DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン4連勝  ネクセン4連勝で3位浮上  

NC 7−10 サムソン  (大邱
(勝)クロイド 8勝5敗  (セーブ)イム・チャンヨン 3勝2敗18S  (敗)イ・ミンホ 3勝4敗
本塁打) NC : ナ・ソンボム 18号、テームズ 30号、イ・ホジュン 15号  サムソン : ナバーロ 28,29号、パク・ソンミン 15,16号、イ・スンヨプ 18号
 サムソンは1回裏、NCの先発イ・ミンホから3番ナバーロの本塁打で1点を先制し、2回裏8番イ・ジヨン、1番ク・ジャウクのタイムリーで4点を追加した。さらに3回裏5番パク・ソンミンの2試合連続本塁打、6番イ・スンヨプ(元オリックス)の2者連続本塁打で2点を追加した。NCは4回表、サムソンの先発クロイドから3番ナ・ソンボムの本塁打、4番テームズの2者連続にして2試合連続本塁打で2点を返した。サムソンは4回裏4番チェ・ヒョンウの犠牲フライで1点を追加した。NCは5回表ナ・ソンボムのタイムリーなどで3点を返し、5回以降イム・ジョンホ、チェ・グムガンが無失点に抑えた。
 サムソンは6回からシム・チャンミンが登板し、、7回裏、NCの4番手イ・ジェハクからナバーロ、パク・ソンミンのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。NCは8回表、サムソンの3番手パク・クンホンから5番イ・ホジュンの2ランで反撃したが、アン・ジマン、イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)の継投で相手の反撃を断ち、4連勝で2位トゥサンとのゲーム差を広げた。5回を5失点ながら打線の援護に恵まれたクロイドが8勝目。打線ではパク・ソンミンが3安打2本塁打2打点、ナバーロが2本塁打2打点と活躍。NCは先発イ・ミンホが4回7失点と打たれ打線の反撃も及ばず4連敗で、KTに勝ったネクセンに抜かれ4位に後退。打線ではナ・ソンボムが3安打1本塁打3打点と活躍。
 


ハンファ 5−2 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ユン・ギュジン 3勝1敗10S  (セーブ)クォン・ヒョク 8勝8敗13S  (敗)ユン・ミョンジュン 3勝6敗5S
 トゥサンは4回裏、ハンファの先発の高卒新人キム・ミヌから相手の暴投で1点を先制し、代わった2番手パク・チョンジンから9番キム・ジェホへの押し出しの四球で1点を追加した。トゥサンの先発ホ・ジュンヒョクは5回まで無失点に抑えていたが、ハンファは6回表、トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンから5番キム・ギョンオンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。6回裏から3番手ユン・ギュジンが登板し、ハンファは7回表ユン・ミョンジュン、トゥサンの3番手ハム・トクチュからチャンスを作ると、代わった4番手オ・ヒョンテクからキム・ギョンオンの2点タイムリーで4-2と逆転した。
 5位ハンファは8回表、トゥサンの6番手イ・ジェウから3番チョン・グヌへの押し出しの四球で1点を追加し、最後は4番手クォン・ヒョクが抑え勝利した。打線ではキム・ギョンオンが4打点と活躍。2位トゥサンは先発ホ・ジュンヒョクが6回途中で降板しリリーフが打たれ、打線もハンファの強力リリーフ陣の前に沈黙してしまった。


