2015年プロ野球のポストシーズンが、いよいよ10月7日(水)から始まる。
2015年シーズンからのプロ野球10球団制への拡張により、ポストシーズンは公式戦上位5チームが出場できることになった。まず公式戦4位・ネクセンが同5位・SKと対戦するワイルドカード決定戦が10月7日18時半より、ネクセンの本拠地、ソウル・木洞野球場で開始される。なお、ネクセンは7日の第1戦に勝利した時点で、10月10日(土)開始予定の準プレーオフへの出場権を得て、公式戦3位・トゥサンと対戦する(第1戦に敗れても8日の第2戦で勝利すれば同じ)。SKは第1戦のみならず第2戦も連勝しないと、準プレーオフへ進出することはできない。第1,2戦ともに木洞野球場で行われるため、ネクセンが有利ではある。
トゥサンとワイルドカード決定戦勝者との準プレーオフ、公式戦2位・NCと準プレーオフ勝者とのプレーオフ(10月18日開始予定)は、ともに5試合で先に3勝したほうが勝ち抜けとなる。公式戦優勝・サムソンとプレーオフ勝者との韓国シリーズ(10月26日開始予定)は、7試合で先に4勝したほうが年間総合優勝となる。なお、韓国シリーズにソウル・蚕室野球場を本拠地とするトゥサン、LGが出場しなくても、第5戦以降は中立地として蚕室野球場で行われることになっているが、この規定は2015年シーズンまでとなり、2016年シーズンより韓国シリーズは出場チームの本拠地のみで行われることになっている。
ワイルドカード決定戦を前日に控えた6日15時より、木洞野球場でポストシーズン恒例のメディアデーが実施され、ネクセンからはヨム・ギョンヨプ監督、イ・テックン、パク・ピョンホ、SKからはキム・ヨンヒィ監督、チョ・ドンファ、チョン・ウラムが出席した。第1戦の予告先発はネクセンがバンヘッケン(15勝8敗)、SKがキム・グァンヒョン(14勝6敗)と、ともにチーム最多勝のエース対決となった。