4回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手イ・テヤンは5回表、3番手チュ・ヒョンサンは6回表を無失点に抑えた。キアの2番手チェ・ジミンは6回裏まで追加点を与えなかった。ハンファの4番手キム・ボムスと5番手ユン・デギョンは7回表を無失点に抑えた。

 キアの3番手チョン・サンヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファの6番手カン・ジェミンは8回表を無失点に抑えた。キアの4番手パク・チュンピョと5番手イ・ジュニョンは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの6番手パク・サンウォンは9回表を無失点に抑え、ハンファが完封リレーで勝利し9位に浮上した。イ・テヤンはSSGからの移籍後初勝利。先発イ・ウィリが5回途中1失点で降板したキアは8位に後退した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(6月22日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

.SSG   66  41  24  1  .631

.LG    68  41  25  2  .621

3.NC       64  35  28  1    .556

4.ロッテ   63  32  31  0  .508

5.キウム   69  32  35  2  .478

6.トゥサン  64  30  33  1  .476

7.KT    65  29    34  2   .460

8.キア    62  28  33  1  .459

9.ハンファ  66  25    37  4  .406

10.サムソン  65  26  39     0    .400

 

(文責 : ふるりん