KT 6−10 ネクセン  (ソウル・木洞)
(勝)キム・ヨンミン 3勝4敗  (敗)チョ・ムグン 5勝1敗
本塁打) KT : パク・キョンス 14号、ユン・ヨソプ 6号  ネクセン ; キム・ハソン 14号、スナイダー 12,13号、パク・ピョンホ 33号
 ネクセンは2回裏、KTの先発の高卒新人オム・サンベクから8番キム・ハソンの2ランで先制した。KTは3回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから1番オ・ジョンボクのタイムリーで1点を返した。ネクセンは3回裏2番スナイダーの本塁打で1点を追加したが、KTは4回表6番パク・キョンスの2試合連続本塁打で1点を返した。ネクセンは4回裏、KTの2番手の大卒新人チョ・ムグンから3番ユ・ハンジュンの犠牲フライで1点を追加したが、KTは5回表ムン・ソンヒョン、ネクセンの2番手キム・ヨンミンから3番チャン・ソンホのタイムリー、4番マルテの犠牲フライで4-4の同点に追いついた。
 ネクセンは5回裏チョ・ムグンからチャンスを作ると、代わったKTの3番手ホン・ソンヨンから9番パク・トンウォンのタイムリー、相手のエラーで2点を勝ち越した。さらに6回裏ホン・ソンヨン、KTの4番手チェ・ウォンジェからスナイダーのこの試合2本目の本塁打、4番パク・ピョンホの3試合連続本塁打、キム・ハソンのタイムリーで4点を追加した。KTは7回表、ネクセンの3番手イ・サンミンから代打ユン・ヨソプの2ランで反撃し、5番手の高卒新人チュ・グォンも追加点を与えなかった。
 ネクセンはマ・ジョンギル、キム・ジョンフンの継投で相手の反撃を断ち、4連勝でサムソンに敗れたNCを抜いて3位に浮上した。キム・ヨンミンが3勝目。打線ではスナイダーが3安打2本塁打2打点、キム・ハソンが1本塁打3打点と活躍。新球団KTは中継ぎとして活躍してきたチョ・ムグンが打たれ4連敗。打線では7番キム・サンヒョンが4安打と活躍。


SK 4−5 キア  (光州)
(勝)キム・グァンス 2勝  (セーブ)ユン・ソンミン 1勝5敗19S  (敗)ユン・ギルヒョン 3敗12S
本塁打) SK : チョン・ウィユン 1号、キム・ソンヒョン 4号  キア ; イ・ホング 8号、ペク・ヨンファン 6号
 SKは3回表、キアの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から4番チョン・ウィユンの移籍後初本塁打となる3ランで先制した。キアは3回裏、SKの先発ケリーから8番イ・ホングの本塁打で1点を返した。SKは4回表9番キム・ソンヒョンの本塁打で1点を追加した。キアは5回裏1番シン・ジョンギルのタイムリーで1点を返し、6回途中からチェ・ヨンピル、イム・ギジュン、キム・グァンスの継投で追加点を与えなかった。
 ネクセンは7回裏、SKの2番手シン・ジェウンからチャンスを拡大すると、代わった3番手ユン・ギルヒョンから代打ペク・ヨンファンの3ランで逆転した。SKの4番手チョン・ユスは追加点を与えなかった。最後はユン・ソンミンが抑え、7位キアが逆転勝ちで3連勝となった。キム・グァンスは2試合連続勝利投手。6位SKはリリーフが打たれ4連敗で、勝率5割を切ってしまった。


 

LG 8−5 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ユン・ジウン 2勝1敗  (セーブ)ポン・ジュングン 3勝2敗12S   (敗)キム・ソンベ 2勝2敗1S
本塁打) LG : パク・ヨンテク 12号  ロッテ : イ・ウミン 2号、アドゥチ 20号
 LGは3回表、ロッテの先発シム・スチャンから4番ヒメネス、5番イ・ジニョンのタイムリーで3点を先制した。ロッテは4回裏、LGの先発ソーサから8番イ・ウミンの3ランで3-3の同点に追いついた。LGは5回表、ロッテの2番手ク・スンミンから3番パク・ヨンテクの本塁打で1点を勝ち越したが、ロッテは5回裏4番アドゥチ本塁打で4-4の同点に追いついた。LGは6回裏から2番手ユン・ジウンを登板させ、7回表、ロッテの3番手キム・ソンベからチャンスをつくると、代わった4番手イ・サンファからパク・ヨンテク、イ・ジニョンのタイムリーで3点を勝ち越した。
 LGはイム・ジョンウ、イ・ドンヒョンも無失点に抑え、9回表途中出場の5番ヤン・ソックァンの犠牲フライで1点を追加した。ロッテも9回裏、LGの5番手シン・スンヒョンから1番ソン・アソプのタイムリーで1点を返したが、最後は6番手ポン・ジュングンが抑え9位LGが勝利した。打線ではパク・ヨンテクが3安打1本塁打3打点、イ・ジニョンが3安打3打点と活躍。先発シム・スチャンが3回3失点で早く降板など主導権を握れなかった8位ロッテは連勝が4で止まった。