DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.23) 結果

サムソン首位浮上  KT5連敗で2位後退

 

KT 0-4 サムソン (大邱

(勝)ペク・チョンヒョン 14勝4敗  (敗)クエバス 8勝5敗

本塁打) サムソン : ク・ジャウク 21号、カン・ミンホ 17号、オ・ジェイル 24号

 サムソンは1回裏にKTの先発クエバスから5番オ・ジェイルのタイムリーで1点を先制し、5回裏に2番ク・ジャウクの本塁打で1点、6回裏に4番カン・ミンホの本塁打で1点を追加した。サムソンの先発ペク・チョンヒョンは7回表途中まで無失点に抑え、2番手ウ・ギュミンに交代した。KTの2番手チュ・グォンは7回裏途中から登板した。サムソンの3番手チェ・チェフンは8回表を無失点に抑えた。

 サムソンは8回裏にKTの3番手イ・デウン(元千葉ロッテ)からオ・ジェイルの本塁打で1点を追加した。サムソンの4番手オ・スンファン(元阪神)は9回表を無失点に抑え、サムソンが完封リレーで勝利し首位に浮上した。ペク・チョンヒョンは14勝目。先発クエバスが7回途中3失点に抑えるも打線が沈黙したKTは5連敗で2位に後退した。

 

 

LG 3-3 トゥサン (ソウル・蚕室)

本塁打) LG : キム・ヒョンス 17号  トゥサン : フェルナンデス 15号

 LGは1回表にトゥサンの先発クァク・ピンから3番キム・ヒョンスの本塁打で3点を先制した。LGは3回裏にトゥサンの先発イ・ミンホから2番フェルナンデスの本塁打で2点を返した。トゥサンの2番手イ・ヨンハは5回表まで追加点を与えなかった。LGの2番手チェ・ソンフンは5回裏から登板し途中で3番手チン・ヘスに交代した。トゥサンの3番手キム・ミョンシンと4番手イ・ヒョンスンは6回表に追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にLGの4番手イ・ジョンヨンから7番ホ・ギョンミンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。

 LGの5番手キム・デユは7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの5番手ホン・ゴンヒィは8回表途中まで無失点に抑えた。LGの6番手チョン・ウヨンは8回裏を無失点に抑えた。5位トゥサンの6番手キム・ガンニュルは9回表まで無失点に抑えた。3位LGの7番手コ・ウソクは9回裏を無失点に抑え、9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。トゥサン打線では6番パク・ケェボムが3安打と活躍。

 

 

キア 7-4 NC (昌原:ダブルヘッダー第1戦)

(勝)ユン・ジュンヒョン 5勝5敗  (セーブ)チョン・ヘヨン 5勝4敗32S  (敗)ソン・ミョンギ 8勝9敗

本塁打) キア : ファン・デイン 12号  NC : アルテール 30号

 キアは2回表にNCの先発ソン・ミョンギから8番イ・チャンジンの内野ゴロの間に1点を先制し、5回表に3番チェ・ヒョンウのタイムリー、4番ファン・デインの本塁打、9番パク・チャンホ、1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで6点を追加した。NCは5回裏にキアの先発ユン・ジュンヒョンから8番キム・テグンの犠牲フライ、2番カン・ジンソンへの押し出しの四球で2点、6回裏に5番アルテールの本塁打で2点を返した。キアの2番手コ・ヨンチャンは無失点に抑えた。NCの2番手カン・ドンヨンは7回表まで追加点を与えなかった。

 キアの3番手チョン・サンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。NCの3番手イム・ジョンホは8回表に追加点を与えなかった。キアの4番手チャン・ヒョンシクは8回裏を無失点に抑えた。NCの4番手パク・チヌは9回表に追加点を与えなかった。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回裏を無失点に抑え、9位キアが勝利した。6回途中まで4失点に抑えたユン・ジュンヒョンは5勝目。キア打線ではファン・デインが3安打1本塁打3打点と活躍。7位NCでは先発ソン・ミョンギが5回6失点で降板した。NC打線ではアルテールが3安打1本塁打2打点と活躍。

 

 

キア 2-5 NC (昌原:ダブルヘッダー第2戦)

(勝)ホン・ソンミン 3勝3敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 1勝3敗13S  (敗)コ・ヨンチャン 2敗

