DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2022年杭州アジア競技大会野球韓国代表・24名発表

 KBO韓国野球委員会)とKBSA(大韓野球ソフトボール協会)は6月9日、1年延期された2022年杭州(ハンチョウ)アジア競技大会・野球韓国代表24名を発表した。4月28日、KBSAに提出された198名の選手名簿(プロ180名・アマチュア18名)から選ばれた。

 

【2022年杭州アジア競技大会野球韓国代表】

監督:リュ・ジュンイル

コーチ:チェ・イロン(投手)、キム・ドンス(バッテリー)、チャン・ジョンフン(打撃)、リュ・ジヒョン(作戦)、イ・ジョンヨル(守備)、キム・ヒョヌク(ブルペン兼コンディショニング)

【投手】

コ・ウソク、チョン・ウヨン(以上LG)、パク・ヨンヒョン(KT)、イ・ウィリ、チェ・ジマン(以上キア)、※ ク・チャンモ(NC)、ウォン・テイン(サムソン)、※ パク・セウン、ナ・ギュナン(ロッテ)、クァク・ピン(トゥサン)、ムン・ドンジュ(ハンファ)、チャン・ヒョンソク(馬山龍馬高校)

【捕手】

キム・ドンホン(キウム)、キム・ヒョンジュン(NC)

内野手

パク・ソンハン(SSG)、キム・ヘェソン(キウム)、ムン・ボギョン(LG)、カン・ベッコ(KT)、キム・ジュウォン(NC)、キム・ジチャン(サムソン)、ノ・シファン(ハンファ)

【外野手】

チェ・ジフン(SSG)、イ・ジョンフ(キウム)、※ チェ・ウォンジュン(尚武)

ワイルドカード

 2022年杭州アジア競技大会・野球韓国代表は、1998年大会から2018年大会まで続いたプロ選手主体のベストメンバーではなく、優勝すれば兵役免除の恩典があるため若手主体の構成とすることにし、2023年時点で25歳以下(1998年以降生まれ)、プロ入団から4年以内(2020年以降の入団)の選手を中心とした。また経験豊富な選手として29歳未満(1994年以降生まれ)の選手3名をワイルドカードとして選出した。なおアマチュアからは2024年以降のプロ入団が予想される高校生のチャン・ヒョンソク投手のみが選出された。なお、アジア競技大会野球の出場選手最終エントリーは9月下旬となっている。

 杭州アジア競技大会野球は2023年10月1日から7日まで中国・浙江(チョーチアン)省の紹興(シャオシン)棒球(野球)体育文化中心で開催される、なお、2014年、2018年など過去の大会と異なりアジア競技大会期間中のプロ野球レギュラーシーズンは中断されない。野球韓国代表はアジア競技大会で1998年、2002年、2010年、2014年、2018年に続いて4大会連続6度目の優勝を目指す。

 

(文責 : ふるりん