ＮＣとＫＴは21日、ヨン・ドカン捕手(34)、オ・ジョンボク外野手(28)とホン・ソンヨン投手(28)の1対2トレードを発表した。
ヨン・ドカンは大学卒業後2004年トゥサンへ入団し、控え捕手として起用されてきた。2012年シーズン途中の6月ロッテへトレードされ、これまたロッテでも控え捕手として重宝された。2014年シーズンオフ、新球団ＫＴの特別指名により移籍し、2015年シーズンは主力としての活躍が期待された。6月21日現在41試合に出場、打率.224、1本塁打、8打点、0盗塁の成績で、シーズン開幕後ユン・ヨソプ、チャン・ソンウなど他球団からトレードで移籍してきた捕手に押されてしまっていた。プロ12年間の通算成績は515試合に出場、打率.224、189安打、7本塁打、62打点、5盗塁。正捕手キム・テグン以外一軍で使えるめどが立つ捕手が少ないＮＣにとっては、非常に貴重な存在となる。
オ・ジョンボクは大学卒業後2009年サムソンへ入団し、2010年100試合に出場し頭角を現すも、翌2011年不振だったためオフシーズンの2次ドラフトでＮＣへと移籍した。2012年から2013年は軍へ入隊し、2014年ＮＣで47試合に出場するも、2015年シーズンは6月21日まで一軍出場がなかった。これまでのプロ通算成績は177試合に出場、打率.254、82安打、7本塁打、46打点、3盗塁。
左腕ホン・ソンヨンは高校卒業後2005年ＬＧに入団するも、一軍登板なく2008年退団した。2009年から2013年まで日本・関西独立リーグの2チームに所属し、2014年ＮＣへ入団し22試合に登板した。2015年シーズンは6月21日まで3試合に登板していた。韓国でのプロ通算成績は25試合に登板、0勝1敗4ホールド、防御率4.20。新球団ＫＴは4月にＬＧ、5月にロッテとトレードを成立させていて、今回も経験ある野手オ・ジョンボク、左の中継ぎ要員ホン・ソンヨンと戦力の補完に余念がない。
（文責：ふるりん）
