ハンファは22日、2016年シーズンの新外国人選手としてウィリン・ロサリオ内野手(26)と契約金30万ドル、年俸100万ドルの総額130万ドルで契約した。
ドミニカ共和国出身の右打者ロサリオは2006年メジャーリーグベースボール(MLB)・コロラドロッキーズと契約、2011年初めてメジャーリーグに昇格した。強打の捕手として2012年28本塁打、2013年21本塁打とメジャーリーグで2年連続20本塁打以上を記録した。だが2014年から成績が下降し、2015年シーズンはロッキーズで87試合に出場、打率.268、6本塁打、29打点、2盗塁の成績だった。オフシーズンにはドミニカウィンターリーグにも参加していた。メジャーリーグ通算5年間の成績は447試合に出場、打率.273、71本塁打、241打点、11盗塁。マイナーリーグ通算8年間の成績は435試合に出場、打率.270、68本塁打、239打点、16盗塁。近年は捕手ではなく内野手としての起用が多く、大砲不在のハンファでは打撃に専念するため一塁での起用も予想される。
なお、2016年シーズンのハンファの外国人選手(3名まで)はこのロサリオと、再契約したエスミル・ロジャース投手が決まったが、もう1名は未定である。
(1月22日現在の為替レート:10万ドルが1181万2000円。)
(文責:ふるりん)