DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

示範競技 結果(3.21)

 3月21日、前日20日は全試合雨天中止になったことで、1日遅れて2年ぶりとなる2021年示範競技が開幕した。3月30日まで各球団9試合ずつ合計45試合が実施され、レギュラーシーズンは4月3日に開幕する。

 

SSG 3-11 NC  (昌原)

(勝)パーソンズ 1勝  (敗)ムン・スンウォン 1敗

本塁打) SSG : イ・フンニョン 1号  NC : パク・ミヌ 1号、クォン・ヒィドン 1号、イ・ミョンギ 1号

 NCは1回裏にSSGの先発ムン・スンウォンから1番パク・ミヌの先頭打者本塁打、4番ヤン・ウィジのタイムリー、5番アルテールの犠牲フライ、7番クォン・ヒィドンの本塁打で5点を先制し、2回裏に2番イ・ミョンギの本塁打、ヤン・ウィジのタイムリーで2点を追加した。NCの先発の新外国人パーソンズは3回表まで無失点に抑えた。NCは3回裏にSSGの2番手イ・チェホから8番パク・チュニョンのタイムリーで2点を追加した。この回途中から登板したSSGの3番手キム・テッキョンは追加点を与えなかった。SSGは4回表にNCの2番手ソン・ミョンギから途中出場の7番チェ・ジフンのタイムリーで1点を返し、4番手チョ・ヨンウは4回裏を無失点に抑えた。

 NCは5回裏にSSGの5番手イ・ゴヌクから代打チョン・ミンスのタイムリーで2点を追加した。NCの3番手キム・ジンソンは8回表、SSGの6番手キム・ジュオンは8回裏を無失点に抑えた。SSGは9回表にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから途中出場の8番イ・フンニョンの本塁打で2点を返したが、NCが勝利した。SSGで注目された元メジャーリーガーのチュ・シンスは3打席無安打2三振だった。

  

 

KT 4-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ソ・ヒョンジュン 1勝  (セーブ)パク・シヨン 1S  (敗)イ・ヨンハ 1敗

 KTは1回表にトゥサンの先発イ・ヨンハから3番の新外国人アルモンテ(元中日)、4番カン・ベッコのタイムリーで2点を先制し、この回代わったトゥサンの2番手チョ・ジェヨンから相手の暴投、8番ペ・ジョンデの犠牲フライで2点を追加した。トゥサンの3番手ユ・ヒィグァンは4回表まで無失点に抑えた。トゥサンは4回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから相手の暴投、7番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を返した。

 トゥサンの4番手パク・チョンギは5回表、5番手ハム・トクチュは6回表、6番手ユン・ミョンジュンは7回表、7番手チャン・ウォンジュンは8回表を無失点に抑えた。KTの2番手コ・ヨンピョは8回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの8番手の高卒新人チェ・スンヨンは9回表を無失点に抑えた。3番手パク・シヨンは9回裏を無失点に抑え、KTが勝利した。KT打線ではカン・ベッコが3安打1打点と活躍。

 

 

LG 2-3 ハンファ  (大田)

(勝)チョン・ウラム 1勝  (敗)イ・ジョンヨン 1敗

本塁打) LG : ホン・チャンギ 1号  ハンファ : パク・チョンヒョン 1号  

  ハンファの先発の新外国人カーペンターは4回表途中まで無失点に抑え、この回途中から登板した2番手キム・ジニョンも無失点に抑えた。LGの先発ケリーは4回裏途中まで無失点に抑えた。LGは6回表にハンファの3番手の新外国人キンガムから途中出場の5番ホン・チャンギ本塁打で2点を先制した。8回表途中から登板したハンファの4番手カン・ジェミンは無失点に抑えた。

 ハンファは8回裏にLGの2番手キム・ユンシクから途中出場の6番ホ・グァンフェのタイムリーで1点を返すと、代わった3番手チン・ヘスの暴投の間に2-2の同点に追いついた。ハンファの5番手チョン・ウラムは9回表を無失点に抑えた。ハンファは9回裏にLGの4番手イ・ジョンヨンから途中出場の3番パク・チョンヒョンの本塁打でサヨナラ勝ちした。

 

 

キウム 1-6 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ジヌク 1勝  (敗)アン・ウジン 1敗

本塁打) キウム : キム・スファン 1号  ロッテ : アン・チホン 1号、マチャド 1号

 ロッテは1回裏にキウムの先発アン・ウジンから1番アン・チホンの先頭打者本塁打で1点を先制し、先発の高卒新人キム・ジヌクは3回表途中まで無失点に抑えた。この回途中から登板した2番手キム・ユヨンも無失点に抑え、ロッテは3回裏に2番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加した。ロッテの3番手ソ・ジュヌォンは5回表まで無失点に抑えた。ロッテは5回裏に9番マチャドの本塁打で1点を追加し、4番手オ・ヒョンテクは6回表を無失点に抑えた。

 ロッテは6回裏にキウムの2番手の高卒新人チャン・ジェヨンから6番ハン・ドンヒィのタイムリー、途中出場の1番ぺ・ソングンへの押し出しの四球などで3点を追加した。ロッテの5番手キム・デウは7回表を無失点に抑えた。キウムの3番手の大卒新人キム・ソンジンは7回裏まで無失点に抑えた。ロッテの6番手チェ・ジュニョンは8回表、キウムの4番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。キウムは9回表にロッテの7番手キム・ウォンジュンから途中出場の4番キム・スファンの本塁打で1点を返したが、ロッテが勝利した。

 

 

キア 7-10 サムソン  (大邱

(勝)キム・ユンス 1勝  (セーブ)チェ・ジグァン 1S  (敗)チャン・ヒョンシク 1敗

本塁打) サムソン : パク・スンギュ 1号

  サムソンは1回裏にキアの先発キム・ヒョンスから相手のエラーで1点を先制し、先発ブキャナン(元東京ヤクルト)は4回表まで無失点に抑えた。キアは5回表にサムソンの2番手ホン・ジョンウから2番キム・ソンビンの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。サムソンは5回裏にキアの2番手の高卒新人チャン・ミンギから途中出場の2番キム・ホジェ、途中出場の3番イ・ソンゴン、途中出場の5番アン・ジュヒョンのタイムリーで4点を勝ち越し、代わった3番手ピョン・シウォンから代打ソン・ジュンソクのタイムリーで2点を追加した。キアは6回表にサムソンの3番手ヤン・チャンソプから相手のエラー、途中出場の2番キム・テジンのタイムリー、途中出場の3番ファン・デインの犠牲フライで3点を返した。

 キアは7回表にサムソンの4番手イ・サンミンから途中出場の9番キム・ギュソンのタイムリーで2点を返し、8回表にサムソンの5番手キム・ユンスから途中出場の5番イ・ウソンの犠牲フライで7-7の同点に追いついた。サムソンは8回裏にキアの4番手チャン・ヒョンシクから相手のエラー、1番パク・スンギュの本塁打で3点を勝ち越し、6番手チェ・ジグァンが9回表を無失点に抑え勝利した。キア打線では6番リュ・ジヒョクが3安打と活躍。

 

(文責 : ふるりん