トゥサンは27日、キム・ジヌク監督(53)を解任し、新監督にソン・イルス2軍監督(62)を任命した。
キム・ジヌク監督は2011年シーズン終了後1軍バッテリーコーチから監督に就任し、2012年は公式戦3位で準プレーオフ敗退、2013年は公式戦4位ながら準プレーオフ、プレーオフを勝ち抜き、韓国シリーズで惜しくもサムソンに敗れた。契約期間は3年であと1年残っていたが、采配などに疑問が残るとして解任に至った。
ソン・イルス新監督は日本に帰化した在日韓国人で（日本名：石山一秀）、日本プロ野球・近鉄で捕手として活躍し、1984年から1986年までサムソンにも所属していた。引退後は近鉄のコーチなどをつとめ、2004年の近鉄解散後は東北楽天のスカウトとなっていた。2012年シーズンオフ、トゥサンの2軍監督となり韓国での指導者生活を始め、今回1軍監督へと昇格した。契約期間は3年、契約金、年俸ともに2億5000万ウォン。トゥサンは新体制で2014年シーズン、13年ぶりの韓国シリーズ優勝を目指すことになった。
