DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手ジャスティン・ボーア(元阪神)と契約  ラモスをウェーバー公示

 LGツインスは6月29日、2021年シーズンの新外国人選手としてジャスティン・ボーア内野手(33)と年俸30万ドル、インセンティブ5万ドルの総額最大35万ドルで契約した。

 アメリカ合衆国出身の左打者ジャスティン・ボーアは2009年にMLB・シカゴカブスと契約、2014年に初めてマイアミマーリンズメジャーリーグに昇格した。2015年に23本塁打、2017年に25本塁打を記録し主力の一塁手として活躍、2018年シーズン途中の8月にトレードでフィラデルフィアフィリーズへ移籍した。2019年にはロサンゼルスエンゼルス、2020年には日本プロ野球阪神に在籍していた。2021年シーズンはサンフランシスコジャイアンツとマイナー契約を結び、傘下のAAA級マイナーリーグで33試合に出場、打率.213、6本塁打、17打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグ6年間の通算成績は559試合に出場、打率.253、92本塁打、303打点、3盗塁。マイナーリーグ11年間の通算成績は751試合に出場、打率.278、115本塁打、527打点、16盗塁。

 これに伴い、2021年シーズン当初に契約していた外国人選手ロベルト・ラモス内野手(26)についてはKBO韓国野球委員会)にウェーバー公示が要請された。メキシコ出身の左打者ラモスは2020年にLGと契約、同年38本塁打でシーズン本塁打数の個人記録を更新した。しかし2021年は前年からの腰の故障の影響で打撃不振となり、51試合に出場、打率.243、8本塁打、25打点、0盗塁の成績で6月8日のNCダイノス戦を最後に試合には出場していなかった。

 

(文責 : ふるりん