DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.12) 結果

首位SSG5連勝、5位キア4連勝

 

キウム 3-7 SSG  (仁川)

(勝)ノ・ギョンウン 5勝2敗  (セーブ)ソ・ジニョン 5勝1敗13S  (敗)イ・ミョンジョン 2勝1敗

本塁打) キウム : プイーグ 9号  SSG : チェ・ジョン 12号 

 SSGは4回裏にキウムの先発ヨキシュから9番オ・テゴンのタイムリーで1点を先制した。キウムは5回表にSSGの先発ノ・ギョンウンから5番プイーグの本塁打、9番キム・ジュヌァンのタイムリーで2-1と逆転した。SSGは6回裏にキウムの2番手の高卒新人イ・ミョンジョンから2番チェ・ジフンのタイムリー、3番チェ・ジョンの本塁打で5-2と逆転した。SSGの2番手ソ・ドンミンは7回表を無失点に抑えた。キウムは7回裏にキウムの3番手ハ・ヨンミンから相手の暴投で1点を追加した。

 キウムは8回表からSSGの3番手キム・テッキョンからチャンスを作ると、代わったSSGの4番手ソ・ジニョンから8番イ・ヨンギュへの押し出しの四球で1点を返した。SSGは8回裏にキウムの4番手キム・テフンから5番パク・ソンハンのタイムリーで1点を追加した。ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、首位SSGが勝利し5連勝となった。6回を2失点に抑えたノ・ギョンウンは5勝目。SSG打線ではチェ・ジフンが3安打1打点と活躍。2位キウムは連勝が3で止まった。

SSGは6回裏にチェ・ジョンの本塁打で逆転 https://www.yna.co.kr/view/PYH20220712246700065?input=1196m

 

 

キア 7-1 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 8勝1敗   (敗)イ・ミンホ 7勝5敗

本塁打) キア : キム・ドヨン 3号

 キアは2回表にLGの先発イ・ミンホから7番イ・チャンジンのタイムリーで1点を先制し、3回表に5番ファン・デインと6番チェ・ヒョンウのタイムリーで3点、4回表に2番の高卒新人キム・ドヨンの本塁打で3点を追加した。LGの2番手イ・ウチャンは5回表まで追加点を与えなかった。LGの3番手チェ・ソンフンは6回表に追加点を与えなかった。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは6回裏まで無失点に抑えた。LGの4番手キム・デユは7回表に追加点を与えなかった。

 LGは7回裏にキアの2番手パク・チュンピョからチャンスを作り、代わったキアの3番手イ・ジュニョンから相手の暴投で1点を返した。LGの5番手チェ・ドンファンは8回表から登板した。キアの4番手キム・ジェヨルは8回裏まで無失点に抑えた。LGの6番手チン・ヘスは9回表まで追加点を与えなかった。キアの5番手チャン・ヒョンシクは9回裏を無失点に抑え、5位キアが勝利し4連勝となった。ヤン・ヒョンジョンは8勝目。イ・ミンホが4回途中7失点で降板した3位LGは連勝が7で止まった。 

 

 

サムソン 3-4 KT  (水原)

(勝)キム・ジェユン 3勝3敗18S  (敗)オ・スンファン 2勝2敗18S

本塁打) サムソン : ピレラ 17号  KT : ぺ・ジョンデ 3号、アルフォード 4号

 サムソンは3回表にKTの先発デスパイネから2番ピレラ(元広島)の4試合連続本塁打で2点を先制した。KTは3回裏にサムソンの先発ウォン・テインから2番ぺ・ジョンデのタイムリー、4番パク・ピョンホの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。サムソンは4回表に8番の高卒新人イ・ジェヒョンのタイムリーで1点を勝ち越した。サムソンの2番手キム・ユンス、3番手イ・サンミン、4番手イ・スンヒョン(背番号20)は6回裏を無失点に抑えた。サムソンの5番手ウ・ギュミンは7回裏を無失点に抑えた。

 KTの2番手キム・ミンスは8回表まで追加点を与えなかった。サムソンの6番手ムン・ヨンイクは8回裏を無失点に抑えた。KTの3番手キム・ジェユンは9回表に追加点を与えなかった。5位KTは9回裏にサムソンの7番手オ・スンファン(元阪神)からぺ・ジョンデと3番の新外国人アルフォードの2者連続で逆転サヨナラ勝ちした。8位サムソンは10連敗となった。

