ＬＧは20日、2016年限りで現役を引退したイ・ビョンギュ(42)のつけていた背番号9を永久欠番に指定し、7月9日、本拠地・蚕室野球場でのハンファ戦で引退セレモニーを行うと発表した。ＬＧの永久欠番は1999年に指定されたキム・ヨンス元投手の背番号41に次いで2人目で、野手では初めて。
イ・ビョンギュは大学卒業後の1997年にＬＧへ入団し、同年126試合に出場し新人王を受賞した。その後プロ野球界を代表する外野手として活躍し、2005年、2013年と2度の首位打者、1999〜2001年、2005年と4度の最多安打の個人タイトルを受賞した。2007年から2009年まで日本プロ野球・中日に在籍していたが、韓国ではＬＧのみのプロ通算17年間で2043安打を記録、2014年にはＬＧで初めて個人通算2000安打を達成し、「赤兎馬（チョクトマ）」の愛称で親しまれた主力選手であった。国際大会には大学時代も含めてオリンピック2回(1996年・2000年)、アジア大会4回(1994年・1998年・2002年・2006年)、2006 WBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場している。現役引退後は2017年よりテレビ局の野球解説者として活動している。
（文責：ふるりん）
