1990年代から九州で春季キャンプを実施しているトゥサンは、2013年、2014年と2年連続で清武総合運動公園(宮崎県宮崎市)を利用しました。
ここは宮崎市の中心市街地から自動車で30分近くかかる丘の上にあり、近年スポーツ施設の拡充と整備が進み公園内では建設工事中の箇所もありました。
野球場もスタンドが真新しいものになっていました。
今回は3月1日、鹿児島市をキャンプ地としていたロッテジャイアンツとの練習試合についてです。
この日は午後から天気が崩れるという予報で、13時開始予定だった練習試合は30分早く12時半開始となりました。
ロッテの選手たちは11時頃到着していましたが、カン・ミンホ、キム・ソンベなど出場しない予定の主力選手は鹿児島市に残っていたそうで、比較的控えや若手選手が多く出場していました。
トゥサンも同じように主力ではなく控え選手や若手の先発起用が目立ちました。
曇り空のもとで始まった試合は、トゥサンが4-2で勝利。タイムリーなど2塁打2本を放ったチェ・ジュファンが試合のMVPとして金一封を受け取っていました。
こういう練習試合だと、出場予定のない選手がスタンドにいることもあり、リラックスした表情を向けてくれるのもキャンプならではです。
この日はノ・ギョンウン、正捕手ヤン・ウィジ、ニッパート、ボルスタッドの両外国人投手などが試合をのんびり見物していました。
試合が終わる15時半頃から計ったように雨が強く降り出しました。
試合後、急いで帰路へつくロッテの選手たちの姿をカメラに収めました。
なお、2013年秋季キャンプから日本人コーチの本西厚博氏がロッテの作戦走塁コーチに就任し、試合中には3塁コーチボックスに立っていました。
(本西厚博コーチの後ろ姿。)
(2001年から2002年まで読売に在籍していたチョン・ミンテ1軍投手コーチ。)
日が暮れつつある中、南国らしく早い春の訪れで暖かく感じた九州南部の丘陵地には強い雨が降り続け、トゥサンの監督・コーチ陣、選手たちも比較的早く宿舎へと向かっていったようです。
(文責 : ふるりん)