ハンファの本拠地として、25年以上利用されてきた大田(テジョン)・ハンバッ運動場野球場は近年改修工事が進み、大きくリニューアルされました。2012年はシーズン開幕後も内野2階席増設の工事が続き、5月以降に公式戦を開催しました。オフには外野を拡張し、2013年シーズンよりセンターバックスクリーン横に芝生席を新設しています。
球場の改装にともない、グッズショップもリニューアルされ、近年増加したプロ野球ファンのニーズにも応えています。
管理人が訪れた4月5日は、ハンファが開幕当初からの連敗が続き、まだ気温も低かったため、観客の入りは内野1塁側を除いては多くありませんでした。しかしシーズン初勝利を望むファンの声は決して小さくありませんでした。
9回裏、ハンファは1点リードされながら2アウト満塁の場面で主砲キム・テギュンに回ってきました。
しかし、ネクセンの守護神ソン・スンナクの前にセカンドゴロとなって試合は終了。ファンたちのため息が聞こえてきました。
ハンファはその後開幕からの連敗は13にまで伸び、21日現在8位と下位に低迷しています。
またいつかこの野球場が、1999年以来となる2度目の優勝の喜びに溢れる日が来ると信じ、ファンたちは熱い声援を送り続けています。
改装工事によりきれいになりましたが、以前のアットホームな雰囲気は失われていないこの独特の空気が流れる大田の野球場に、皆様もぜひ足を運ばれることをお勧めいたします。
(文責 : ふるりん)