年間総合優勝を決める2016年プロ野球ポストシーズンが、10月10日(月)から始まる。
ポストシーズンは10チーム中公式戦上位5チームが出場する。最初に公式戦4位・LGが同5位・キアと対戦するワイルドカード決定戦(最大2試合)が10月10日18時半より、LGの本拠地、ソウル・蚕室野球場で開始される。なお、LGは10日の第1戦に勝利した時点で、10月13日(木)開始予定の準プレーオフへの出場権を得る。キアは第1戦に勝っても11日の第2戦も連勝しないと、準プレーオフへ進出することはできない。第1,2戦ともに蚕室野球場で行われるため、LGが有利ではある。
公式戦3位・ネクセンとワイルドカード決定戦勝者との準プレーオフ、公式戦2位・NCと準プレーオフ勝者とのプレーオフ(10月21日開始予定)は、ともに5試合で先に3勝したほうが勝ち抜けとなる。公式戦優勝・トゥサンとプレーオフ勝者との韓国シリーズ(10月29日開始予定)は、7試合で先に4勝したほうが年間総合優勝となる。
ワイルドカード決定戦を前日に控えた9日15時より、蚕室野球場でポストシーズン恒例のメディアデーが実施され、LGからはヤン・サンムン監督、パク・ヨンテク、リュ・ジェグク、キアからはキム・ギテ監督、イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、ヤン・ヒョンジョンが出席した。第1戦の予告先発はLGがハフ(7勝2敗)、キアがヘクター(15勝5敗)と、外国人投手対決となった。なお、LGとキアのポストシーズンでの対戦は2002年プレーオフ以来14年ぶりであり、この時はLGが3勝2敗で勝ち抜け韓国シリーズへ進出している。
※ ( )内は2016年公式戦の成績。