韓国代表は7月29日の初戦でイスラエル代表と対戦
1年延期された2020年東京オリンピック野球の詳細な日程が6月28日にWBSC（世界野球ソフトボール協会）から発表された。韓国代表が優勝した2008年北京オリンピック以来3大会ぶりに開催されるオリンピック野球は開催国日本、2019 WBSCプレミア12で出場権を与えられた韓国とメキシコ、2019年のヨーロッパ・アフリカ予選で1位となったイスラエル、2021年の南北アメリカ予選で1位となったアメリカ合衆国、2021年の最終予選で1位となったドミニカ共和国の6チームが出場する。会場は7月28日の日本－ドミニカ共和国戦を除いてすべて横浜スタジアムである。
2008年北京オリンピックに続いて2度目のオリンピック野球優勝を目指す韓国代表はグループBに入り、7月29日19時からの初戦でイスラエル、7月31日19時からアメリカ合衆国と対戦する。もしグループＢ1位となった場合は、8月2日19時からグループＡ（日本、メキシコ、ドミニカ共和国）1位と対戦、勝利すると8月4日19時からの準決勝へ進出する。もしこの日の準決勝で敗れても翌8月5日19時のもう1つの準決勝で勝利すれば、8月7日19時からの決勝に進出できる。
グループＢで2位となった場合は8月1日19時よりグループＡの2位と対戦し、勝利すれば8月2日12時よりグループＡ3位とＢ3位の勝者と対戦する。この試合に勝利すれば、8月4日19時からの準決勝へ進出できる。敗れた場合は8月3日19時からの試合に勝利、さらに翌8月4日12時からの試合に勝利すれば8月5日19時からの準決勝に進出できる。なお、8月3日19時からの試合に敗れた場合は大会から敗退となる。
グループＢで3位になった場合は8月1日12時よりグループＡの3位と対戦し、もし勝利すれば8月2日12時よりグループＡ2位とＢ2位の勝者と対戦する。敗れた場合は大会から敗退となる。8月2日12時からの試合に敗れても、8月3日19時、8月4日12時からの試合でともに勝つと8月5日19時からの準決勝に進出できる。なお、準決勝の敗者どうしによる3位決定戦は8月7日12時からである。
非常に複雑な仕組みであるが、優勝するためには最小で5試合、最大で6試合を消化する必要がある。キム・ギョンムン監督率いる2020年オリンピック野球韓国代表は、6月16日に24名の最終エントリーが発表されている。
【2020年東京オリンピック野球韓国代表 最終エントリー】
［投手］
チェ・ウォンジュン（トゥサン）、コ・ヨンピョ（ＫＴ）、コ・ウソク、チャ・ウチャン（以上ＬＧ）、ハン・ヒョンヒィ、チョ・サンウ（以上キウム）、※ イ・ウィリ（キア）、パク・セウン（ロッテ）、ウォン・テイン（サムソン）、キム・ミヌ（ハンファ）
［捕手］
ヤン・ウィジ（ＮＣ）、カン・ミンホ（サムソン）
［一塁手］
カン・ベッコ（ＫＴ）、オ・ジェイル（サムソン）
［二塁手］
パク・ミヌ（ＮＣ）、チェ・ジュファン（ＳＳＧ）
［三塁手］
ホ・ギョンミン（トゥサン）、ファン・ジェギュン（ＫＴ）
［遊撃手］
オ・ジファン（ＬＧ）、キム・ヘェソン（キウム）
［外野手］
パク・コヌ（トゥサン）、キム・ヒョンス（ＬＧ）、イ・ジョンフ（キウム）、パク・ヘミン（サムソン）
※ 2021年の新人選手。
（文責 ： ふるりん）
