トゥサンベアースは11月22日、2023年のFA(フリーエージェント)選手だったヤン・ウィジ捕手(35)と2023年から契約期間最長6年、最大152億ウォンで契約した。最初の4年は契約金44億ウォン、年俸66億ウォンの総額110億ウォンで、あとの2年はインセンティブを含む2年最大42億ウォンの選手オプションとなっている。
右打者のヤン・ウィジは高校卒業後の2006年にトゥサンへ入団、2010年には127試合に出場し新人王を受賞した。その後も主力として活躍、2015年、2016年と韓国シリーズ優勝に貢献した。2018年シーズン終了後に初めてFAとなりNCダイノスへ移籍、2020年にNCの韓国シリーズ初優勝に貢献した。また2019年首位打者(.354)、2021年打点王(111)など個人タイトルも受賞した。韓国代表としては2015年と2019年のWBSCプレミア12、2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2018年アジア競技大会野球、2020年東京オリンピック野球などに出場した。
2022年シーズンは130試合に出場、打率.280、20本塁打、94打点、3盗塁の成績で、シーズン終了後に2度目のFAとなり古巣トゥサンへ復帰することになった。プロ17年間の通算成績は1585試合に出場、打率.307、1546安打、228本塁打、944打点、46盗塁。
なおヤン・ウィジは2023年のFA選手において等級Bのため、トゥサンは規定により前所属先のNCに2022年の年俸(10億ウォン)と補償選手(25名の保護選手以外)1名、または2022年の年俸の2倍の補償金のどちらかを譲渡しなければならない。
(文責 : ふるりん)