DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   LG4位確定

SK 2−4 NC  (馬山)
(勝)イ・ジェハク 12勝4敗  (セーブ)イム・チャンミン 1勝3敗26S  (敗)パク・チョンフン 8勝13敗
 NCは1回裏、SKの先発パク・チョンフンから3番ナ・ソンボム、4番チョ・ヨンフンのタイムリー、5番モ・チャンミンの犠牲フライで3点を先制し、2回裏2番キム・ジョンホのタイムリーで1点を追加した。SKは5回表、NCの先発イ・ジェハクから相手のエラー、1番イ・ミョンギのタイムリーで2点を返した。SKは6回裏から2番手ムン・スンウォンが登板し追加点を与えなかった。
 NCも8回表から2番手ウォン・ジョンヒョンを登板させ、SKの3番手ソ・ジニョンは8回裏を無失点に抑えた。3番手イム・チャンミンが相手の反撃を断ち、公式戦2位が確定したNCが勝利した。7回を2失点に抑えたイ・ジェハクは自己最多の12勝目。6位SKは先発パク・チョンフンが5回4失点と振るわず、打線もつながらなかった。この試合は2016年シーズンプロ野球最短の2時間16分で終了した。 


LG 4−1 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ソーサ 10勝9敗  (セーブ)イム・ジョンウ 3勝8敗28S  (敗)ノ・ギョンウン 3勝12敗
 ロッテは3回裏、LGの先発ソーサから1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制した。LGは5回表、ロッテの先発ノ・ギョンウンから3番パク・ヨンテク、4番ヒメネス、5番オ・ジファンのタイムリーで3-1と逆転し、ノ・ギョンウンをノックアウトした。ロッテは2番手ペ・ジャンホ、3番手キム・ウォンジュン、4番手イ・ジョンミンが追加点を与えなかった。LGは6回裏途中から2番手チン・ヘス、3番手ウ・ギュミン、4番手キム・ジヨンの継投で無失点に抑えた。
 LGは9回表、ロッテの5番手ホン・ソンミンからヒメネスの犠牲フライで1点を追加し、5番手イム・ジョンウが無失点に抑え勝利し、5位キアが敗れたため公式戦4位が確定した。これによって、10月10日のポストシーズンワイルドカード決定戦で最大2試合ともに本拠地・蚕室で5位キアと対戦することになった。6回途中まで1失点に抑えたソーサは2014年以降3年連続2ケタ勝利の10勝目。先発ノ・ギョンウンが5回途中3失点で降板したロッテは4連敗で9位に後退。


サムソン 4−3 キア  (光州)
(勝)チョン・イヌク 4勝7敗  (セーブ)シム・チャンミン 2勝6敗25S  (敗)コ・ヒョジュン 2敗
本塁打) サムソン : イ・フンニョン 6号  キア : イ・ボムホ 33号
 サムソンは2回表、キアの先発コ・ヒョジュンから7番キム・サンスのタイムリー、8番イ・フンニョンの3ランで4点を先制した。キアは2回裏、サムソンの先発チョン・イヌクから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を返し、3回表途中から2番手キム・ユンドンを登板させた。さらに4回表途中から3番手シム・ドンソプ、6回表から4番手ホン・ゴンヒィ、7回表から5番手キム・ジぬを登板させた。
 キアは7回裏、サムソンの2番手シン・ヨンウンからチャンスを作ると、代わった3番手チャン・ピルジュンから1番ノ・スグァンの2点タイムリーで1点差とした。そして6番手キム・グァンス、7番手ハン・スンヒョクも追加点を与えなかった。4番手シム・チャンミンが1点差を守りきり、サムソンが勝利し単独8位に浮上した。5回を1失点に抑えたチョン・イヌクが4勝目。サムソン打線では2番ペク・サンウォンが3安打と活躍。先発コ・ヒョジュンが3回途中4失点で降板したキアは公式戦5位が確定し、10月10日からの4位LGとのポストシーズンワイルドカード決定戦は本拠地・光州で迎えることができなくなった。