 

 

ハンファ 2-3 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・ジュニョン 2勝4敗14S  (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝2敗2S  (敗)カン・ジェミン 1勝4敗

本塁打) ロッテ : アン・ジュンヨル 2号

 ハンファは4回表にロッテの先発イ・インボクから相手の暴投で1点を先制した。ロッテは4回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから4番チョン・フンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。ハンファは5回表に3番チョン・ウヌォンの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。ロッテの2番手ナ・ギュナンは6回表に追加点を与えなかった。ハンファの2番手シン・ジョンナクは6回裏途中から登板した。ロッテの3番手ク・スンミンは7回表に追加点を与えなかった。

 ロッテは7回裏にハンファの3番手ユン・デギョンから9番アン・ジュンヨルの本塁打で2-2の同点に追いついた。ロッテの4番手チェ・ジュニョンは8回表を無失点に抑えた。ロッテは8回裏にハンファの4番手カン・ジェミンからチョン・フンのタイムリーで3-2と逆転した。ハンファの5番手イム・ボムスは追加点を与えなかった。ロッテの5番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、6位ロッテが勝利した。最下位ハンファは4連敗。

 

 

トゥサン 11-7 NC  (昌原)

(勝)キム・ジヨン 1勝  (敗)イ・ウソク 1敗

本塁打) トゥサン : キム・デハン 1号、キム・ジェファン 14,15号  NC : キム・ジュウォン 4号、クォン・ヒィドン 4号

 NCは1回裏にトゥサンの先発クァク・ピンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回表にNCの先発シン・ミンヒョクから9番キム・デハンのプロ4年目での初本塁打で3-1と逆転し、3回表に4番キム・ジェファンの本塁打で1点を追加した。NCは3回裏に9番キム・ジュウォンと2番クォン・ヒィドンの本塁打で2点を返した。NCの2番手キム・ジンホは4回表に追加点を与えなかった。NCの3番手イム・ジョンホは6回表途中まで追加点を与えなかった。NCは6回裏にトゥサンの2番手チョン・チョルォンから8番オ・ヨンスの犠牲フライで4-4の同点に追いつくと、代わったトゥサンの3番手イ・ヒョンスンからキム・ジュウォンのタイムリーで6-4と逆転した。

 NCの4番手キム・シフンは7回表まで無失点に抑えた。NCは7回裏にトゥサンの4番手パク・チグクから相手のエラーで1点を追加した。トゥサンは8回表にNCの5番手ウォン・ジョンヒョンからキム・ジェファンのこの試合2本目の本塁打で7-7の同点に追いついた。トゥサンの5番手キム・ミョンシンは8回裏まで無失点に抑えた。NCの6番手キム・ヨンギュは9回表まで無失点に抑えた。トゥサンの6番手ホン・ゴンヒィは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。NCの7番手イ・ヨンチャンは10回表を無失点に抑えた。

 トゥサンは11回表にNCの8番手イ・ウソクからチャンスを作ると、代わったNCの9番手ハ・ジュニョンから2番フェルナンデスのタイムリーで2点を勝ち越し、さらに代わったNCの10番手ハン・ジェスンから3番ヤン・ソックァンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの7番手キム・ジヨンは11回裏まで無失点に抑え、7位トゥサンが勝利し3連敗から脱出した。キム・ジヨンはLG在籍時の2018年6月以来の勝利。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打2本塁打4打点と活躍。9位NCは5連敗。NC打線ではキム・ジュウォンが1本塁打3打点、5番パク・コヌが3安打と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月12日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   85  56  26  3  .683

2.キウム   86  54  31  1  .635

.LG    83  51  31  1  .622

4.KT    83  43  38  2  .531

5.キア    82  42  39  1  .519

.ロッテ   83  36  44  3  .450

7.トゥサン  82  35  45  2  .438

8.サムソン  84  35  49  0  .417

9.NC    81  31  48  2  .392

10.ハンファ  83  25  57    1   .305

 

(文責 : ふるりん