 キアは3回表にNCの先発ルチンスキーから3番リュ・ジヒョクのタイムリーで1点を先制した。キアの先発イ・ミヌは5回裏まで無失点に抑えた。キアの2番手ホン・サンサムは6回裏途中から、3番手イ・ジュニョンは7回裏から登板した。キアは8回表にNCの2番手キム・ヨンギュからリュ・ジヒョクのタイムリーで1点を追加した。NCの3番手ホン・ソンミンは追加点を与えなかった。

 NCは8回裏にキアの4番手コ・ヨンチャンから相手のエラー、代打チョン・ミンスのタイムリーで2-2の同点に追いつくと、代わったキアの5番手ソ・ドグォンから途中出場の9番キム・テグンへの押し出しの四球、1番チョン・ヒョンのタイムリーで5-2と逆転した。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、7位NCが勝利した。9位キアではリリーフが機能しなかった。キア打線では1番チェ・ウォンジュンが3安打と活躍。

 

 

ハンファ 15-15 ロッテ (釜山・社稷

本塁打) ハンファ : ハ・ジュソク 10号  ロッテ : ハン・ドンヒィ  16号、チョン・フン 14号、イ・デホ 19号

 ハンファは1回表にロッテの先発イ・スンホンから4番キム・テヨンの内野ゴロの間に1点を先制した。ロッテは1回裏にハンファの先発カーペンターから相手のエラーの間に1-1の同点に追いついた。ハンファは2回表に8番チェ・インホのタイムリーで2-1と勝ち越しイ・スンホンをノックアウトすると、代わったロッテの2番手キム・ドギュから2番チェ・ジェフンへの押し出しの四球、3番ハ・ジュソクの満塁本塁打で5点を追加した。ロッテは2回裏に7番ハン・ドンヒィの本塁打で1点を返した。ハンファは3回表にロッテの3番手キム・ユヨンからチャンスを作ると、代わったロッテの4番手チェ・ヨンファンからハ・ジュソクとキム・テヨンのタイムリーで4点を追加した。

 ロッテは3回裏に5番チョン・フンへの押し出しの死球、相手のエラーなどで4点を返した。ロッテの5番手の高卒新人キム・ジヌクは4回表に追加点を与えなかった。ロッテの6番手フランコは6回表まで追加点を与えなかった。ハンファは7回表にロッテの7番手イ・ガンジュンからチャンスを作ると、代わったロッテの8番手カン・ユングから7番ノ・スグァンのタイムリーなどで3点を追加した。ハンファの2番手ペ・ドンヒョンは7回裏途中まで無失点に抑えた。ロッテは7回裏にハンファの3番手チョン・ウラムからチョン・フンの本塁打、代わったハンファの4番手ユン・デギョンから9番チュ・ジェヒョンのタイムリーで4点を返した。ハンファは8回表にロッテの9番手キム・ドンウからチャンスを作ると、代わったロッテの10番手ク・スンミンからハ・ジュソクの犠牲フライで1点を追加した。

 ロッテは8回裏にハンファの5番手キム・ジョンスから相手のエラーで、アン・チホンのタイムリーで3点を返すと、代わったハンファの6番手カン・ジェミンから途中出場の8番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で15-15の同点に追いついた。ロッテの11番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑えた。カン・ジェミンは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。8位ロッテは最大9点差を追いついた。ロッテ打線ではチョン・フンが1本塁打4打点、アン・チホンが3打点、ソン・アソプが3安打1打点と活躍。最下位ハンファは7回裏と8回裏で9失点とリードを守れなかった。ハンファ打線ではハ・ジュソクが3安打1本塁打7打点、ノ・スグァンが3安打2打点、キム・テヨンが3打点と活躍。

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ロッテは8回裏イ・デホ本塁打で15-15の同点に追いついた https://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=449440

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月23日時点)

            試合   勝   敗   分   勝率

1.サムソン   140  75  57  8   .568

2.KT     138  73  57  8      .562

3.LG     136  69  56  11  .552

4.SSG    139  64  62  13  .508

5.トゥサン   137  66  64  7   .508

6.キウム    138  66  65  7   .504

7.NC     137  64  65  8   .496

8.ロッテ       138    63     68     7      .481

9.キア        139    56     73        10     .434

10.ハンファ      138     49       78     11    .386

 

 (文責 : ふるりん