DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   2015年ポストシーズン、10月7日開幕  ワイルドカード決定戦:ネクセン−SK、メディアデー開催

 
 2015年プロ野球ポストシーズンが、いよいよ10月7日(水)から始まる。

 2015年シーズンからのプロ野球10球団制への拡張により、ポストシーズンは公式戦上位5チームが出場できることになった。まず公式戦4位・ネクセンが同5位・SKと対戦するワイルドカード決定戦が10月7日18時半より、ネクセンの本拠地、ソウル・木洞野球場で開始される。なお、ネクセンは7日の第1戦に勝利した時点で、10月10日(土)開始予定の準プレーオフへの出場権を得て、公式戦3位・トゥサンと対戦する(第1戦に敗れても8日の第2戦で勝利すれば同じ)。SKは第1戦のみならず第2戦も連勝しないと、準プレーオフへ進出することはできない。第1,2戦ともに木洞野球場で行われるため、ネクセンが有利ではある。

 トゥサンとワイルドカード決定戦勝者との準プレーオフ、公式戦2位・NCと準プレーオフ勝者とのプレーオフ(10月18日開始予定)は、ともに5試合で先に3勝したほうが勝ち抜けとなる。公式戦優勝・サムソンとプレーオフ勝者との韓国シリーズ(10月26日開始予定)は、7試合で先に4勝したほうが年間総合優勝となる。なお、韓国シリーズにソウル・蚕室野球場を本拠地とするトゥサン、LGが出場しなくても、第5戦以降は中立地として蚕室野球場で行われることになっているが、この規定は2015年シーズンまでとなり、2016年シーズンより韓国シリーズは出場チームの本拠地のみで行われることになっている。


 ワイルドカード決定戦を前日に控えた6日15時より、木洞野球場でポストシーズン恒例のメディアデーが実施され、ネクセンからはヨム・ギョンヨプ監督、イ・テックン、パク・ピョンホ、SKからはキム・ヨンヒィ監督、チョ・ドンファ、チョン・ウラムが出席した。第1戦の予告先発はネクセンがバンヘッケン(15勝8敗)、SKがキム・グァンヒョン(14勝6敗)と、ともにチーム最多勝のエース対決となった。