新球団KTウィズは20日、2014年シーズンの新外国人選手としてマイク・ロリー投手(29)と契約したことを発表した。2013年に発足したばかりのKTにとって、球団史上初の外国人選手となった。
米国出身のロリーはサンフランシスコジャイアンツ、ピッツバーグパイレーツ傘下のマイナーリーグでプレーしたが、米国メジャーリーグには昇格できなかった。2011年から米国アトランティックリーグのニューアークベアーズ、ロングアイランドダックスなどに所属した。2012年8月から台湾プロ野球・Lamigoと契約し、台湾シリーズMVPを受賞するなど優勝に貢献した。同年11月のアジアシリーズ2012では、韓国代表・サムソンを完封し注目を集めた。2013年はLamigoで34試合に登板、11勝12敗、防御率3.47で最多奪三振(152個)のタイトルを獲得した。かねてから韓国でのプレーを希望する発言をしていて、2014年シーズンは2軍リーグしか参加しないとはいえKTと契約に至った。KTは若手選手が主体で投手が足りず、2015年以降も考えてロリーを韓国に適応させ、戦力に育てていくと思われる。
(文責:ふるりん)