首位NC、初の6連敗 KT2位浮上`
8月19日以降全試合で無観客が続いてきたが、感染症拡大防止対策の緩和により、10月13日より全観客席の20%程度に制限してはいるものの8週間ぶりに観客の入場を再開した。
キア 11-9 NC (昌原)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 10勝8敗 (セーブ)パク・チュンピョ 6勝5S (敗)ライト 11勝8敗
キアは1回表にNCの先発ライトから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を先制した。NCは1回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから相手のエラー、7番モ・チャンミンのタイムリーで2-1と逆転した。キアは3回表にキム・ソンビンのタイムリーで2-2の同点に追いつき、4回表に1番チェ・ウォンジュンのタイムリー、相手の暴投で2点を勝ち越しライトをノックアウトした。さらにこの回代わったNCの2番手パク・チヌから3番タッカーの犠牲フライ、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加した。NCは6回裏にキアの2番手チャン・ヒョンシクから7番モ・チャンミンのタイムリーで1点を返した。
キアは7回表にNCの3番手カン・ユングからチャンスを作ると、代わった4番手ソン・ジョンウクから相手のエラー、5番手カン・ドンヨンから代打イ・ウソンとチェ・ウォンジュンのタイムリーで計3点を追加した。キアの3番手イ・ジュニョンは7回裏を無失点に抑え、4番手キム・ジェヨと5番手ホン・サンサムは8回裏を無失点に抑えた。キアは9回表にキム・ソンビンのタイムリーで2点を追加した。NCは9回裏にキアの6番手ソ・ドグォンから代打イ・ジェユルのタイムリー、途中出場の3番キム・ヒョンジュンの本塁打で4点を返し、代わった7番手ヤン・スンチョルからチャンスを作ると、8b名手パク・チュンテからモ・チャンミンの犠牲フライ、8番アルテールのタイムリー絵2点を返した。
だが最後は6位キアが逃げ切り勝利した。6回途中まで3失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは、2014年以来7年連続となるシーズン10勝を記録した。キア打線ではキム・ソンビンが4安打4打点、チェ・ウォンジュンが4安打2打点と活躍。先発ライトが4回途中6失点で降板した首位NCはシーズン初の6連敗。NC打線ではモ・チャンミンが3打点と活躍。
キウム 3-7 KT (水原)
(勝)チョ・ヒョヌ 2勝1敗1S (セーブ)ユ・ウォンサン 2勝1敗2S (敗)ヨキシュ 12勝5敗
(本塁打) キウム : パク・チュンテ 5号
KTは2回裏にキウムの先発ヨキシュから相手のエラー、9番シム・ウジュンのタイムリーで2点を先制した。キウムは4回表にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から相手のエラーで1点を返した。キウムは5回表にKTの2番手チョン・ユスからチャンスを作り、代わった3番手チョ・ヒョヌからパク・チュンテの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。KTは5回裏に4番カン・ベッコのタイムリーで3-2と勝ち越し、ヨキシュをノックアウトした。キウムの2番手キム・ソンギは追加点を与えなかった。4番手キム・ジェユンは6回表を無失点に抑え、KTは6回裏にキウムの3番手ヤン・ヒョンから相手のエラーで1点を追加した。
4番手アン・ウジンは追加点を与えず、キウムは7回表にKTの5番手チュ・グォンから1番パク・チュンテの本塁打で1点を返した。KTは7回裏にキウムの5番手キム・サンスから代打ユ・ハンジュン、9番シム・ウジュンのタイムリーなどで3点を追加した。キウムの6番手ヤン・ギヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。6番手ユ・ウォンサンは9回表まで相手の反撃を断ち、KTが勝利し2位に浮上した。KT打線ではシム・ウジュンが3安打2打点、5番ムン・サンチョルが3安打と活躍。先発ヨキシュが4回途中3失点で降板したキウムは5位に後退。
LG 2-17 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ストレイリー 13勝4敗 (敗)リュ・ウォンソク 1敗
(本塁打) LG: イ・ヒョンジョン 16号 ロッテ : オ・ユンソク 4号、ハン・ドンヒィ 14号
