首位NC6連勝 最下位ハンファ、球団新記録の15連敗
トゥサン 8-12 NC (昌原)
(勝)キム・ゴンテ 1勝1敗 (敗)チョ・ジェヨン 1敗
(本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 7号 NC : ヤン・ウィジ 5号
NCは1回裏にトゥサンの先発の高卒新人チョ・ジェヨンから5番ヤン・ウィジの本塁打で3点を先制した。トゥサンは4回表にNCの先発チェ・ソンヨンから4番キム・ジェファンの本塁打、7番チョン・スビンのタイムリー、9番クォン・ミンソクのプロ3年目にしての初打点となる犠牲フライで4-3と逆転しチェ・ソンヨンをノックアウトした。NCは4回裏にチョ・ジェヨンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの2番手チェ・ウォンジュンから8番アルテールの走者一掃となる3点タイムリーで6-4と逆転し、3番手クォン・ヒョクから2番イ・ミョンギと3番ナ・ソンボムのタイムリー、4番手キム・ガンニュルからヤン・ウィジのタイムリーで4点を追加した。
トゥサンは5回表にNCの2番手キム・ゴンテからチャンスを作ると、代わった3番手ペ・ジェファンから5番チェ・ジュファンのタイムリーで2点、6回表にNCの4番手パク・チヌから1番パク・コヌ、代わった5番手イム・ジョンホから2番フェルナンデスのタイムリーで計2点を返した。NCは6回裏にトゥサンの5番手ムン・デウォンから4番カン・ジンソンのタイムリーで2点を追加し、6番手キム・ジンソンは8回表を無失点に抑えた。
トゥサンの6番手チェ・ジソンは8回裏に追加点を与えなかった。7番手ホン・ソンムは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し6連勝となった。キム・ゴンテは2018年9月以来の勝利。NC打線ではヤン・ウィジが1本塁打5打点、イ・ミョンギが3安打1打点と活躍。先発チョ・ジェヨンが4回途中6失点で降板した2位トゥサンは連勝が4で止まった。トゥサン打線ではチェ・ジュファンが3安打2打点、パク・コヌが3安打1打点と活躍。
SK 5-3 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョ・ヨンウ 1勝 (敗)イ・サンギュ 2勝2敗4S
(本塁打) SK : ロマック 5号 LG : キム・ヒョンス 3号
SKは2回表にLGの先発ケリーから4番ロマック(元横浜DeNA)の場外本塁打で1点を先制した。LGは5回裏にSKの先発イ・ゴヌクから2番キム・ヒョンスの2試合連続本塁打で1-1の同点に追いついた。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回裏、3番手キム・ジョンビンは7回裏を無失点に抑えた。SKは8回表にLGの2番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった3番手チョン・ウヨンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を勝ち越した。LGは8回裏にSKの4番手パク・ミンホからチャンスを作ると、代わった5番手ソ・ジニョンから8番ユ・ガンナムのタイムリーで2-2の同点に追いついた。
試合はこのまま延長に突入し、SKは10回表にLGの4番手イ・サンギュからロマックのタイムリーで2点を勝ち越し、代わった5番手ヨ・ゴヌクから6番チョン・ジンギの犠牲フライで1点を追加した。LGは10回裏にSKの6番手チョ・ヨンウからキム・ヒョンスのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででSKが勝利しKTと同率8位に並んだ。チョ・ヨンウは7年目にしてプロ初勝利。SK打線ではロマックが3安打1本塁打3打点と活躍。3位LGでは先発ケリーが7回を1失点に抑えるも打線の援護が不十分だった。LG打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打2打点と活躍。
キウム 5-3 サムソン (大邱)
(勝)ヤン・ヒョン 2勝1敗1S (セーブ)チョ・サンウ 1勝7S (敗)イ・スンヒョン 2敗
(本塁打) キウム : チョン・ビョンウ 2号
キウムは1回表にサムソンの先発ウォン・テインから6番チョン・ビョンウ、代打イ・テックンへの押し出しの四球で2点を先制した。サムソンは1回裏にキウムの先発チョ・ヨンゴンから4番サラディーノの内野ゴロの間に1点を返し、3回裏にサラディーノのタイムリーで2-2の同点に追いついた。キウムは5回表にサムソンの2番手イ・スンヒョンからチョン・ビョンウの本塁打で2点を勝ち越し、2番手ヤン・ヒョンは5回裏まで無失点に抑えた。3番手イム・ヒョンジュンは6回表に追加点を与えず、サムソンは6回裏にキウムの3番手キム・ジェウンからチャンスを作り、代わった4番手キム・テフンから1番キム・サンスの犠牲フライで1点を返した。
