台湾でキャンプ中の2013WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は28日、台中洲際野球場にてWBC大会本部主催の練習試合で台湾社会人選抜(台湾電力、合作金庫の連合チーム)と対戦した。
韓国代表は1回裏キム・テギュン(ハンファ、元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。韓国代表の先発ソン・スンジュン(ロッテ)は3回表3塁打を打たれ、次の打者が投手強襲のヒットを打ち1-1の同点を許した。4回途中から登板した2番手チャ・ウチャン(サムソン)は無失点を続け、韓国代表は6回裏、キム・ヒョンス(トゥサン)のタイムリーで2-1と勝ち越した。
8回表、韓国代表の3番手チョン・デヒョン(ロッテ)が打者1人を抑えると、代わった4番手ノ・ギョンウン(トゥサン)は味方のエラーもあってピンチを招き、犠牲フライを打たれ2-2の同点に追いつかれた。9回表は5番手ソ・ジェウン(キア)が無失点に抑えたが、打線は初歩的な走塁ミスもあって勝ち越し点を奪えず、9回終了で2-2の同点だったが引き分けと終わった。
これで韓国代表は2013WBC開幕前に予定されていたすべての練習試合を終えた。キャンプ地の台湾入り後NCと4試合、台湾のチームと2試合練習試合を行ったが、2勝3敗1分けの成績で、特に打線の不振が目立った。
韓国代表は3月2日20時半(日本・韓国時間)、台中洲際野球場で2013WBC1次ラウンドB組の緒戦、オランダ戦を迎える。