KTウィズは12月23日、2021年シーズンの新外国人選手としてソイロ・アルモンテ外野手(31)と年俸52万5000ドル、インセンティブ20万ドルの総額72万5000ドルで契約した。
ドミニカ共和国出身のソイロ・アルモンテは両打ちで、2005年にMLB(メジャーリーグベースボール)・ニューヨークヤンキースと契約し、2013年にヤンキースで初めてメジャーリーグに昇格した。2015年はアトランタブレーブスと契約するが4月に契約を解除され、2016年よりLMB(メキシコ野球リーグ)・プエブラパロッツと契約、シーズン途中でモンテレイサルタンスへ移籍、2017年まで所属した。2018年から2020年まで日本プロ野球・中日に所属した。2014年までのメジャーリーグ2年間の通算成績は47試合に出場、打率.211、2本塁打、12打点、4盗塁。マイナーリーグ9年間の通算成績は745試合に出場、打率.268、94本塁打、432打点、82盗塁。
KTは2020年シーズン終了時点で契約していた外国人選手3名のうちチーム最多の15勝を記録したオドリサメル・デスパイネ投手、2年連続で10勝以上を記録したウィリアム・クエバス投手とすでに再契約を結んでおり、ソイロ・アルモンテとの契約で2021年シーズン当初の外国人選手3名の枠を埋めた。なお、2017年シーズン途中の6月から2020年まで契約していたメル・ロハス外野手は、韓国以外の球団との交渉を進めているとされ、ソイロ・アルモンテはその代役となる。2020年、ロハスは142試合に出場、打率.349、47本塁打、135打点、0盗塁の成績で本塁打・打点王などの個人タイトルとリーグMVP(最優秀選手)などを受賞した。韓国4年間での通算成績は511試合に出場、打率.321、132本塁打、409打点、27盗塁。
(文責 : ふるりん)