サムソンの4番手キム・ユンスは7回表、韓国復帰後初登板となった5番手オ・スンファン(元阪神)は8回表に追加点を与えなかった。5番手イ・ヨンジュンは8回裏を無失点に抑え、4位キウムは9回表にサムソンの6番手ノ・ソンホからチョン・ビョンウのタイムリーで1点を追加し、6番手チョ・サンウが9回裏の反撃を断って勝利した。キウム打線ではチョン・ビョンウが1本塁打4打点、3番イ・ジョンフが4安打と活躍。7位サムソンは打線がつながらなかった。サムソン打線では8番カン・ミンホが3安打と活躍。
キア 3-2 KT (水原)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 5勝2敗 (セーブ)ムン・ギョンチャン 4S (敗)ソ・ヒョンジュン 4勝2敗
(本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 6号 KT : ユ・ハンジュン 3号
キアは1回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから3番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を先制した。KTは4回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから7番チャン・ソンウのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キアは5回表に1番キム・ソンビンのタイムリーで2点を勝ち越した。KTの2番手ユ・ウォンサンは6回表、3番手ソン・ドンヒョンは7回表に追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・サンサムは7回裏まで無失点に抑えた。
4番手イ・サンファは8回表に追加点を与えず、KTは8回裏にキアの3番手チョン・サンヒョンから4番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を返した。KTの5番手チュ・グォンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ムン・ギョンチャンは9回裏に相手の反撃を断ち、5位キアが勝利し3連敗から脱出した。5回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは5勝目。先発ソ・ヒョンジュンが5回3失点で降板したKTは5連敗でSKと同率8位に並ばれた。
ハンファ 3-9 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)サンプソン 1勝2敗 (敗)サーポルド 2勝4敗
(本塁打) ハンファ : ホイング 4号 ロッテ : イ・デホ 4号
ロッテは4回裏にハンファの先発サーポルドから5番オ・ユンソク、6番キム・ジュンテ、7番マチャドのタイムリーで4点を先制し、5回裏に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打、マチャドのタイムリーで3点、6回裏にハンファの2番手ムン・ドンウクから2番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ハンファは7回表にロッテの先発サンプソンから5番ホイングの本塁打、代打チョン・ウヌォンのタイムリーで3点を返した。ハンファの3番手ファン・ヨングクは7回裏に追加点を与えなかった。
2番手ソン・スンジュンは8回表まで無失点に抑え、ロッテは8回裏にハンファの4番手ユン・ホスルから1番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加した。3番手イ・インボクは9回表に相手の反撃を断ち、6位ロッテが勝利し4連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたサンプソンは韓国初勝利。ロッテ打線ではソン・アソプとオ・ユンソクが3安打1打点と活躍。先発サーポルドが5回7失点で降板した最下位ハンファは球団記録を更新する15連敗。
【レギュラーシーズン 順位表】
(6月9日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 30 24 6 0 .800
2.トゥサン 30 19 11 0 .633
3.LG 30 18 12 0 ,600
4.キウム 31 18 13 0 .581
5.キア 31 16 15 0 .516
6.ロッテ 30 15 15 0 .500
7.サムソン 31 13 18 0 .419
8.SK 30 11 19 0 .367
8.KT 30 11 19 0 .367
10.ハンファ 31 7 24 0 .226
(文責 : ふるりん)