DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

キム・ジュチャン、自由契約へ

 キアタイガーズは11月7日、本人の意思を尊重しキム・ジュチャン内野手(39)を今後自由契約選手にすることを発表した。

 右打者のキム・ジュチャンは高校卒業後の2000年、サムソンライオンズへ入団し新人ながら一軍で60試合に出場したが、トレードで2001年よりロッテジャイアンツに移籍した。ロッテでは俊足を生かし主力の外野手として活躍、2010年には自身最多のシーズン65盗塁を記録した。2012年シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となり、2013年よりキアと4年契約を結び移籍した。

 キアではロッテ在籍時より一塁を守ることが多くなり、2016年には自身最多の23本塁打、101打点を記録しゴールデングラブ賞外野手部門を受賞した。2017年シーズン終了後に2度目のFAとなり、キアと契約期間最大3年間で再契約した。2018年は121試合、2019年は100試合に出場したが、2020年はユ・ミンサン、ファン・デインなどが一塁手として起用されたった7試合の出場だったが、打率.333、1本塁打、2打点を記録した。プロ21年間の通算成績は1778試合に出場、打率.300、1887安打、138本塁打、782打点、388盗塁。2021年3月には満40歳となるキム・ジュチャンは現役続行を希望しているとされる。

 

(文責 : ふるりん