DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ロジャースと契約  バンヘッケン(元埼玉西武)は退団

 ネクセンは26日、2018年シーズンの新外国人選手としてエスミル・ロジャース投手(33)と年俸150万ドルで契約した。
 ドミニカ共和国出身の右腕ロジャースは2009年から2015年までMLB(メジャーリーグベースボール)のコロラドロッキーズ、ニューヨークヤンキースなどに所属し、通算210試合に登板した。2015年シーズン途中の8月にハンファと契約し同年6勝を記録したが、2016年は故障もあり2勝どまりで6月に退団した。韓国での一軍通算成績は16試合に登板、8勝5敗、防御率3.41。
 なお、2017年レギュラーシーズン終了時点で契約していた外国人選手のうち、アンディ・バンヘッケン投手(38)は再契約しないことになり、退団が決まった。アメリカ合衆国出身の左腕バンヘッケンは2012年よりネクセンと契約し、先発として活躍し2014年にはチーム史上初の20勝投手となり最多勝の個人タイトルを受賞した。2016年より日本プロ野球埼玉西武へ移籍したが、同年7月にネクセンへ復帰した。2017年シーズンは24試合に登板、8勝7敗、防御率3.77の成績で、韓国での6年間の通算成績は156試合に登板、73勝42敗、防御率3.56。
 ネクセンは2017年レギュラーシーズン7位で5年ぶりにポストシーズン進出に失敗し、巻き返しのため外国人選手の交代に踏み切ったとみられる。その他の外国人選手であるジェイク・ブリガム投手(元東北楽天)、マイケル・チョイス外野手の去就は未定。

(10月26日現在の為替レート:1億ウォンが1008万5300円。10万ドルが1136万8000円。)

(文責:ふるりん