KBO(韓国野球委員会)は9日、2014年FA(フリーエージェント)資格行使選手16名を公示した。6日に21名のFA資格取得選手が公示され、8日までが権利行使の申請期間となっていた。
【2014年 FA資格行使選手】
サムソン : ◎ チャン・ウォンサム(投手)、〇 パク・ハニ(外野手)
トゥサン : ◎ ソン・シホン(内野手)、◎ チェ・ジュンソク(内野手)、◎ イ・ジョンウク(外野手)
LG : ◎ イ・デヒョン(外野手)、○ イ・ビョンギュ(外野手・背番号9)、△ クォン・ヨングァン(内野手)
ロッテ : ◎ カン・ミンホ(捕手)、△ カン・ヨンシク(投手)
SK : ◎ チョン・グヌ(内野手)
キア : ◎ ユン・ソンミン(投手)、◎ イ・ヨンギュ(外野手)
ハンファ : ◎ パク・チョンジン(投手)、◎ ハン・サンフン(内野手)、◎ イ・デス(内野手)
注 : ◎…新規取得、○…再取得、△…資格維持
今回FA資格を行使した選手は、11月10日から16日までの7日間、前所属球団と優先的に交渉できる。この間に契約がまとまらなかった場合、11月17日から23日までの7日間、前所属球団を除く全球団と交渉できる。それでも契約がまとまらなかった場合、11月24日から2014年1月15日まで前所属球団を含む全球団と交渉できる。そして2014年1月15日まで契約がまとまらなかった場合、その選手は2014年シーズン韓国のどの球団にも所属できない。
なお今回のFA選手は16名であるため、規約によりプロ野球9球団は各球団2名まで他球団からのFA選手と契約できる。他球団のFA選手と契約した場合、該当選手の前年の年俸の2倍に相当する補償金と、人的補償として保護選手20名以外の選手1名か、該当選手の前年の年俸の3倍に相当する補償金(この場合人的補償なし)を前所属球団に譲渡しなくてはならない。
今回のFA選手はユン・ソンミンなど海外進出が予想される選手以外にもソン・シホン、イ・ジョンウク、カン・ミンホ、チョン・グヌ、イ・ヨンギュなど大物選手が多く、例年にない注目を集めている。なお、所属球団のサムソンが海外進出を容認したオ・スンファンは、大卒8年目でありこの場合FA選手となると海外への移籍ができないため、今回FAの資格を行使しなかった。
(文責 : ふるりん)