キアタイガーズは11月7日、本人の意思を尊重しキム・ジュチャン内野手(39)を今後自由契約選手にすることを発表した。
右打者のキム・ジュチャンは高校卒業後の2000年、サムソンライオンズへ入団し新人ながら一軍で60試合に出場したが、トレードで2001年よりロッテジャイアンツに移籍した。ロッテでは俊足を生かし主力の外野手として活躍、2010年には自身最多のシーズン65盗塁を記録した。2012年シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となり、2013年よりキアと4年契約を結び移籍した。
キアではロッテ在籍時より一塁を守ることが多くなり、2016年には自身最多の23本塁打、101打点を記録しゴールデングラブ賞外野手部門を受賞した。2017年シーズン終了後に2度目のFAとなり、キアと契約期間最大3年間で再契約した。2018年は121試合、2019年は100試合に出場したが、2020年はユ・ミンサン、ファン・デインなどが一塁手として起用されたった7試合の出場だったが、打率.333、1本塁打、2打点を記録した。プロ21年間の通算成績は1778試合に出場、打率.300、1887安打、138本塁打、782打点、388盗塁。2021年3月には満40歳となるキム・ジュチャンは現役続行を希望しているとされる。
(文責 : ふるりん)