DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   ロッテ3位浮上

KT 3−8 キア  (光州)
(勝)イム・ギヨン 8勝5敗  (セーブ)キム・セヒョン 1勝5敗16S  (敗)ペ・ウヨル 2敗
本塁打) KT : ユン・ソンミン 20号  キア : ナ・ジワン 26号、イ・ボムホ 25号、キム・ソンビン 5号、バーナディーナ 26,27号
 KTは1回表にキアの先発イム・ギヨンから3番ロハスのタイムリーで1点を先制した。キアは2回裏にKTの先発シム・ジェミンから5番ナ・ジワンの本塁打で1-1の同点に追いついた。キアは4回裏に5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で3‐1と逆転したが、KTは6回表に4番ユン・ソンミンのプロ14年目にして自身初となるシーズン20本塁打で3‐3の同点に追いついた。キアは6回裏にKTの2番手ペ・ウヨルから1番キム・ソンビンの本塁打で2点を勝ち越した。
 キアは7回表から2番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)を登板させ、7回裏にKTの3番手ホン・ソンヨンから3番バーナディーナの本塁打で1点、8回裏にKTの4番手の高卒新人イ・ジョンヒョクからバーナディーナの2打席連続本塁打、6番アン・チホンのタイムリーで2点を追加した。3番手キム・セヒョンが相手の反撃を断ち、首位キアが勝利し3連敗から脱出した。6回を3失点に抑えたイム・ギヨンは8勝目。キア打線ではバーナディーナが3安打2本塁打2打点、イ・ボムホが3安打1本塁打2打点と活躍。KTは2015年の一軍参入以降3シーズン連続最下位が確定した。


LG 11−9 NC  (馬山)
(勝)ソーサ 11勝10敗  (セーブ)イ・ドンヒョン 2勝6敗7S  (敗)キム・ジンソン 10勝6敗
本塁打) LG : キム・ジェユル 5号、カン・スンホ 5号、ユ・ガンナム 14号  NC : スクラッグス 35号、パク・ミヌ 3号
 LGは1回表にNCの先発マンシップから4番キム・ジェユルの本塁打、8番ペク・スンヒョンへのプロ3年目にして初打点となる押し出しの四球で3点を先制した。NCは1回裏にLGの先発ソーサから3番パク・ミヌ、4番スクラッグスのタイムリーで3-3の同点に追いつき、3回裏に代打イ・ホジュンの2点タイムリーで5-3と逆転した。LGは5回表にNCの2番手チョン・スミンからチャンスを作り、代わったNCの3番手キム・ジンソンから5番ヤン・ソックァンの犠牲フライ、8番カン・スンホの本塁打、1番ムン・ソンジェのタイムリーで8-5と逆転した。
 NCは5回裏に途中出場の7番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を返した。LGは6回表にNCの4番手イム・ジョンホからチャンスを作り、代わったNCの5番手イム・チャンミンから6番ユ・ガンナムのタイムリーなどで2点を追加した。NCは7回表から5番手ミン・テホを登板させ、7回裏にLGの2番手チン・ヘスからスクラッグスの本塁打で1点を返した。LGは8回表にNCの7番手ウォン・ジョンヒョンからユ・ガンナムの本塁打で1点を追加し、3番手イム・ジョンウは8回裏まで無失点に抑えた。NCの8番手イ・ミンホは9回表に追加点を与えなかった。
 NCは9回裏にLGの4番手キム・ジヨンからパク・ミヌの本塁打で2点を返した。5番手イ・ドンヒョンは相手の反撃を断ち、LGが勝利し6位に浮上した。6回途中まで6失点ながらソーサは11勝目。先発全員安打を記録したLG打線ではキム・ジェユルが3安打1本塁打2打点、カン・スンホが1本塁打4打点と活躍。NCは3連敗で4位に後退したが、打線ではスクラッグスが4安打1本塁打3打点と活躍。


ネクセン 2−7 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ラリー 13勝7敗  (敗)ブリガム 10勝5敗
本塁打) ネクセン : キム・テワン 5号、チョイス 14号
 ロッテは2回裏にネクセンの先発ブリガムから7番カン・ミンホのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは3回表にロッテの先発ラリーから8番キム・テワンの本塁打で1-1の同点に追いついた。ロッテは3回裏に2番ソン・アソプのタイムリー、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで3点を勝ち越した。ネクセンは6回表に3番チョイスの本塁打で1点を返した。ロッテは6回裏にネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから1番チョン・ジュヌのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。
 ロッテは8回裏にネクセンの3番手オ・ジュウォンから9番シン・ボンギの犠牲フライで1点を追加した。ネクセンの4番手イ・ボグンは追加点を与えなかった。2番手パク・チンヒョンは相手の反撃を断ち、ロッテが勝利し3位に浮上した。8回途中まで2失点に抑えたラリーは自身10連勝で13勝目。ロッテ打線ではカン・ミンホが3安打1打点と活躍。ネクセンは先発ブリガムが4回4失点で降板し打線も援護できず、7位に後退しただけでなくレギュラーシーズン5位以内の可能性が消滅し、2012年以来5年ぶりにポストシーズン進出へ失敗した。

 
サムソン 7−8 ハンファ  (大田)
(勝)シム・スチャン 3勝1S   (敗)チャン・ピルジュン 4勝8敗21S
本塁打) サムソン : ペ・ヨンソプ 6号、チェ・ヨンジン 1号
 サムソンは2回表にハンファの先発ユン・ギュジンから6番ペ・ヨンソプの本塁打、9番キム・ミンスの2014年10月のハンファ在籍時以来の打点となるタイムリー、1番キム・ソンフンのタイムリーで3点を先制し
、3回表に5番チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは3回裏にサムソンの先発ファン・スボムから3番ソン・グァンミン、7番ハ・ジュソクのタイムリー、相手のエラーで4-4の同点に追いついた。ハンファは6回裏にサムソンの2番手チャン・ウォンサムから1番オ・ソンジンの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。
 サムソンは7回表に8番チェ・ヨンジンのプロ6年目での初本塁打で5-5の同点に追いついたが、ハンファは2番手パク・チョンジンが勝ち越し点を与えず、7回裏にサムソンの3番手チェ・チュンヨンから6番ヤン・ソンウのタイムリーで2点を勝ち越した。サムソンは8回表にハンファの3番手カン・スンヒョンから7番キム・ホンゴンの犠牲フライで1点を返すと、代わったハンファの4番手チョン・ウラムからキム・ソンフンへの押し出しの四球で7-7の同点に追いついた。サムソンの4番手シム・チャンミンは無失点に抑え、試合はそのまま延長戦に突入した。5番手シム・スチャンは10回表を無失点に抑え、8位ハンファは9回裏にサムソンの6番手チャン・ピルジュンから4番キム・フェソンのタイムリーでサヨナラ勝ちし2017年シーズンの8位が確定した。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打1打点と活躍。サムソンは2016年に続いて2017年シーズンも9位が確定した。