2017年以来6年ぶり5度目の開催となる野球の国際大会WBC(ワールドベースボールクラシック)に出場する韓国代表が1月16日、初めてソウル市内のホテルに招集、記者会見が開催されイ・ガンチョル監督(KT)、ヤン・ウィジ捕手(トゥサン)、コ・ウソク投手(LG)、キム・ハソン内野手(サンディエゴパドレス)が出席した。韓国代表は初の開催となった2006 WBCでは準決勝進出、次の2009 WBCでは準優勝と上位に進出したが、2013 WBC、2017 WBCではともに1次ラウンド敗退と結果を残せなかった。また直近の国際大会において、1年順延され2021年7~8月に開催された2020年東京オリンピック野球では6チーム中4位に終わり結果を残せず、2023 WBCではまずは3大会ぶりの1次ラウンド突破のため最善を尽くすことになる。
すでに2023 WBC韓国代表の選手の一部はアメリカ合衆国へ出国したため、今回の予備招集には参加しない。2月14日からアメリカ合衆国で全体練習を開始し、3月上旬には1次ラウンドの開催国日本へ入国、京セラドーム大阪で3月6日にオリックスバファローズ、3月7日に阪神タイガースと強化試合で対戦し(2試合とも12時開始)、3月9日、東京ドームでの1次ラウンドプールB緒戦・オーストラリア戦に向けて準備を進める。
(1月4日発表の2023 WBC韓国代表30名はこちらをご覧ください。)
【2023 WBC韓国代表日程】
[1次ラウンド プールB]
3月9日12時:オーストラリア代表
3月10日19時:日本代表
3月12日12時:チェコ代表
3月13日19時:中国代表
※ プールBでは5チームが総当たりで対戦、上位2チームが東京ドームでの準々決勝(3月15,16日)へ進出、プールA(台湾、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ)の上位2チームのいずれか(プールB1位はプールA2位、プールB2位はプールA1位)と対戦。3月19,20日(アメリカ合衆国大西洋岸時間)、ローンデポパークでの準決勝ではプールC(アメリカ合衆国、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス)、プールD(プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア)の上位2チームによる準々決勝の勝者と対戦。決勝は3月21日(アメリカ合衆国大西洋岸時間)。
(文責 : ふるりん)