DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   ネクセン3連勝で同率3位 

ネクセン 3−1 NC (馬山)
(勝)オ・ジェヨン 3勝  (セーブ)ソン・スンナク 2勝2敗42S  (敗)エリック 3勝10敗
本塁打) ネクセン : イ・ソンヨル 18号
 NCは1回裏、ネクセンの先発オ・ジェヨンから3番ナ・ソンボムの犠牲フライで1点を先制した。ネクセンは3回表、NCの先発エリックから5番キム・ミンソンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回表7番イ・ソンヨルの本塁打で2-1と逆転した。オ・ジェヨンも2回以降無失点を続け、ネクセンは7回表3番イ・テックンのタイムリーで1点を追加した。NCは8回以降イ・ミンホ、大卒新人ソン・ジョンウク、イム・チャンミンの継投で追加点を与えなかった。
 ネクセンはソン・シニョン、ハン・ヒョンヒィ、カン・ユング、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、3連勝で試合のなかったトゥサンと同じ勝率で同率3位に並んだ。7回途中まで1失点に抑えたオ・ジェヨンが3勝目。ソン・スンナクは最多セーブ争いトップの42セーブ目。8位NCはエリックが7回3失点と好投しながらも10敗目と、勝運に恵まれない。


キア 6−9 ハンファ (大田)
(勝)チョン・デフン 1勝  (敗)ソーサ 9勝8敗
本塁打) キア : イ・ボムホ 21号
 キアは1回表、ハンファの先発イ・テヤンから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは2回裏、キアの先発ソーサから7番キム・ギョンオンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キアは3回表2番パク・キナムのタイムリーで1点を勝ち越したが、ハンファは4回裏8番ハン・サンフン、9番イ・ジュンスのタイムリーで4-2と逆転し、ソーサをノックアウトした。さらにこの回キアの2番手パク・チフンから2番イ・デス、3番イ・ヤンギ、5番チョン・ヒョンソクのタイムリーで4点を追加した。キアは7回表、ハンファの3番手キム・グァンスから2番ホン・ジェホのタイムリー、3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の史上19人目となる200号本塁打で4点を返した。
 ハンファは8回裏、キアの6番手シン・チャンホからチョン・ヒョンソクのタイムリーで1点を追加し、キム・ヒョンミン、ソン・チャンシクの継投で相手の反撃を断ち逃げ切った。ハンファは最下位ながら最近キア戦は4連勝。4回から6回途中まで無失点に抑えた2番手チョン・デフンがプロ6年目にして初勝利。打線ではチョン・ヒョンソクが3安打2打点と活躍。一方7位キアはこの敗戦により、残り試合に全勝しても5位以下が確定し、2年連続でポストシーズン進出(公式戦4位以上)に失敗した。先発ソーサが4回途中で降板といいところがなく、打線では1番シン・ジョンギルが3安打と活躍。