韓国時間7月8日、世界規模の野球の国際大会である2023 WBC（ワールドベースボールクラシック）の正式な開催と日程の概要が発表された。当初は2021年3月開催予定だったが、2020年3月の予選がCOVID-19の流行により中止となり開催されなかった。
2006年の第1回大会から通算5回目の大会となる2023 WBCには前回の2017 WBC本大会に出場した16チームと、2022年9-10月にドイツ、パナマで開催予定の予選（プールA.Bともに6チームずつの12チームが参加）を突破した4チームの合計20チームが出場する。野球韓国代表は1次ラウンドでプールB（2023年3月9-13日：日本・東京ドーム）に入り日本、オーストラリア、中国、予選突破チームと対戦する。上位2チームに入ると2次ラウンド・準々決勝1（2023年3月15,16日：日本・東京ドーム）に進出しプールA（台湾、オランダ、キューバ、イタリア、予選突破チーム）の上位2チームのいずれかと対戦する。
プールC，プールDの上位2チームの合計4チームが出場する2次ラウンド・準々決勝2（2023年3月17,18日）、準々決勝勝者の4チームが出場する準決勝（2023年3月19,20日）、準決勝の勝者どうしが対戦する決勝（同3月21日）はアメリカ合衆国フロリダ州マイアミのローンデポパークで開催される（日時はアメリカ合衆国東部時間）。
【2023 WBC 1次ラウンド】
［プールA：3月8-13日 台湾・台中洲際野球場］
台湾、オランダ、キューバ、イタリア、予選突破チーム
［プールB：3月9-13日 日本・東京ドーム］
日本、韓国、オーストラリア、中国、予選突破チーム
［プールC：3月11-15日 アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス・チェイスフィールド］
アメリカ合衆国、メキシコ、コロンビア、カナダ、予選突破チーム
［プールD：3月11-15日 アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク］
プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、予選突破チーム
（※ 2022年9-10月の予選はドイツ開催のプールAがドイツ、チェコ、スペイン、フランス、イギリス、南アフリカ共和国、パナマ開催のプールBがパナマ、ニカラグア、ブラジル、アルゼンチン、パキスタン、ニュージーランドが出場予定）
野球韓国代表はWBCにおいて2006年は準決勝進出、2009年は準優勝だったが2013年、2017年と1次ラウンドで敗退した。なお2023 WBCの野球韓国代表の監督などの人事は未定（当初2022年9月開催予定だったがCOVID-19の流行で延期となった中国・杭州アジア競技大会の野球韓国代表はリュ・ジュンイル監督である）。
（文責 ： ふるりん）