ロッテは1回裏にLGの先発リュ・ウォンソクから3番チョン・ジュヌの内野ゴロの間に先制し、7番ハン・ドンヒィのタイムリー、9番マチャドへの押し出しの四球、1番オ・ユンソクの満塁本塁打と打者一巡の猛攻で8点を奪った。ロッテは2回裏に8番チョン・ボグンのタイムリーで2点、3回裏にLGの2番手イ・サンギュから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)と5番イ・ビョンギュの犠牲フライ、ハン・ドンヒィの本塁打で5点を追加した。LGは4回表にロッテの先発ストレイリーから3番イ・ヒョンジョンの本塁打で2点を返した。ロッテは6回裏にイ・サンギュから途中出場の1番アン・チホンのタイムリー、代わったLGの3番手チェ・ソンフンから途中出場の4番シン・ボンギのタイムリーで計2点を追加した。
ロッテの2番イ・インボクは7回表、3番手チン・ミョンホは8回表を無失点に抑えた。LGの4番手イ・チャンヒョクは8回裏に追加点を与えなかった。4番手オ・ヒョンテクは9回表に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利した。6回を2失点に抑えたストレイリーは13勝目。ロッテ打線ではハン・ドンヒィが3安打1本塁打5打点、マチャドが3安打1打点と活躍。先発リュ・ウォンソクが3回途中13失点で降板したLGは連勝が6で止まり3位に後退。
ハンファ 0-5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)アルカンタラ 17勝2敗 (敗)キム・イファン 2勝6敗
トゥサンは1回裏にハンファの先発キム・イファンから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制し、2回裏に8番チョン・スビンの内野ゴロの間に1点、3回裏にキム・ジェファンと6番パク・コヌのタイムリーで2点を追加した。さらに5回裏にハンファの2番手アン・ヨンミョンから2番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの3番手ソン・ユンジュンは6回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの先発アルカンタラは7回表まで無失点に抑えた。
ハンファの4番手ファン・ヨングクは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは8回表を無失点に抑えた。ハンファの5番手ソ・ギュンは8回裏に追加点を与えなかった。3番手キム・ガンニュルは9回表に相手の反撃を断ち、トゥサンが完封リレーで勝利し4位に浮上した。アルカンタラは17勝目。最下位ハンファでは先発キム・イファンが4回途中5失点で降板し、打線が沈黙した。
SK 7-3 サムソン (大邱)
(勝)ピント 6勝14敗 (敗)キム・デウ 3勝7敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 30号、イ・ジェウォン 2号 サムソン : パク・ヘミン 10号、ソン・ジュンソク 1号
SKは1回表にサムソンの先発の高卒新人ホ・ユンドンから5番オ・テゴンのタイムリーと相手のエラーで3点を先制した。サムソンは3回裏にSKの先発ピントから1番パク・ヘミンの本塁打で2点を返し、5回裏に2番ソン・ジュンソクの本塁打で3-3の同点に追いついた。SKは6回表にサムソンの2番手キム・デウから3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で1点を勝ち越した。サムソンの3番手チャン・ピルジュンは7回表に追加点を与えなかった。
SKは8回表にサムソンの4番手キム・ユンスから6番キム・ガンミンのタイムリー、相手のエラーで2点を追加し、2番手イ・テヤンは8回裏まで無失点に抑えた。SKは9回表にサムソンの5番手イ・サンミンから8番イ・ジェウォンの本塁打で1点を追加した。サムソンの6番手ヤン・チャンソプは追加点を与えなかった。3番手ソ・ジニョンは9回裏に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利し3連勝となった。6回を3失点に抑えたピントは6勝目。8位サムソンは終盤に反撃ができずリリーフが機能しなった。
【レギュラーシーズン 順位表】
(10月13日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 131 77 50 4 .606
2.KT 131 74 56 1 .569
3.LG 134 74 57 3 .565
4.トゥサン 132 71 57 4 .555
5.キウム 137 75 61 1 .551
6.キア 129 67 62 0 .519
7.ロッテ 129 66 62 1 .516
8.サムソン 132 57 72 3 .442
9.SK 133 46 86 1 .348
10.ハンファ 132 43 87 2 .331
(文責 : ふるりん)