DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手ソイロ・アルモンテ外野手(元中日)と契約  ロハスと契約せず

 KTウィズは12月23日、2021年シーズンの新外国人選手としてソイロ・アルモンテ外野手(31)と年俸52万5000ドル、インセンティブ20万ドルの総額72万5000ドルで契約した。

 ドミニカ共和国出身のソイロ・アルモンテは両打ちで、2005年にMLBメジャーリーグベースボール)・ニューヨークヤンキースと契約し、2013年にヤンキースで初めてメジャーリーグに昇格した。2015年はアトランタブレーブスと契約するが4月に契約を解除され、2016年よりLMB(メキシコ野球リーグ)・プエブラパロッツと契約、シーズン途中でモンテレイサルタンスへ移籍、2017年まで所属した。2018年から2020年まで日本プロ野球・中日に所属した。2014年までのメジャーリーグ2年間の通算成績は47試合に出場、打率.211、2本塁打、12打点、4盗塁。マイナーリーグ9年間の通算成績は745試合に出場、打率.268、94本塁打、432打点、82盗塁。

 KTは2020年シーズン終了時点で契約していた外国人選手3名のうちチーム最多の15勝を記録したオドリサメル・デスパイネ投手、2年連続で10勝以上を記録したウィリアム・クエバス投手とすでに再契約を結んでおり、ソイロ・アルモンテとの契約で2021年シーズン当初の外国人選手3名の枠を埋めた。なお、2017年シーズン途中の6月から2020年まで契約していたメル・ロハス外野手は、韓国以外の球団との交渉を進めているとされ、ソイロ・アルモンテはその代役となる。2020年、ロハスは142試合に出場、打率.349、47本塁打、135打点、0盗塁の成績で本塁打打点王などの個人タイトルとリーグMVP(最優秀選手)などを受賞した。韓国4年間での通算成績は511試合に出場、打率.321、132本塁打、409打点、27盗塁。

 

(文責 : ふるりん