LGツインスは6月29日、2021年シーズンの新外国人選手としてジャスティン・ボーア内野手(33)と年俸30万ドル、インセンティブ5万ドルの総額最大35万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の左打者ジャスティン・ボーアは2009年にMLB・シカゴカブスと契約、2014年に初めてマイアミマーリンズでメジャーリーグに昇格した。2015年に23本塁打、2017年に25本塁打を記録し主力の一塁手として活躍、2018年シーズン途中の8月にトレードでフィラデルフィアフィリーズへ移籍した。2019年にはロサンゼルスエンゼルス、2020年には日本プロ野球・阪神に在籍していた。2021年シーズンはサンフランシスコジャイアンツとマイナー契約を結び、傘下のAAA級マイナーリーグで33試合に出場、打率.213、6本塁打、17打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグ6年間の通算成績は559試合に出場、打率.253、92本塁打、303打点、3盗塁。マイナーリーグ11年間の通算成績は751試合に出場、打率.278、115本塁打、527打点、16盗塁。
これに伴い、2021年シーズン当初に契約していた外国人選手ロベルト・ラモス内野手(26)についてはKBO(韓国野球委員会)にウェーバー公示が要請された。メキシコ出身の左打者ラモスは2020年にLGと契約、同年38本塁打でシーズン本塁打数の個人記録を更新した。しかし2021年は前年からの腰の故障の影響で打撃不振となり、51試合に出場、打率.243、8本塁打、25打点、0盗塁の成績で6月8日のNCダイノス戦を最後に試合には出場していなかった。
(文責 : ふるりん)