NCダイノスとロッテジャイアンツは7月22日、カン・ユング投手(31)と2022年新人2次ドラフト(2021年中に実施)4巡目の指名権とのトレードを発表した。
左腕カン・ユングは高校卒業後の2009年にヒーローズ(2010年よりネクセン、現キウム)に入団、新人の年から一軍で45試合に登板し3勝を記録した。2012年から2013年には先発として起用された。2014年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊し、2016年シーズン途中の9月にネクセンへ復帰した。2017年シーズン開幕前の3月、NCへトレードで移籍した。2018年には中継ぎで自己最多の69試合に登板、同じく自己最多の7勝を記録した。しかし2020年以降登板機会が減少し、2021年シーズンは7月11日まで1試合のみの登板だった。移籍することになったロッテは左腕が不足しており、新人ドラフトでの指名権を手放す代わりにプロ13年間で通算352試合に登板した経験豊富なカン・ユングを補強したとみられる。
(文責 : ふるりん)