KBO(韓国野球委員会)は9月7日、理事会にて2022年シーズンの試合日程について合意した。2022年レギュラーシーズンは4月2日に開幕し(2021年は4月3日)、2021年までと同じく各球団144試合ずつ、合計720試合が開催される。
2022年9月10~25日に中国・杭州(ハンチョウ)で開催される4年に1度のアジア競技大会で野球韓国代表は2010年、2014年、2018年大会に続く4連覇となる6回目の優勝を狙うことになるが、2014年、2018年の過去2大会と異なりプロ野球レギュラーシーズンを中断しないことになった。韓国代表チームの構成については今後実行委員会で論議することになるが、国際大会ごとに年齢別の選手選抜をすることで協議している。なお、アジア競技大会は過去の事例だと優勝の場合のみ兵役免除の恩典があり、2022年大会は軍に入隊して兵役を終えていない若手のプロ野球選手中心の構成になると思われ、今後はアマチュアの高校・大学野球を統括するKBSA(韓国野球ソフトボール連盟)と選手選抜について慎重に協議する予定である。2018年大会では韓国代表予備エントリーに高校・大学の選手たちも含まれていたが、最終エントリーは全員プロ選手であった。
なお、2021年8月7日の3位決定戦で敗れた東京オリンピック野球終了でキム・ギョンムン監督は退任するが、2022年杭州アジア競技大会で指揮する野球韓国代表の次期監督については未定である。
(文責 : ふるりん)