DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

カン・ユング、新人ドラフト指名権とのトレードでロッテへ移籍

 NCダイノスとロッテジャイアンツは7月22日、カン・ユング投手(31)と2022年新人2次ドラフト(2021年中に実施)4巡目の指名権とのトレードを発表した。

 左腕カン・ユングは高校卒業後の2009年にヒーローズ(2010年よりネクセン、現キウム)に入団、新人の年から一軍で45試合に登板し3勝を記録した。2012年から2013年には先発として起用された。2014年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊し、2016年シーズン途中の9月にネクセンへ復帰した。2017年シーズン開幕前の3月、NCへトレードで移籍した。2018年には中継ぎで自己最多の69試合に登板、同じく自己最多の7勝を記録した。しかし2020年以降登板機会が減少し、2021年シーズンは7月11日まで1試合のみの登板だった。移籍することになったロッテは左腕が不足しており、新人ドラフトでの指名権を手放す代わりにプロ13年間で通算352試合に登板した経験豊富なカン・ユングを補強したとみられる。

 

(文責 : ふるりん