DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

フューチャースオールスター戦、4年ぶりの開催 

 3年ぶりの開催となる2022年オールスター戦に先駆け、7月15日に蚕室野球場で2018年以来4年ぶりに二軍の若手選手が出場するフューチャースオールスター戦が開催された。2019年は雨天中止となり、2020年と2021年は感染症拡大の影響で開催されなかった。試合はフューチャースリーグの北部リーグ(SSG、※ 高陽、LG、トゥサン、ハンファ)からの選抜チームである北部オールスター(以下北部)、南部リーグ(KT、キア、ロッテ、サムソン、NC、尚武)の選抜チームである南部オールスター(以下南部)の対戦という形で行われた。(※ 高陽はキウム二軍。)

 南部は1回裏に北部の先発イ・ジガン(LG)からパク・スンギュ(サムソン)のタイムリーで1点を先制した。南部は2回裏に北部の2番手キム・ヨンジュン(LG)からヤン・スンヒョク(KT)のタイムリーで1点を追加した。南部の先発キム・ギフン(尚武、元キア)は3回表まで無失点に抑えた。北部の3番手キム・ギジュン(ハンファ)は3回裏に追加点を与えなかった。南部の2番手イ・スンジェ(キア)は4回表から登板した。北部の4番手チュ・スンウ(高陽)は4回裏に追加点を与えなかった。北部は5回表に南部の3番手イ・ガンジュン(ロッテ)からユ・サンビン(ハンファ)のタイムリーで1点を返した。南部の4番手クォン・サンジュン(KT)は無失点に抑えた。

 南部は5回裏に北部の5番手キム・ドンジュ(トゥサン)からナ・スンヨプ(尚武、元ロッテ)の犠牲フライで1点を追加した。北部は6回表に南部の5番手ホ・ユンドン(サムソン)からイ・ジュヒョン(高陽)の内野ゴロの間に1点を返した。北部の6番手イ・ジェミン(ハンファ)は6回裏に追加点を与えなかった。南部の6番手キム・ドヒョン(キア)と7番手ハ・ジュンス(NC)は7回表を無失点に抑えた。北部の7番手ユ・ホシク(SSG)は7回裏に追加点を与えなかった。南部の8番手チ・ミョンソン(KT)は8回表を無失点に抑えた。北部の8番手シン・ホンミン(SSG)と9番手ノ・ウンヒョン(高陽)は8回裏に追加点を与えなかった。

 南部の9番手イム・ジミン(NC)は9回表を無失点に抑え、南部が3-2で勝利した。フューチャースオールスター戦のMVPには3安打1打点と活躍したナ・スンヨプが選ばれた。

ナ・スンヨプ(尚武、元ロッテ)はフューチャースオールスター戦MVPを受賞 https://sports.news.naver.com/news?oid=425&aid=0000130722

 

(文責 : ふるりん