DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  台湾社会人選抜と引き分け

 台湾でキャンプ中の2013WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は28日、台中洲際野球場にてWBC大会本部主催の練習試合で台湾社会人選抜(台湾電力、合作金庫の連合チーム)と対戦した。
 韓国代表は1回裏キム・テギュン(ハンファ、元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。韓国代表の先発ソン・スンジュン(ロッテ)は3回表3塁打を打たれ、次の打者が投手強襲のヒットを打ち1-1の同点を許した。4回途中から登板した2番手チャ・ウチャン(サムソン)は無失点を続け、韓国代表は6回裏、キム・ヒョンス(トゥサン)のタイムリーで2-1と勝ち越した。
 8回表、韓国代表の3番手チョン・デヒョン(ロッテ)が打者1人を抑えると、代わった4番手ノ・ギョンウン(トゥサン)は味方のエラーもあってピンチを招き、犠牲フライを打たれ2-2の同点に追いつかれた。9回表は5番手ソ・ジェウン(キア)が無失点に抑えたが、打線は初歩的な走塁ミスもあって勝ち越し点を奪えず、9回終了で2-2の同点だったが引き分けと終わった。

 これで韓国代表は2013WBC開幕前に予定されていたすべての練習試合を終えた。キャンプ地の台湾入り後NCと4試合、台湾のチームと2試合練習試合を行ったが、2勝3敗1分けの成績で、特に打線の不振が目立った。

 韓国代表は3月2日20時半(日本・韓国時間)、台中洲際野球場で2013WBC1次ラウンドB組の緒戦、オランダ戦を迎える。