キアとサムソンは29日、ハン・ギジュ投手(30)とイ・ヨンウク外野手(32)のトレードによる移籍を発表した。
右腕ハン・ギジュは高校卒業後の2006年にキアへ入団し、新人ながらも11勝を記録した。2007年は25セーブ、2008年は26セーブと活躍し、北京オリンピックに韓国代表として出場し、優勝のため兵役免除の恩典を受けた。しかし2009年以降成績が低下し、2010年は一軍登板はなかった。度重なる故障のためかつての球威を取り戻すことはできず、2013年から2014年にかけても一軍登板はなかった。2016年は29試合に登板し4勝を記録したが、2017年はまたもや一軍登板がなかった。プロ11年間の通算成績は239試合に登板、25勝28敗71セーブ9ホールド、防御率3.63。
左打者のイ・ヨンウクは大学卒業との2008年にサムソンへ入団し、2010年は120試合、2011年は111試合に出場と活躍した。2011年シーズン終了後に軍へ入隊し尚武に所属、除隊後2014年よりサムソンに復帰した。2016年は代走守備要員として106試合に出場したものの、2017年シーズンは一軍で6試合のみの出場で無安打に終わった。プロ10年間の通算成績は521試合に出場、打率.245、230安打、12本塁打、103打点、72盗塁。ともに新天地での復活を目指す。
（文責：ふるりん）
