DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.14) 結果

首位SSG6連勝  8位サムソン11連敗

  7月16日(土)のオールスター戦開催のため、7月15日(金)から21日(木)までレギュラーシーズンは中断される。

 

キウム 1-4 SSG  (仁川)

(勝)フォント 11勝4敗  (セーブ)ソ・ジニョン 5勝1敗14S  (敗)チョン・チャンホン 5勝4敗

本塁打) キウム : イ・ジョンフ 15号  SSG : チョン・ウィサン 6,7号

 キウムは1回表にSSGの先発フォントから3番イ・ジョンフの本塁打で1点を先制した。SSGは2回裏にキウムの先発チョン・チャンホンから7番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、4回裏に6番チョン・ウィサンの本塁打で3-1と逆転した。キウムの2番手イ・ヨンジュンは5回裏に追加点を与えなかった。SSGの3番手イ・スンホは6回裏途中から4番手エップラー(元オリックス)に交代した。

 SSGは8回裏にキウムの4番手キム・ジェウンからチョン・ウィサンのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。SSGの2番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、首位SSGが勝利し6連勝となった。8回を1失点に抑えたフォントは11勝目。SSG打線ではチョン・ウィサンが3安打2本塁打3打点と活躍。2位キウムでは先発チョン・チャンホンが3回3失点で降板した。

 

 

キア 2-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)プルトコ 9勝4敗  (敗)パノーニ 1敗

本塁打) LG : キム・ヒョンス 19号

 LGは3回裏にキアの先発の新外国人パノーニから3番キム・ヒョンスの本塁打で3点を先制した。LGの先発プルトコは5回表まで無失点に抑えた。LGは5回裏にキアの2番手イ・ウィリから4番チェ・ウンソンと5番オ・ジファンのタイムリーで2点を追加した。LGの2番手キム・デユは6回表を無失点に抑えた。LGは6回裏に相手のエラーで1点を追加した。キアは7回表にLGの3番手キム・ジンソンからチャンスを作ると、代わったLGの4番手チン・ヘスから3番ナ・ソンボムのタイムリーで2点を返した。

 LGの5番手チョン・ウヨンは無失点に抑えた。キアの3番手キム・ヒョンジュンは7回裏に追加点を与えなかった。LGの6番手チェ・ソンフンと7番手イ・ジョンヨンは8回表を無失点に抑えた。キアの4番手キム・ジェヨルは8回裏に追加点を与えなかった。LGの7番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、3位LGが勝利した。プルトコは9勝目。LG打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打3打点、チェ・ウンソンが3安打2打点と活躍。先発パノーニが5回途中4失点で降板した5位キアは連勝が4で止まった。

 

 

サムソン 0-1 KT  (水原)

(勝)コ・ヨンピョ 7勝5敗  (セーブ)キム・ジェユン 3勝3敗19S  (敗)ブキャナン 6勝7敗

 KTは1回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から3番の新外国人アルフォードの犠牲フライで1点を先制した。KTの先発コ・ヨンピョは7回表まで無失点に抑えた。KTの2番手キム・ミンスは8回表から登板し途中で3番手チュ・グォンに交代した。サムソンの2番手ウ・ギュミンは8回裏に追加点を与えなかった。

 KTの4番手キム・ジェユンは9回表まで無失点に抑え、4位KTが完封リレーで勝利した。コ・ヨンピョは7勝目。先発ブキャナンが7回を1失点に抑えるも打線が沈黙した8位サムソンは11連敗で、連敗のチーム記録を更新してしまった。

サムソンはチーム記録を更新する11連敗 http://www.ggilbo.com/news/articleView.html?idxno=922926

 

 

ハンファ 7-10 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ユヨン 3勝1敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝2敗4S  (敗)カン・ジェミン 1勝5敗

本塁打) ハンファ : ハ・ジュソク 4号、トークマン 7号

 ハンファは4回表にロッテの先発スパークマン(元オリックス)から7番パク・サンオンの走者一掃となるタイムリーで3点を先制した。ロッテは5回裏にハンファの先発の新外国人ペーニャから2番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を返すと、代わったハンファの2番手キム・ジョンスから4番チョン・フンへの押し出しの四球、5番ハン・ドンヒィの走者一掃となるタイムリーで6-3と逆転した。ハンファの3番手シン・ジョンナクは追加点を与えなかった。ハンファは6回表に6番ハ・ジュソクの本塁打で2点を返した。ハンファの4番手キム・ボムスは6回裏に追加点を与えなかった。

 ハンファは7回表にロッテの2番手ナ・ギュナンから1番トークマンの本塁打で7-6と逆転した。ロッテの3番手キム・ユヨンは追加点を与えなかった。ロッテは7回裏にハンファの5番手カン・ジェミンからハン・ドンヒィのタイムリーで7-7の同点に追いつくと、代わったハンファの6番手キム・ジェヨンから7番ピータースのタイムリーで10-7と逆転した。ロッテの4番手ク・スンミンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの7番手ユン・デギョンは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテの5番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、6位ロッテが勝利し4連勝となった。ロッテ打線ではハン・ドンヒィが4打点、チョン・ジュヌが3安打2打点と活躍。最下位ハンファは6連敗。

 

 

トゥサン 11-3 NC  (昌原)

(勝)チェ・ウォンジュン 5勝7敗  (敗)ルチンスキー 6勝7敗

本塁打) トゥサン : パク・セヒョク 1号、キム・ミンヒョク 1号  NC : オ・ヨンス 2号

  トゥサンは3回表にNCの先発ルチンスキーから3番フェルナンデスのタイムリーで2点を先制した。NCは3回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返した。トゥサンは4回表に6番パク・セヒョクの本塁打で1点を追加した。NCは4回裏に7番オ・ヨンスの本塁打で1点を返した。トゥサンは5回表にフェルナンデス、7番キム・ジェホのタイムリーなどで4点を追加しルチンスキーをノックアウトし、さらに代わったNCの2番手イ・ヨンジュンから8番アン・ジェソクのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは6回表に代打キム・ミンヒョクの2018年4月以来となる本塁打で1点を追加した。

 NCの3番手ハ・ジュンスは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンは8回表にNCの4番手イ・ウソクからチャンスを作ると、代わったNCの5番手ハン・ジェスンから5番ヤン・ソックァンとパク・セヒョクのタイムリーで2点を追加した。NCは8回裏にトゥサンの2番手チェ・スンヨンから3番パク・コヌのタイムリーで1点を返した。NCの6番手カン・ドンヨンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手キム・ジヨンは9回裏まで無失点に抑え、7位トゥサンが勝利した。6回を2失点に抑えたチェ・ウォンジュンは5勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが3打点、ヤン・ソックァンが3安打1打点と活躍。9位NCでは先発ルチンスキーが5回途中7失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月14日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   86  57  26  3  .687

2.キウム   87  54  32  1  .628

.LG    84  52  31  1  .627

4.KT    84  44  38  2  .537

5.キア    83  42  40  1  .512

.ロッテ   85  38  44  3  .463

7.トゥサン  84  36  46  2  .439

8.サムソン  85  35  50  0  .412

9.NC    83  32  49  2  .395

10.ハンファ  85  25  59    1   .298

 

(文責 : ふるりん