15日、プロ野球9球団は一斉に仁川国際空港から2014年シーズン開幕前の海外春季キャンプへと出発した。これまで球団ごとに1月中の任意の日に海外へ出発していたが、2014年は同日となった。
投手・捕手とその他の野手では調整が違うため、序盤は別行動で後日合流する球団が多い。基本的に1月後半は体力作りなど個人トレーニングが中心で、グアム、サイパンなど太平洋の島々、メジャーリーグのキャンプ地となっている米国アリゾナ州など、温暖な地域で調整を続けるのが恒例のスケジュールだが、ハンファのように最初から最後まで日本・沖縄県に滞在する場合もある。
2月前半のうちに韓国へ近い温暖な日本の九州南部・沖縄島、台湾へ移動し、韓国の球団どうしだけでなく日本、台湾のプロ野球チームとも複数の練習試合が予定されている。なお、2014年シーズンは2軍のみ参加の新球団KTは2013年11月から米国アリゾナ州でキャンプ中で、2月に台湾へ移動する予定。各球団は3月上旬に帰国し、その後示範競技(3月中に予定)を最終調整の場とし、3月29日の公式戦開幕に備える。