DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.20) 結果

KT5連勝  SK10連敗から脱出
 

NC 1-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ハム・トクチュ 1勝1S  (敗)カン・ドンヨン 1勝1敗

本塁打) NC : ヤン・ウィジ 1号 

 トゥサンは1回裏にNCの先発ク・チャンモから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制した。NCは4回表にトゥサンの先発の新外国人フレクセンから4番ヤン・ウィジの本塁打で1-1の同点に追いついた。ク・チャンモ、フレクセンともに好投しともに8回まで1失点に抑えた。トゥサンの2番手イ・ヒョンスンは9回表を無失点に抑えた。NCは9回裏から2番手キム・ゴンテを登板させたが、途中から3番手イム・ジョンホに交代し試合は延長戦に突入した。

 トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンは10回表、4番手ハム・トクチュは11回表を無失点に抑えた。トゥサンは11回裏にNCの4番手カン・ドンヨン、5番手パク・チヌからチャンスを作ると、代わった6番手カン・ユングから代打パク・セヒョクのタイムリーでサヨナラ勝ちした。NCは連勝が7で止まった。

f:id:takefumif:20200520123457j:plain

延長11回裏、サヨナラタイムリーを打ったトゥサンのパク・セヒョク。 http://mksports.co.kr/view/2020/518772/

 

 

LG 1-3 サムソン  (大邱

(勝)チェ・チェフン 3勝  (セーブ)ウ・ギュミン 1S  (敗)ウィルソン 2敗

 (本塁打) LG : ラモス 6号

 サムソンは2回裏にLGの先発ウィルソンから7番キム・ホンゴンのタイムリーで1点を先制し、4回裏に5番イ・ハクチュの犠牲フライで1点を追加した。LGは6回表にサムソンの先発チェ・チェフンから4番の新外国人ラモスの2試合連続本塁打で1点を返した。サムソンは6回裏に4番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を追加し、7回表から2番手ノ・ソンホ、3番手イ・スンヒョンを登板させた。

 サムソンの4番手チェ・ジグァンは8回表まで無失点に抑えた。LGの2番手キム・デヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。5番手ウ・ギュミンは9回表に相手の反撃を断ち、サムソンが勝利し4連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたチェ・チェフンは3勝目。LGでは先発ウィルソンが7回を3失点に抑えるも打線の援護はなかった。

 

 

SK 5-3 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)パク・チョンフン 1勝  (セーブ)ハ・ジェフン 1S  (敗)オ・ジュウォン 2勝1敗

本塁打) SK : ロマック 2号  キウム : キム・ハソン 2号

 キウムは1回裏にSKの先発パク・チョンフンから2番キム・ハソンの本塁打で1点を先制した。SKは2回表にキウムの先発イ・スンホから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、3回表に4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で2-1と逆転した。キウムは5回裏に3番イ・ジョンフのタイムリー、相手の暴投で3-2と逆転した。SKは6回表にキウムの2番手オ・ジュウォンから6番ナム・テヒョクのタイムリーで3-3の同点に追いつき、代わった3番手ヤン・ヒョンから8番キム・チャンピョンの内野ゴロの間に4-3と逆転した。

 2番手キム・ジョンビンは6回裏を無失点に抑え、SKは7回表にキウムの4番手イ・ヨンジュンからナム・テヒョクのタイムリーで1点を追加した。SKの3番手ソ・ジニョンは8回裏まで無失点に抑えた。キウムの5番手イム・ギュビンは9回表まで追加点を与えなかった。4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、SKが勝利し10連敗から脱出した。5回を3失点に抑えたパク・チョンフンは2020年シーズン初勝利。キウムは中継ぎ陣が機能しなかった。

f:id:takefumif:20200521013655j:plain

6回表、SKはナム・テヒョクのタイムリーで同点とした。 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202005200100179000012597&servicedate=20200520

 

 

ロッテ 0-6 キア  (光州)

(勝)ギャニオン 1勝2敗  (敗)ストレイリー 1勝2敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 2号、ハン・スンテク 2号

 キアは1回裏にロッテの先発の新外国人ストレイリーから4番チェ・ヒョンウの本塁打で2点を先制し、2回裏に1番パク・チャンホのタイムリーで1点、3回裏に5番ナ・ジワンのタイムリーで2点、6回裏にロッテの2番手ソン・スンジュンから9番ハン・スンテクの2試合連続本塁打で1点を追加した。キアの先発の新外国人選手ギャニオンは7回表途中まで無失点に抑え、2番手パク・チュンピョに交代した。

 キアの3番手コ・ヨンチャンは8回表を無失点に抑えた。ロッテの3番手イ・インボクは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ヒョンジュンは9回表に相手の反撃を断ち、キアは完封リレーで勝利した。ギャニオンは韓国初勝利。先発ストレイリーが5回5失点で降板したロッテは、4回表無死1,2塁でイ・デホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロにより三重殺を喫するなど打線が沈黙し3連敗。

 

 

ハンファ 1-8 KT  (水原)

(勝)ペ・ジェソン 1勝  (敗)チャン・ミンジェ 1勝1敗

 KTは1回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから3番チョ・ヨンホの犠牲フライで1点を先制し、2回裏に9番ペ・ジョンデと1番シム・ウジュンのタイムリーで2点、3回裏に6番ファン・ジェギュンのタイムリー、7番パク・キョンスの犠牲フライで2点を追加した。さらに5回裏にはハンファの2番手アン・ヨンミョンからペ・ジョンデの犠牲フライで1点、6回裏にハンファの3番手パク・チュホンから6番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加した。

 KTの先発ペ・ジェソンは7回表まで無失点に抑えた。ハンファは8回表にKTの2番手ハ・ジュンホから4番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を返した。KTは8回裏に5番ロハスのタイムリーで1点を追加し、3番手キム・ソンフンは9回表に相手の反撃を断って勝利し5連勝となった。ペ・ジェソンは2020年シーズン初勝利。KT打線ではファン・ジェギュンが3安打2打点、ロハスとパク・キョンスが3安打1打点と活躍。ハンファでは先発チャン・ミンジェが5回途中6失点で降板し、打線もつながらなかった。

 

(文責 : ふるりん